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「うちの子のはいはい何か違う…」赤ちゃんの“はいはい”から“あんよ”まで、どんな流れで進むの?【小児科医】

更新

1歳前後の赤ちゃんの体は、たった数カ月でめまぐるしく発達します。とくに、気になる人が多いのが、はいはいからあんよまでの流れではないでしょうか。
赤ちゃんの主な運動発達の流れについて、小児科医の黒澤照喜先生に教えてもらいました。

【8~9カ月ごろの発達キーワード】はいはい

両手・両足の協調運動によって、前後に移動することをはいはいと呼びます。赤ちゃんによって、ずりばいや高ばいをする子もいますが、これらもはいはいのスタイルのひとつと考えていいそうです。

「おなかをつけたままずりずりと進むずりばいや、おしりを高く上げた高ばいなども、すべてはいはいのバリエーションのひとつです。
両手と両ひざをついておしりを上げる、いわゆる普通のはいはいをしないことに悩むママやパパもいますが、発達的にとくに問題はないので、見守っていて大丈夫です。
はいはいが始まると、赤ちゃんの行動範囲が広がり、今まで以上に周囲に興味を持つようになります」(黒澤先生)

【10~11カ月ごろの発達キーワード1】つかまり立ち

脚の力が強くなって、ローテーブルや親の脚などにつかまって、自分で立ち上がるのがつかまり立ちです。

「最初のうちは不安定ですが、徐々に長い間つかまって立っていられるようになります。慣れてくると、つま先立ちになったり、片手を離すようになったりすることもあります。
そのあと、支えていた手を動かして、脚を横に移動させる伝い歩きに移行します」(黒澤先生)

【10~11カ月ごろの発達キーワード2】立っち

脚だけで体重を支える感覚が育ってくると、足の裏を床につけて、体全体を支え、何かにつかまらなくても直立できるように。これが立っちです。

「最初は、バランスをとるために手を上げたり、両脚を肩幅と同じくらいに広げたりすることもあります。やがて、背筋を伸ばして立つようになります」(黒澤先生)

【1才~の発達キーワード】あんよ

何かにつかまることなく、両手でバランスをとりながら、脚を交互に運んで前に進めることを指します。

「多くの子が1才6カ月までにひとりであんよをし始めますが、個人差が大きいのが特徴です。
最初はよちよち歩きですが、しだいにバランスをうまくとれるようになり、すたすた歩けるようになるでしょう」(黒澤先生)

監修/黒澤照喜先生 撮影/有坂政晴[STUH] 取材・文/ひよこクラブ編集部

首がすわったと思ったら、あっという間にはいはいができるようになり、足腰が強くなって一人で立ったり歩いたり…。この時期は、できることがどんどん増えるので、変化に驚くかもしれません。
どのように発達していくのか流れを押さえておくことで、安心して成長を見守れるのではないでしょうか。

参考/『後期のひよこクラブ』2023年秋号 特集「8カ月~2才まで ママ・パパが気になることすべて月齢別にお答えします」

●記事の内容は2023年9月の情報で、現在と異なる場合があります。

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