【成長日記7カ月】腰がしっかりしてきて、おすわりまであと少し!<高橋莉緒ちゃん第9回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
莉緒(りお)ちゃんが7カ月に入って腰が安定してきたのを感じ、「おすわりまであと一歩!」と楽しみにしているママとパパ。ストローマグも使えるようになり、できることがどんどん増えています。
高橋莉緒ちゃん&麻里さん&宙さん
キャンプが好きなママと、フルマラソンに挑戦するほど、走るのが大好きなパパ。莉緒ちゃんの動きが活発になり、おむつ替えに苦戦したり、抱っこしているときに髪を引っ張られたりと、大変なことも増えてきましたが、2人で育児を楽しんでいます。
家族3人でテーブルを囲めるように!
うつぶせの状態から、1人でおすわりの姿勢までできるようになりましたが、姿勢が安定するまではもう少しかかりそう。数秒間なら両手を床から離して座っていられますが、まだ不安定で後ろにひっくり返りそうなので、毎回ハラハラしながらそばで見守っています。
これまで離乳食のときはバウンサーを使っていましたが、腰がすわってきたのでテーブルチェアを使うようになりました。テーブルの天板を挟んで設置するタイプのベビーチェアで、大人と同じ環境でごはんを食べられるようになり、娘もうれしそう!?
離乳食は1日2回に。献立を考えたり、作り置きの量が増えたりと負担が増えてきました。離乳食の時間を考えると外出する時間が限られてしまい、1日の生活の中での時間配分の難しさも感じています。
足をピンと伸ばして高ばいのポーズ
うつぶせからおしりを持ち上げ、足をピンと伸ばして高ばいのポーズをするようになりました。ずりばい、はいはいができるようになったら、高ばいもするのかな?
歯のケアを始めました
離乳食を1日2回にしたタイミングで、歯のケアをするように。歯磨きに慣れるため、まずはシリコンの歯ブラシを娘に持たせて、口に入れるところから。ガーゼで仕上げ磨きもしています。
目の前にあるものに触りたがります
目の前にあるもの何にでも、すっと手を伸ばすようになりました。まわりに興味が出てきたのだと成長をうれしく思う半面、手の届くところにうっかり物を置かないよう、さらに注意が必要になってきました。
身長がぐんぐん伸びています
高橋莉緒ちゃんの発育曲線
高橋莉緒ちゃん7カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]8カ月ごろにはおすわりが安定するでしょう
個人差はありますが、7カ月ごろはおすわりがまだ不安定の子も多いです。ひっくり返ってけがをしないよう、ママが実践しているとおり近くで見守るなどの注意をしたいもの。自分からおすわりの姿勢になるのであれば、しばらくすれば安定するでしょう。
離乳食は、「作るのが大変、面倒」と感じるママ・パパが多いうえ、1日2回になると生活リズムの確立も必要に。1才以上になると大人の食事からの取り分けがしやすくなり、薄味に調整する必要はありますが調理がラクになる傾向が。それまでは負担が大きくならないように、市販のベビーフードなどをうまく取り入れるといいでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お出かけ・お散歩・外遊びの気がかり”について教えて!
【Q】子連れで人が多い場所に出かけるときの感染症対策は?
人が多いところには、赤ちゃん連れで出かけないようにしています。もし混んでいる場所に出かける用事ができた場合、感染症が心配。外出先での赤ちゃんの感染症対策を教えてください。
【A】密になる場所、閉鎖的な空間に行くときは事前のワクチン接種も検討を
コロナ禍を経て、感染症対策の基本はすでに知っているママ・パパが多いと思います。まずは赤ちゃんのそばにいる大人が手洗いなどの基本的な対策を。人が密になる場所を避けるのも重要な感染症対策で、屋外よりも閉鎖された空間のほうが感染リスクは高いです。たとえば、帰省のために混雑する新幹線に乗るなど、人が多い閉鎖空間に行く用事があるなどの場合は、予定日から逆算してワクチンの接種を検討するといいでしょう。コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、生後6カ月から接種できます。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年10月現在のものです。