【成長日記9カ月】はいはいで活動範囲が拡大中!<山本彩葉ちゃん第9回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
ますます動きが活発になり、はいはいで活動範囲が広がった9カ月の山本彩葉(いろは)ちゃん。自由に動けないバウンサーはもうイヤイヤ~。のびのび遊べるボールプールがお気に入りです♪
山本彩葉ちゃん&萌さん&周平さん
同じ職場で出会ったママとパパ。結婚3年目で彩葉ちゃんが生まれました。ママは現在育休中。パパは彩葉ちゃんが2カ月のころに、約1カ月間の育休を取得しました。最近は、パパの仕事がお休みの日に、3人でお散歩や買い物に出かけるのが楽しみなのだとか。
ずりばいからはいはいにステップアップ!
手先が器用になり、手指の力もついてきたみたい。おもちゃや哺乳びんをしっかりつかめるようになりました。積み木を両手に持ってカチカチとぶつけるなど、自分なりに楽しく遊んでいる様子も。その反面、私のバッグから中の物を全部出したり、棚を開けたりと、今までとは違ういたずらをしていることがあるので、ますます目が離せません。
少し前はずりばいで移動していましたが、おなかを床から離してはいはいができるように。名前を呼んで手を差し伸べると、はいはいで近寄ってくるのでうれしくなります。
専用デスクでお勉強中?
ベルトで固定されるバウンサーを嫌がるようになったこともあり、ホップルの「コロコロチェア&デスク」を購入。おすわりが安定してきたので、チェアに座って絵本をめくってながめたり、おもちゃで遊んだり、楽しく活用しています。成長に合わせて座面の高さが変えられて長く使えることが購入の決め手となりました。
食欲旺盛! 「もっと、もっと~!」
離乳食は月齢に合わせた目安の量を参考に盛りつけていますが、全部食べても満足せず、もっと食べたい様子。ほぼ毎回おかわりしています。手づかみ食べも上手になり、マイペースに食事を楽しんでいます。
下の歯が2本生えてきました
下の歯が2本生えてきたので歯のケアを始めました。歯ブラシを嫌がるかなと心配でしたが、自分で持てる赤ちゃん用歯ブラシはガシガシかむのが心地いいみたい。まずは第一段階クリアかな!
離乳食をもりもり食べ、元気に成長中
山本彩葉ちゃんの発育曲線
山本彩葉ちゃん9カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]手先が器用になり、言葉の理解も進んで順調な発達です
移動運動、手の運動ともに順調な発達です。身のまわりの物に興味津々のようですね。いたずらは危なくない範囲なら自由にさせてもいいですが、手が器用になったぶん、危険ないたずらも増えるので、より一層の注意が必要です。名前を呼ばれたことがわかるのか、「おいで」がわかるのか、言葉の理解も順調に進んでいます。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“寒い季節のお世話・体調管理の気がかり”について教えて!
【Q】なぜ、室内では靴下を履かせないほうがいいの?
外出時は靴下を履かせていますが、室内では赤ちゃんに靴下を履かせないほうがいいと聞いて履かせていません。床の上で遊んでいると、娘の手足が冷たくなっていることがあり、靴下を履かせたほうがいいのかなと思うことも。「室内では赤ちゃんに靴下を履かせないほうがいい」というのはなぜなのでしょうか?
【A】歩行の発達のためには、はだしがおすすめ。ただし、足が冷えていたら靴下で保温しても
立って歩くには、はだしでしっかり床を踏みしめることが大切です。そのため、歩行の発達には、はだしがおすすめ。つかまり立ちや立っちを始めたばかりの赤ちゃんに靴下を履かせることで、すべって転ぶリスクもあります。
そのような理由から「室内では赤ちゃんに靴下を履かせないほうがいい」と言われることがありますが、室内で靴下を履かせてはいけないわけではないんです。
また、よく「足で体温調節をしているから、靴下を履かせないほうがいい」と言われますが、これは一部正解で、一部誤解です。人間の体には気温、室温が低いと足や手に流れる血液を減らし体温の放散を防いで体温が下がらないようにする機能が備わっています。逆に暑いと手や足から体温を放散し、体温の上昇を防ぎます。そのため、赤ちゃんの手足が冷えているときは、寒いと感じている可能性が高いので、保温が必要。靴下を履かせるか、暖房などで室温を上げるといいでしょう。体が温まってくると、手足も温かくなります。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2024年1月現在のものです。