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【月齢別】0歳児ベビーの2月の様子&お世話ポイント

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1月生まれちゃんから順に2月のお世話のポイントをご紹介します。お子さんのお誕生月の情報をチェックしてくださいね。

お誕生月別に2月の赤ちゃんの様子&お世話ポイントをご紹介!

1月生まれ(生後1ヶ月)

視力や聴覚が発達してきます。ママやパパが近づくとジッと見つめたり、光を見つめるようになります。また、泣いているときに声をかけたり、音の出るガラガラを振ると、泣きやんだり、ジッと聞いているような様子がみられます。

昼夜の区別なく、赤ちゃんのペースに合わせたお世話の毎日。おっぱいも「欲しがったら飲ませる」が続きます。ママもつらい時期ですが、授乳のリズムができてくるまでもう少しです。家事もお世話も無理をせず、パパや周囲の協力を得ながら乗りきりましょう。母乳不足が心配なときは、母乳外来や1ヶ月健診で相談しましょう。

かかるとこわい病気から赤ちゃんを守るために、1歳までに受けておきたい予防接種はたくさんあります。生後2ヶ月から受けられるものもあるので、なるべく早く受けましょう。集団接種の予定を優先し、それ以外のワクチンは同時接種するとよいでしょう。受け方に迷ったら、1ヶ月健診、またはかかりつけ医に相談しましょう。

退院してからずっと室内で過ごしていた「生後1ヶ月」の赤ちゃん。大人といっしょのおふろや外気浴もスタートします。やさしく声をかけながらお世話をしましょう。

2月生まれ(生後0ヶ月 新生児)

赤ちゃんは新陳代謝が盛んなため、体温は37度前後と高めです。呼吸や脈拍も大人の倍以上の速さ。このころは、鼻呼吸が中心で、口で上手に呼吸ができません。鼻が詰まるとフガフガすることもありますが、おっぱいを飲むとき苦しくないようなら心配ありません。

また、視力は0.01~0.05くらいと言われ、目の前から約30cm先にあるものがぼんやり見える程度です。とくに、人の顔を認識しやすいといわれ、明暗にも敏感です。耳はよく聞こえています。おっぱいのにおいや甘い味、寒い、暑い、痛いなどもわかります。

赤ちゃんは体温調節がまだうまくできないので、1ヶ月健診のころまで室内で過ごしましょう。寒い時期なので、暖房を入れて室温が下がりすぎないようにします。ただし、時々窓を開けて空気を入れ換えましょう。湿度は50~60%くらいに保ちます。

新生児期の赤ちゃんとの生活は、おっぱいやおむつ替えに追われますが、赤ちゃんとのコミュニケーションはこれでOK。体を休めながら乗りきってくださいね。

3月生まれ(生後11ヶ月)

生後11ヶ月になると、お昼寝が1回にまとまり、その分、夜ぐっすり眠るようになってきます。昼寝が長すぎたり、遅い時間まで寝ていたりすると、夜寝る時間が遅くなってしまいます。昼寝は2時間以内と決め、15時までには起こすようにしましょう。

また、赤ちゃんの前歯が上下4本ずつ生えてきたら、夕食を食べてから寝るまでの間に歯磨きをして、汚れを落とすようにしましょう。まだ遊び感覚でいいので、自分で磨いてからママやパパが仕上げ磨きをする流れを習慣にするのもいいですね。虫歯の予防には、決まった時間以外に飲んだり食べたりさせないこと、甘いものを控えることも大切です。夜の歯磨きを習慣にして、虫歯の予防をしましょう。

赤ちゃんの指先が器用になり、親指と人差し指で小さなものをつかんだり、ふたの開け閉めができるようになります。また、手や腕もよく動くようになるので、ものを投げるのが楽しく、身近なものを何でも投げます。拾ってあげると喜んで、また投げます。

4月生まれ(生後10ヶ月)

大人が「バイバイ」「バンザイ」などと言いながら身振りを見せると、まねをするようになります。くり返すうちに、その言葉を聞いただけで身振りをするようになります。ママやパパの言葉の発音をまねて、ゴニョゴニョと声を出す子も。赤ちゃんが大人の言葉をまねて声を出したら、返事をしてあげましょう。

厳冬の時期で、冷え込む日が多い2月ですが、天気のいい日は公園で外遊びをしましょう。たくさん遊ぶと食欲が出てきて、夜はぐっすり。20時ごろには寝かせて、早寝早起きのリズムを定着させましょう。

外出時は厚手のはおりものでしっかり防寒対策をしましょう。室内では、ボディ肌着に、トレーナーとズボン、外出時は帽子などで寒さから身を守ります。また、暖房のきいた暖かい室内ではくつ下は必要ありません。くつ下をはかせると、はいはいやつかまり立ちをするときにじゃまになることもあります。暖房の効いた部屋にいるときは、汗ばんでいないか小まめにチェックをしましょう。

5月生まれ(生後9ヶ月)

そろそろ栄養のメインがおっぱい・ミルクから離乳食に入れ替わります。離乳食がしっかり食べられるようになると、食後のおっぱい・ミルクの量は徐々に減っていきます。

上手にモグモグして飲み込めるようになってきたら、離乳食を1日3回にしましょう。栄養の60~70%を離乳食からとるようになります。舌でつぶせないバナナくらいのかたさのものを口の中で左右に移動させ、歯ぐきでかんで食べるのが目標です。そろそろコップで飲む練習もしましょう。最初は浅めの小さい器に少量の飲みものを入れ、ママやパパが器をゆっくり傾けてあげます。

9~10ヶ月健診では、はいはいの様子やつかまり立ち、指先でものをつまめるか、赤ちゃんの両わきを持って抱き上げ、体を急に前に傾けたとき両腕を前に出してバランスをとろうとするか(パラシュート反射)などのチェックが。発育・発達のチェックだけでなく、育児相談や離乳食アドバイスなども受けられるので、積極的に受けましょう。

6月生まれ(生後8ヶ月)

はいはいをする子が多くなります。最初は腹ばいから後ずさりしたり、回転したり、おなかをつけたままひじを使って進む「ずりばい」から始まり、やがて両手、両ひざを使って移動するはいはいになっていきます。はいはいをせずにつかまり立ちする子もいますが、心配はいりません。

また、おすわりが安定し、座ったままで横にあるおもちゃを取れるようになります。また、おすわりの状態から、ものにつかまって少し腰を上げることもできるようになります。
運動量が増えるので食べる量が増えてきます。

人見知りがピークになるころです。人見知りが激しいと、ママもパパも困ってしまいますが、まずはしっかり抱っこして安心させてあげましょう。ママやパパが楽しそうに話す様子を見せて、その人がこわい人ではないことがわかると、おさまる場合もあります。発達の過程なので、おおらかに見守ってあげましょう。1歳を過ぎればおさまってきます。

冷え込む日が多いので、外出時は暖かいはおりものや帽子でしっかり防寒対策をしましょう。室内では、ボディ肌着に、トレーナーとズボンが基本です。暖房のきいた部屋にいるときは、汗ばんでいないか小まめにチェックをしましょう。

7月生まれ(生後7ヶ月)

食べさせるときに、「モグモグしようね」と言いながら、ママやパパもモグモグと口を動かすと、赤ちゃんも口元を見て、まねをするようになります。意味はわからなくても、繰り返していくなかで、動作と言葉が少しずつつながり、やがて意味のある言葉になっていきます。

また、生後7ヶ月になると、離乳食も1日2回が定着して、生活リズムも規則正しく整ってきます。朝起きたら着替えて顔をふく、外から帰ったら手と顔をふく、寝る前にパジャマに着替えるなど、毎日繰り返すことで、清潔にすると気持ちがいいという感覚が身についてきます。

寒さの厳しい時期ですが、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、活動量も多いので、そんなに寒さを感じていないものです。衣類は大人よりも1枚少なくを心がけて。赤ちゃんの手足が冷たいと心配になりますが、暖房のきいた暖かい室内ではくつ下は必要ありません。くつ下をはかせると、これからはいはいなどをするときに、動きのじゃまになることもあります。

8月生まれ(生後6ヶ月)

これまでは主に不快なことを訴えるために泣いていましたが、さまざまな理由や目的があって泣くようになります。「もっと離乳食を食べたい」「好きなおもちゃを取ってほしい」などの要求を訴えるために泣いたりするように。赤ちゃんのしぐさや様子から要求を理解し、解決してあげるようにしましょう。

また、少しの間なら一人でおすわりができるようになります。しかし、最初のうちは、背中を丸めて、前に両手をつく不安定な姿勢なので、倒れて頭をぶつけないように注意して。寝返りが上達し、脚で勢いをつけなくても、腰をひねってクルリと回転できるようになります。

6~7ヶ月健診では、おすわりや寝返りなどの様子をチェックします。ただし、個人差が出始める時期で、寝返りはしなくても心配ありません。手の機能、人見知りやおもちゃへの興味なども診ます。育児の心配など気になることを相談することもできます。6~7ヶ月健診を実施していない自治体では、自費になりますが、医療機関で受けられます。

9月生まれ(生後5ヶ月)

そろそろ離乳食を始めます。生まれたばかりの赤ちゃんは口の中にものを入れると、舌で押し出す反射があります。この反射が残っているようだと、スプーンで食べるのは難しいので少し様子を見て再チャレンジを。生後6ヶ月の間には始めましょう。

まずは、トロトロ状のものを飲み込む練習をします。1日1回、なるべく午前中の授乳の時間を離乳食にあて、10倍がゆをなめらかにすりつぶしたものから始めます。初めて食べさせるものは1さじから始め、徐々に増やします。自分で離乳食を取り込み、唇を閉じて舌で奥に移動させ、飲み込むことが目標。皮膚やうんちの様子をみながら、いも、野菜、絹ごし豆腐などの裏ごしも試していきましょう。

早い子は寝返りを始める場合も。腰をひねって脚を交差させ、その勢いで体を回転させますが、下側の腕が抜けなくなったり、うつぶせからあおむけに戻れないこともあるので、そばで見守りましょう。脚の力が強くなり、ひざの上に立たせるとピョンピョンと跳ねます。

10月生まれ(生後4ヶ月)

盛んに指しゃぶりをします。指だけでなくこぶしごと口に入れたり、自分の足を持ってなめる子もいます。これは、なめて自分の体を確かめる遊びの一種です。「汚いからと」とやめさせたりせず、存分にやらせてあげましょう。

このころの赤ちゃんは、手に触れたものをつかんで口にもっていきます。手の届く範囲にあるものが安全で、飲み込む危険のないものかどうか確認しましょう。テーブルの上なら届かないと思っても、垂れていたコードを引っ張って湯沸かしポットが倒れ落ちることもあります。赤ちゃんの目の高さから部屋を見回し、危険なものは片付けましょう。

生後4ヶ月になると、首がしっかりとすわってくるので、両わきを支えた赤ちゃんをママやパパのひざの上に乗せて揺らしたり、「たかいたかい」をしたりして、体を使った遊びが楽しめます。また、おんぶもできるようになるので、赤ちゃんが甘えて泣いてもかまってあげられないときは、おんぶをして用事をすることができます。

11月生まれ(生後3ヶ月)

生後3ヶ月前後の赤ちゃんは、夕方になるとグズグズ泣くことがあります。これは、「たそがれ泣き」「3ヶ月コリック」などと呼ばれるもので、原因はよくわかっていません。生後5~6ヶ月ごろには自然と治まることが多いので、あまり心配しないで。

授乳の回数、間隔がだいたい決まり、夜中の授乳がなくなってきます。おっぱいやミルクの飲み方に余裕が出てきて、周囲をキョロキョロながめながら飲んだりする、ながら飲みができるようになります。一方、飲んだり飲まなかったりする飲みムラも出てきます。

少しずつ握る力がついてくる「生後3ヶ月」の赤ちゃんは、にぎにぎ遊びが楽しめるようになってきます。やわらかいガーゼハンカチ、タオルなどを赤ちゃんの手に触れるように近づけ、握らせます。上手に握れたら、ママやパパと赤ちゃんで引っ張りっこしてみましょう。

寒い季節ですが、室内では短肌着+カバーオール1枚でOK。外出するときは、厚手のはおりものや帽子で暖かくして出かけましょう。また、着すぎて汗をかいていないか、背中に手を入れてこまめにチェックしましょう。

12月生まれ(生後2ヶ月)

おっぱいやミルクを飲むことが上手になり、満腹の感覚がわかるようになります。おなかがいっぱいになると飲むのをやめるようになるため、一時的に飲む量が減ることがあります。ママと目が合うと、そちらに興味が向き、吸うのをやめてしまうことも。短時間で必要な量を飲めるようになり、満腹になると自分で乳首を離す赤ちゃんもいます。

母乳の場合、赤ちゃんの飲む量とママの乳汁量が一致してくるので、授乳ペースは赤ちゃんに合わせて。ミルクの場合は1日6回ぐらいが目安です。授乳のあとに泣き出しても、すぐ授乳するのではなく、泣く理由を探して解決するようにしていきましょう。

昼間起きている時間が少しずつ長くなってきます。少しずつ生活リズムを整えるようにしていきましょう。夜は部屋を暗く静かに保ち、朝はカーテンを開けて太陽の光を入れるようにして、昼夜の区別をつけていきます。決まった時間に10~15分程度の散歩をするのもいいでしょう。

寝かせてしばらくすると、最初の位置から移動していることがあります。手足をバタバタしたり、顔を動かしたり、グーンと伸びたりするうちに少しずつ動いてしまうのです。「まだ動かないから」と、ソファや大人のベッドに寝かせたまま目を離すのは危険です。ベビーベッドに寝かせたら、必ず柵を上げる習慣をつけましょう。

寒い日が続きますが、室内では着せすぎに注意して過ごしましょう。
(文:たまひよONLINE編集部)
参考:『1月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)他

●赤ちゃんの発達には個人差があり、必ずしも記事どおりでない場合もあります。

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