育休明けに子乗せ自転車を購入、でも…半年後「後悔」することに
保育園などへの入園をきっかけに、子乗せ自転車を購入した方、もしくは、購入を検討中の方も多いのではないでしょうか。今回、子乗せ自転車にまつわる体験談をお届けします。
こんにちは。9歳男の子と6歳女の子の育児に奮闘中、ママライターnicoaiです。保育士をしていましたが2人目出産を期に退職。子どもには慣れていたつもりでしたが、いざママになってみると大変さは想像以上! でも、それを上回る喜びや感動を日々感じています。チャイルドコーチング、チャイルドカウンセラーの資格を取得し、たくさんのママやパパと育児の楽しさを分かち合うことを目標に活動中。育児のモチベーションや効率がアップするグッズ探しも楽しみのひとつです。
育休明けの子乗せ自転車購入、電動アシストは必要?
育休を終え職場復帰する時を目安に、子どもを乗せて走行できる「子乗せ自転車」の購入を検討しているママやパパも多いのではないでしょうか?
その時に悩むのは電動アシスト付きが良いか、手ごろな値段で購入できる電動アシスト付きでない自転車か…。
私の場合、育休が明けるタイミングで電動アシスト付きでない子乗せ自転車を購入し、数年後に電動アシスト付きの子乗せ自転車買い替えが必要になってしまいました。育休中は数年先の状況を想像できずにいたためです。今回は、そんな私の失敗談を当時の生活状況と共にお伝えします。
育休明けの子乗せ自転車購入。電動アシストなしを選んだ結果は…
子どもが約1歳半の時、育休を終え職場復帰をすることになりました。子どもの預け先の保育園が決まると、自宅からの道をリサーチ。すると、子どもをベビーカーに乗せていくか、手をつないで歩くこともできる距離でした。
しかし、うちの子どもはベビーカーを嫌がるタイプで、歩く際も寄り道が多く、なかなかたどり着けません。子乗せ自転車が必要という結論になりました。それから子乗せ自転車のリサーチを始めました。電動アシスト付き自転車の相場は約13万円。対する電動アシストなしの子乗せ自転車は6万円ほどで販売されていました。
どちらがいいか迷ったのですが、決め手は自宅から保育園まで、そして通勤に使う駅までに大きな坂がなかった点。電動アシスト付きでなくても困ることはないと判断しました。
電動アシストなしの自転車を購入、半年後「後悔」することに
電動アシストなしの自転車を購入し、通園・通勤を始めました。初めのうちは問題なく走行できていたのですが…。しばらくすると子どもが園に行くのを嫌がるようになりました。すると、走行中に体をゆすることがあり、グラグラして力強くこぐのが難しいと感じました。
また2人目を妊娠すると、それまでは何も感じていなかったちょっとした上り坂でも息が上がるようになりました。つわりの時期や仕事で疲れている時は、特にしんどかったです。
思っていた以上に2歳前後の子どもを自転車に乗せて走るのは大変でした。仕事の疲れや次の出産の可能性を考えて、電動アシスト付きの子乗せ自転車を購入すべきだったと後悔しました。
そんな不満を感じつつ、電動アシストなしの子乗せ自転車での通園・通勤を続けました。
子どもが転園、やむを得ず電動アシスト付き自転車に買い替え
その後もなんとか電動アシストなしの子乗せ自転車で生活をしていたのですが、子どもが他の園に転園することになるとさらに過酷に! その園は大きな坂を越えないといけない場所にありました。
「バス通園だから、なんとかなるだろう…」と考えていたのですが、案外園に行く機会は多いもの。自転車に、2人の子どもを乗せられるよう、新たな子ども用座席を1つ追加で着けて園に向かいました。
電動アシストなしの子乗せ自転車だと、下の子を前の座席のまま、上の子を後ろの座席から降ろして歩かせ、自転車を押して坂を登ることに…。
こんなことが何度か続くとついに限界を感じ、夫に相談して電動アシスト付き子乗せ自転車に買い替えることにしました。すると、2人を自転車に乗せたままでもラクラク坂を登れてとても快適!スピードも出るようになり子どもたちも大喜びで乗ってくれるようになりました。
子乗せ自転車は長く使うもの。未来の状況を想定して購入がおすすめ!
まだまだ乗れるはずだった、電動アシストなしの子乗せ自転車。それなのに、こんなに早く買い替えをすることになるなら、初めから電動アシスト付きの子乗せ自転車を購入しておくべきだったと思います。
現在は、電動アシスト付き自転車生活5年目。6歳の下の子の園の送り迎えの道のりには、坂はありません。けれど、少し遠くの友達の家や、遠くの習い事に自転車で連れて行くことも。そんな時も、疲れ知らずにラクラク移動できます。電動アシスト付き子乗せ自転車は、購入以来わが家の生活になくてはならないものになっています。
子乗せ自転車の購入を検討するときは、その時の状況だけでなく数年先の未来を想像しておくことが必要だと思いました。転園や転職、妊娠、引っ越しの可能性はないか。子どもが習い事を始める時、他の移動手段はあるかなど。事前によく考えておくことで、購入した子乗せ自転車を長く使い続けることができると思います。
[nicoai*プロフィール]
2児の育児に奮闘中のママライターnicoaiです。保育士をしていましたが2人目出産を期に退職。子どもへの探求心は尽きず、チャイルドコーチング、チャイルドカウンセラー等の資格を取得。育児をより楽しく! をモットーに、ライターとして発信するほか、子育てイベントを開催することも。
※この記事は個人の体験談です。記事に掲載の画像はイメージです。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開したものです。