「疲れてるときは動かないほうがいい♪なぜなら~」疲労MAXのママ・パパ失敗談を歌にのせたSNS投稿が話題!とまぱんさんインタビュー
インスタのフォロワーが2.7万人のとまぱんさんは、6歳の娘と夫と3人暮らしのイラストレーター。とまぱんさんは日々の出来事を漫画にしてSNSに投稿していますが、なかでも「面白い!」「わかる!」と共感を集めているのが“疲れてるときは動かない方がいいの歌”シリーズ。とまぱんさんのフォロワーから寄せられた、家事・育児・仕事で疲れている時のママ・パパの失敗談を、とまぱんさんがイラストにして投稿しています。
今回はとまぱんさんに、“疲れてるときは動かない方がいいの歌”を描こうと思ったきっかけや、自身の子育てについてお話を聞きました。
フォロワーの失敗談をイラストに
――“疲れてるときは動かない方がいいの歌”を作ったきっかけを教えてください。
とまぱん「インスタで自分の失敗談を投稿したときに、コメント欄でフォロワーさんたちが自分自身の失敗談を書いてくれました。私の失敗談よりフォロワーさんの失敗談のほうがはるかに面白かったので、それをもとに“疲れてるときは動かない方がいいの歌”を描かせていただきました」
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜夫にやっちゃった編〜①
<どう考えても疲れています>
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜夫にやっちゃった編〜②
<お弁当のフタにふりかけちゃった…>
――育児中、大変だった時のことを教えてください。
とまぱん「今、娘は6歳になり、だいぶ子育てが楽になってきました。
1番大変だった時期は2、3歳の時でした。いつ大声で癇癪を起こすか分からなかったので外出はいつもドキドキしていました。自宅から駅まではバスを使っていたんですが、バスで癇癪を起こしてしまうのが怖かったので(電車と違って、一旦降りるということが難しかったので)いつも自宅から駅まで毎回50分ほどかけて歩いていたのを覚えています。
言葉も遅かったので何で怒っているのか分からず、とても苦労した時期でした。手を繋ぐのを嫌がったので急に走ったり飛び出したりと、いつも危険と隣り合わせでした。今思えば、その頃は毎日育児疲れしていました」
「湯沸かし器をコンロに…」疲れた時は動かない方がいい!
――とまぱんさんが「疲れてるときは動かない方がいい」と思った体験を教えてください。
とまぱん「幼稚園で写真を購入したら、全く知らない子の写真を買っていました。疲れていて知らない子が娘に見えたのかもしれません。あとはよくズボンのチャックを閉め忘れます。ママ友が指摘してくれて助かっています(笑)」
とまぱんさんが幼稚園の写真を買ったら……
<知らない子の写真が手元に届いた>
――“疲れてるときは動かない方がいいの歌”の中で気に入っているエピソードを教えてください。
とまぱん「フォロワーさんの体験談で、湯沸かし器をコンロに載せて火をかけてしまった体験談がとっても面白かったです。写真も見せていただいたのですが、見事に溶けていました。大事にいたらなかったようでよかったです」
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜キッチン編〜①
<うっかりにも程がある!>
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜キッチン編〜②
<なぜこんなものが冷蔵庫に……>
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜キッチン編〜③
<卵の殻炒めの出来上がり>
ママ・パパが疲れている時は危険がいっぱい
――育児・家事を頑張っているママ・パパたちに伝えたいことはありますか?
とまぱん「育児に疲れていたある日、湯沸かし器を娘の手の届く場所にふと置いてしまいました。中にお湯は少ししか入っていなかったのですが、娘が手を伸ばしてしまったため軽症の火傷を負わせてしまいました。いつもは気をつけていてそんなところには置かないのですが、疲れていて無意識に置いてしまったのだと思います。『疲れてるときは無理に動かないほうがいい!』と強く思ったきっかけでした。
育児はいつも危険と隣り合わせです。特にまだ幼いお子さんの育児をしているママ・パパは、常に緊張で張り詰めていると思います。自分やお子さんを守るためにも、ぜひ疲れているときはぐーたらしてください〜!」
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜パパ編〜①
<仕事用のカバンに娘の人形>
疲れてるときは動かない方がいいの歌 〜パパ編〜②
<ママ、恥ずかしくて泣きそう〜>
娘さんが2、3歳頃は癇癪に悩んでいて、育児で疲れていたと話してくれたとまぱんさん。疲れている時は注意力や判断力が鈍って、思わぬことをしでかしてしまうこともありますよね。とまぱんさんの“疲れてるときは動かない方がいいの歌”は面白いだけでなく、「毎日お疲れ様。たまにはゆっくり休んでね」と、つい頑張り過ぎちゃうママ・パパへのメッセージも込められています。忙しくてしんどいときこそ「疲れてるときは動かない方がいい♪」を意識して、自分を癒す時間を作ってくださいね。(文・清川優美)
プロフィール /とまぱん
2017年産まれの娘を育てているイラストレーター。インスタグラム(@tomapan113615)で育児漫画を更新中。
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2024年1月の情報で、現在と異なる場合があります。