2,921人のリアルな声!あるとうれしい公的な子育て支援策は?
妊娠・出産・子育ての中で非常に助けになるのは各種公的子育て支援策。
国や各自治体で援助してもらえる制度があれば積極的に利用したいもの。また、それがより充実したり、増えたりすることは子育て世代にはとてもうれしいことですよね。
今回は、子育て支援策についての先輩ママたちのリアルな声をご紹介します。
(2017年2月23日~2017年2月26日、全国のウィメンズパーク会員2,921名に実施した「うれしい!こんな子育て支援策」というアンケートを元にしています。)
「実際に最も役立った子育て支援はなんですか?」
第1位 子ども医療費助成 1,489人
第2位 出産育児一時金 606人
第3位 児童手当 570人
第4位 妊婦健診助成 181人
第5位 行政開催のイベント 38人
第6位 その他 37人
第1位は、子どもの保険診療による医療費を一部助成してくれる「子ども医療費助成」。どんなふうに役立ったのか、実際に利用したママのコメントを見てみましょう。
小さい頃は病院へ行く事が多いので、医療費の負担が少なかったのはすごく助かった」
「手術したので無料は助かりました」
「持病があるので、医療費だけで月万単位でお金がかかります。医療費助成の充実した自治体は本当にありがたいです。全国一律にしてほしいです」
口コミでもありますが、「子ども医療費助成」は、全国の都道府県および市町村で、対象の年齢、医療費(通院・入院)負担の割合などが違うため、住んでいる自治体の助成内容はよく確認しておきましょう。
その他の制度についても、自分の住んでいる地域はどうなのか、しっかりチェックしておきたいところです。
「こんな子育て支援があったらうれしい! 」(複数回答)
第1位 大学まで学費無料 2,239人
第2位 保育園・幼稚園無料 1,276人
第3位 給食無料 1,264人
第4位 妊婦健診無料 973人
第5位 病児保育の充実 867人
第6位 その他 92人
続いて「こんな子育て支援があったらうれしい! 」には、第1位「大学まで学費無料」、第2位「保育園・幼稚園無料」と続きました。
教育費に対する金銭的援助を望む声が多いことが分かります。
リアルな声をPICK UP!
具体的には、どんな支援が「うれしい!」のでしょうか?
「保育園が無料になればもっと働くママが増えると思う」
「どうしても仕事が休めないときの、子どもの預け場所がほしい。自宅に病児シッターが来てくれるパターンも助成がほしい。未就学児だけでなく、小学校、中学年くらいまでほしい!!それくらいまでは一人で家においておけないから」
「予防接種もすべて無料になればいいのにな」
「義務教育といってもこまごまお金がかかります。大学まで、とは言いませんが ほとんどの子どもが進学する高校まで学費無料になればいいな」
「無料にこしたことはないけど、全部無料になったら税負担がおそろしくなりそう」
「無料は義務教育だけでも十分ありがたいです」
できるかぎりの援助をしてほしいという気持ちもありながら、税負担の影響などもきちんと考えている様子がうかがえます。
最後にどの年代を対象にした支援を充実してもらいたいかをアンケートで聞いてみました。
「誰を対象にした支援が充実するといい? 」(複数回答)
第1位 小学生 1,773人
第2位 幼児(未就学児) 1,764人
第3位 中学生 1,606人
第4位 高校生 1,542人
第5位 乳幼児(0歳児) 1,401人
第6位 妊婦 1,085人
第7位 女性 572人
第8位 その他 135人
塾、学童や習い事が増えてくる、「小学生」が第1位。
とはいえ、どの年代もそれなりに費用がかかるため、支援を求めている傾向が分かります。
「子どもの年齢があがるほど費用がかかるので」
「一番お金がかかる中高大に対する金銭的支援がほしい」
「学費など大学まで通うとなるとかなりのお金がかかる」
子育て支援策に関してのアンケートはいかがでしたでしたか?
気になった情報は、お近くの各自治体にお問い合わせをして、上手に子育て支援サービスを利用しましょう。(文・たまひよONLINE編集部)
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。