みんなは普通にできるのに、なぜか自分にはできないことは?
●3月26日は「ベートーベンの命日」
1827年3月26日に、作曲家・ベートーベンが亡くなりました。
体調を崩し4度の手術を受けましたが、この日の午後、息絶えたそうです。
葬儀は3日後の29日。葬列には、ウィーン在住のほとんどすべての作曲家が参加し、棺を担いだり、たいまつを掲げたりしながら付き添いました。その中の一人、ベートーベンを師と仰いだシューベルトは、遺言によりベートーベンの墓の横に埋葬されたそうです。
できなくてもよし! あたたかい目で見守ります
難聴であったことで知られるベートーベンは、どうであったか定かではありませんが、音楽家の多くは、絶対音感を持っていると聞きます。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、
「私には絶対音感があります。例えば、この曲はホ長調とかわかります。駅のアナウンスメロディやCMなどを聴けば弾けるので、子どもたちは大喜び!」
凡人にはマネのできない才能、うらやましいです。
逆に、凡人でもできるのに、自分にはできないというものも。
●不器用系
「りんごや野菜の皮むきができません。片手でリンゴを持ち、もう片方で包丁を持って皮をむけない…。高校の授業でりんごの皮むきのテストがあったけど、全く出来ず、先生も補習に付き合うのが面倒になり免除してもらいました」
今はピーラーがあるので、助かりますね!
「靴ヒモを結べない。一見普通に結べてるんだけど、なぜかやり方が違うのかすぐほどけてしまう。勤め先の制服のリボンは同僚に結んでもらってます」
靴ひもが苦手な人は多いです。スニーカーなら面ファスナー必須ですね。
「風船を膨らませることができません…。肺活量は普通なんですけどね。息を吐いてもびくともしない。コツってあるの?」
「口笛が吹けません。指パッチンも鳴らせません。子どもでもできるのに…」
「ウインクが出来ません。やろうとしても両目閉じてしまいます」
●リズム系
「タンバリンで、一定のリズムが刻めません。小学生の音楽会でタンバリンになったのですが、あまりにも下手で違う楽器に変えられました」
「リズム感なし…。文化祭のダンスでも、一人だけ違う方向を向いて踊っていました。ダンス教室では、私が辞めたら中級クラスにレベルアップしたそうです(笑)」
リズム感って才能なんでしょうか…カラオケでタンバリンを華麗に操る人がうらやましい!
●運動系
「しゃがめないんです。しゃがむとお尻から後ろに転がります。子どもの頃はぽっちゃり体型だからかと思っていたけど、痩せてからも出来ないんです。集合写真で前の人は座ってくださいと言われると困ります」
「逆上がり。人生で一度もできたことがない。クラスでできなかったの、私だけだったな…」
「運動系が全然できません! 自転車も人並みに乗りこなせず、子どもとの移動は徒歩メイン」
「幼稚園の子でもできるあのスキップができません。リズム感がまったくないんですよね。自分でも笑うしかないです」
大人になるとスキップをする機会はあまりないから、きっと大丈夫!
●計算系
「物を等分に切ったり、取り分けるのが苦手です。だいたい不平等。サイズ感の想像が下手で、作った料理を皿に移すと山盛りになったり、逆に余白がありすぎたり…。この荷物ならこの袋で充分!と思ったら入り切らなかったり、大きすぎたり…。脳のそういう機能が弱いんだろうなぁって思ってます」
理系、文系があるように、計算能力や視覚認知には大きな差がありますよね。
「買い物の割引の計算が出来ません。半額ならわかるけど、3割、7割引は無理。服や家具など高い買い物で勘違いしていて会計でビックリ!」
割り引きの計算間違いはよくします!
計算ができるようにならなくてもいいから、会計を気にしなくてすむ財力が欲しい!
人には得手不得手があるのは当たり前。
大人になれば、それでもなんとかやっていけるようになるから、気にしない、気にしない。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。