【俳優・敦士】春になって成長速度加速!?新学期初日に余裕の朝を過ごした息子と、言葉がどんどん増える娘が面白い!
2022年6月、46才で第2子が誕生した俳優、敦士さん。かつて人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」での体当たりのパフォーマンスが話題となった熱血パパです。この連載では、妻でモデルの結花子さんの妊娠・出産と、2人目育児のアレコレを夫目線・パパ目線で語ってもらいます!
「俳優:敦士 46才で2児の父になりました」第27回
親に言われても動かなかった息子が、新学期を迎えて成長!
4月になり2年生になった息子。
身体もグングン大きく育ってます。
着てる服も大きくなり、洗濯物をたたんで片づけようとしたときに妻の服とサイズ感の違いがあまりなくて、間違えてしまってることもちょいちょいあります。
そういうときに子どもの成長を感じますね。
息子は身体的な成長もそうですが、心も成長しています。
新年度、最初の登校の朝、今までだったら、親に『早く服着て』『もっと早く食べれないの?』『学校の用意はできてんの?』とかいろいろ言われてもすぐには動かなかった子が、自分からパパッと準備をして登校時間まで余った時間で大好きなYouTubeを見てるんですよ!!
何でしょうね、心の中で何が変わったんでしょうか。まあでも、この変化は親としてはうれしい限りです。
『何だよできるんじゃん!』って親は心の中で思ってますけどね。
この、息子のお兄ちゃんへの進化を止めないように褒めちぎりながら見守りたいと考えてます。
話せる言葉がどんどん増える娘を見ているのが楽しい
自分の意思を強く出せるようになってきて、行動や表情が格段に増えて見てて楽しくてしょうがないんですよ。
とくに最近はまだまだ単語レベルですが言葉を話すようになってきて、それが面白くて面白くて。
いちばん初めに理解できた言葉は『ママ』でした。
『パパ』のほうが早かった気がしますが、それは偶然飛び出しただけで、そのあとしばらくは言わなくなったんです。パパって最初に聞いたときは飛び上がるほどうれしかったんだけどなぁ。
で、子どもって面白くて『ママ』を覚えたらずっとママなんですよね。親のことをママと呼ぶんだと理解したんでしょう。
僕のことも、ずっとママと呼んでいましたから。なので『ママ、ママ』って呼んでても僕は呼ばれてるとは思わなくて。妻から呼んでるから振り向いてあげてって言われてやっと気づくみたいな感じでした。慣れるまでにはなかなか時間がかかりましたね。
それから『パパ』を覚えて。そしたら今度は妻のこともパパと呼ぶようになって。2人ともパパですから、妻は複雑な顔をしていましたね(笑)
まぁ、でもそのあといろいろ理解できるようになって、今ではママとパパは使い分けてます。
僕の実家では『父さん』『母さん』でしたから、自分がパパって呼ばれる日が来るなんてあまり考えたことがなかったもんですから、『パパ』という響きが新鮮で、うれしくてうれしくて。
ちなみに、息子のときは、『お母さん』『お父さん』と教えていたのですが、なぜか僕たち親が呼び合う名前で覚えてしまって、今でも妻のことを『ゆかちゃん』、僕のことは『あっくん』って呼んでいます。それはそれで友だちみたいで気に入っています。
大人より息子のほうが理解できる、最近の娘の単語集を大公開!!
娘は、言葉をどんどん覚えて使えるようになってきてます。とても面白く感じているので、その一部をご紹介します。
〜『やっ!!』〜
嫌なことがあると『やっ!!』と言うようになったのは早かったですね。そこに意思ものっかるから、これ食べたくないとか、ベビーカーに乗りたくないとかはっきり伝えるようになってきてます。
〜『いぐっ!!』〜
お外へ遊びに行くー?お買い物行くー? お兄ちゃんのお迎え行くー?聞くと、お出かけ好きな娘は『いぐ!!』って言ってすぐさま玄関に靴を履きに向かいます。
〜『ジュージュ』〜
冷蔵庫を指さして『ジュージュ』。大好きなジュースが入っているのをよく知っていますねぇ。 自分の好きなものを親はどこにしまっているのかちゃんと見てるんですよね。
〜『ぱぴー』『ニャンニャン』〜
2匹いる愛猫の妹のほうの名前なんですが、お姉ちゃんの『ちゅぱ』のことも、今のところ『パピ』になっちゃってます。『ニャンニャン』も言えて、買い物に行って猫のぬいぐるみや猫の絵が書いてあるアイテムを見つけるとほぼ『ニャンニャン!!』と知らせてくれます。
〜『ととぉ』〜
“となりのトトロ”が大好きで見たくなるとテレビを指さして『ととぉ、ととぉ』と早く“トトロ”を流してと催促してきます。映画中も“ネコバス”が出てくるシーンでは『あっあっあっー!!』と最大ボリュームで教えてくれます。
〜『いていていていていて』〜
痛かったときに僕たちに教えてくれます。ちょっと頭をぶつけたとか、手足の指をどこかに軽くぶつけたときなんかに真面目な顔をして伝えてきます。教えてくれるというよりはアピールって言ったほうが正解かもしれませんね。本気で痛かったときはギャン泣きしますからね。 『いたかったねぇ。大丈夫だった?』ってかまってほしいときに使います。
〜『あちゅっ』〜 少しだけ熱かったときに使います。これも『いていて...』と同様にかまってアピールだと考えています。熱いと感じた手の指などを親に熱かったんだよー見て見てーと大げさにアピールしてきます。
〜『ないね〜』『いないね〜』〜
妻が娘と一緒に探し物をしてて、『〇〇ちゃん、ないねぇ、どこいったんだろうね』の『ないねぇ』を覚えたようです。最近は『いないね〜』も覚えて、僕がいないときに家中を探しまわって『パパいないねぇ』を連発してくれてるそうです。ちなみに単語がつながった初めての言葉です。
〜『ピカチュー』〜
これはいちばんハッキリと言えます。街で“ピカチュー”を見つけると猫同様ほぼ100パー、全力の大声で『ピカチュー!!』と言いながら指さして教えてくれます。めちゃくちゃ小さい“ピカチュー”を見つけても全力です。こんな小さいのよく見つけたねぇ!!ってのも教えてくれますから、子どもの視野って意外と広いんだなぁって思います。
〜『あぶ〜』〜
妻が毎朝息子が登校する前に玄関でギューっとハグをして『行ってらっしゃい』と声をかけ、玄関を出たあとに『ラブ〜』と言うのが日課になってまして、娘も妻に続いてお兄ちゃんに『アブ〜』と。 何ともハートフルなこのシーンが僕はいちばん好きですね。
あとは、絵を描いたり、何かに夢中になっているときなんかは、モニョモニョ文字ではなんて表したらよいのかわからない言葉になってない高めの音を発しながら遊んでますよ。 そして、アニメを見ながら大声で叫んだりも。
すごいなぁと思うこともあって、それは息子が普通に娘と会話してるんですよね。一緒に遊んでるときに2人で話しているんです。で、僕らが『今、〇〇ちゃんはなんて言ってたの?』って息子に聞くと、『〇〇ちゃんお絵描きしたいからクレヨンと画用紙をとってあげたんだよ』ですって。 数年前までの自分の気持ちを覚えてるのでしょうかね?
子どもの領域には不思議があふれています。
これからもいろんな言葉が増えてきて、もっともっとお互いの意思が通じるようになってくるのが楽しみです。 子どもは見たこと、聞いたこと、感じたことを常に吸収し続けて、素晴らしいスピードで成長しています。それを毎日見ていて感心するんですが、それに合わせて大人もアップデートしていかなきゃなってつくづく思い知らされています。 子育ての日々は親の成長の日々でもあります。
文/敦士 構成/たまひよONLINE編集部
■記事の内容は2024年4月の情報で、現在と異なる場合があります
敦士(あつし)
PROFILE
1976年生まれ。岐阜県出身。モデルとして活動していたが2010年にフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」新メンバーに選出。その後、俳優・モデルとして活動中。東海テレビ「スイッチ!」金曜ロケ企画(昭和すいっち)、仙台放送「あらあらかしこ」、tvk 「LOVEかわさき」などレギュラー番組多数。2012年にモデルの結花子と結婚。「敦士official blog」を開設し、料理や家族との日々の掛け合いを投稿しています。