山田ローラ、わが家のスポーツ観戦。4人の子どもを連れて行くには、それなりの準備と心構えが必要です
7才の双子、3才の女の子、2022年9月には4人目を出産した4児のママであり、たまひよONLINEの連載が人気の山田ローラさん。現在は、九州のチームでプレーするラグビー元日本代表の山田章仁選手とともに福岡県での生活を満喫中の山田ファミリー。
今回は、家族みんなで楽しんでいる、スポーツ観戦についてお話ししてくれました。
なにはともあれ、チケットをゲット!
5月でラグビーシーズンが終わり、山田家のスポーツ観戦が休憩時期に入ると思っていたら大間違い!わが家はラグビー以外にもさまざまなジャンルのスポーツを見にいくのが大好きなのです。
ただ幼児を含む子ども4人を連れて行くのはトラブルやストレスが付きもの。そのマイナスになりそうなことをプラスに変えていくマインドもとても大事です。
最近だと野球やサッカー観戦はもちろん、過去には世界水泳、世界陸上など。6月にはバレーボールの大会も見に行く予定です。
スポーツ観戦の最初のハードルは行くことへのモチベーションだと思います。私と夫が楽しみなのは大前提なのですが、子どもたちにもアスリートが頑張っている姿を見てほしい。
色んなスポーツに触れることによって、彼らのそのスポーツへの興味がわいたり、努力をしてる姿をみて自分も頑張ろうと思ったり、ただ会場の雰囲気を楽しんでほしかったり。
なので近場で大会が開催されると、すぐに日程を決めてチケットを購入します。思い立ったらすぐに行動に移さないとなかなか行く決断ができず、そのまま行かない…ってこともあるので。そしてチケットを買ってしまったら、ちょっと準備が大変かも…って思っていても行かざるを得ないので、これはかなり重要なポイントです。
事前の予習&準備こそ、成功のカギ!
スポーツ観戦の数日前からは、子どもたちにはどのようなスポーツを見に行くか伝え始めます。なじみがないスポーツだったらYouTubeなどでハイライト動画をみて少しだけ予習。
前の晩には持って行く荷物の用意に取り掛かります。スポーツ観戦は移動距離が大体長い!駐車場や駅からスタジアムまで、スタジアム内の移動、席までの階段などがあるので荷物は最小限で頑張ります。リュック一つの中にオムツ数枚とおしり拭き、幼児のお着替え、小分けになってるオヤツを数種類。
そして観戦中に欠かせないスペシャルアイテム(幼児組の集中力が途切れたとき用のシールブック)も忍ばせています。
水筒は子どもたちに各自持って行ってもらいます。
ここで重要になってくるのが開催の時間帯。お昼や夜ごはんとかぶりそうならあらかじめ食べて行くか、紙袋におにぎりやハンバーガーなど手軽に食べれるものを持参。
スタジアムで子ども4人と一緒にフードスタンドの長い列に並ぶのはもう2度としたくない(苦い経験あり。笑)。
スタジアムフードが観戦の楽しみの一部ではあるけど、ゴネそうな子どもがいる間は我慢しています。
とはいえ、観戦当日はどうしても…
スポーツ観戦の当日は私がいかに冷静でいるかが鍵となります。
理想は全て捨てる!実際に試合が見れなくても雰囲気だけ楽しめたらよし!とハードルをかなり下げていきます。
大体開始1時間前にスタジアム到着をめざして出発します。
会場に入るあたりから音楽に合わせてノリノリにウォーキングする私。それを若干うっとうしそうにみる小学生組。まだ一緒にリズムを刻んでくれる幼稚園児。そして取りあえずウェーイ!ってまねをする幼児。
でも席に座る前は必ずお手洗いへ!
試合が始まってから、
「ママ…トイレ…」
のささやきで、何度盛り上がるシーンを見逃してきたか…笑
それでも、家族全員で同じものを見て一緒に夢中になれる時間は最高にしあわせだから、スポーツ観戦が好きなんです。これからも家族で、いろいろ楽しみたいと思っています。
文・写真/山田ローラ 構成/たまひよONLINE編集部
●記事の内容は2023年5月の情報で、現在と異なる場合があります。