ママのママ(ばあば)も着ていたステータスブランド「ファミリア」に再注目!
戦後間もない1948年、「子どものためによりよいものを」という情熱に燃えた4人の女性たちが、神戸市内に小さなお店をオープンさせました。これがファミリアの起源となる"ベビーショップ・モトヤ"。
このお店は当時神戸トア・ロードの近くにあったモトヤ靴店の2台の陳列ケースを間借りした、本当に小さな小さなもの。ケースに並べられたのは、肌着やベビー服、アップリケや刺しゅうを施したよだれかけ、エプロンや子ども服などで、どれも外国製の一級品の素材を使用した手作り品。
当時としてそれらの商品はかなり異彩を放ち、大いに注目を集めたのでした。瞬く間に商品は口コミ人気で大ヒットとなり、補充も追いつかないほどに。自分の子どもに"モトヤの服を着せる"のは、ステータスともなったのです。
その後にベビーショップ・モトヤは独立店舗となり、1950年には社名を改称して株式会社ファミリアが誕生。今年で創業66周年を迎えましたが、「赤ちゃんと子どものため」を一番に考えたお母さんの気持ちになった物づくりの姿勢は、今も変わりはありません。
新スタイルの体験型「ファミリア」が人気のママエリア代官山にオープン!!
そして2016年6月、そのファミリアが東京の代官山に新たなショップ「ファミリア代官山店」がオープンしました!
代官山と言えば、話題の商業エリアの誕生や人気ブランドのフラッグショップなどが次々にお目見え、トレンドの発信地として最高潮の盛り上がりを見せています。そんななか、代官山店が誕生したのは東急東横線代官山駅から徒歩わずか2分程度のビルの2階。電車でも行きやすく、代官山散歩のスタート地点としてもおすすめ!
さて、早速気になるショップにうかがってみると……。入口にはマスコットキャラクターであるクマの“ファミちゃん”がお出迎え。明るく広々とした店内に、一気に期待感が膨らみます。
こちらの大きな特徴は、赤ちゃんとママの“はじめての1000日間”のために、よりよいモノやコトを楽しくサポートしていくコンセプトショップであること。この1000日間というのは、妊娠が判明してから出産までの270日間と、赤ちゃんが生まれて2歳のお誕生日を迎えるまでの730日を合わせた期間。
体の機能を整えながら、心と体、さらには5感を発達させて成長するいちばん大事な時期だからこそ、モノやコトにこだわったアイテムを提供したいとの思いから。
そのために素材や着心地、肌触りにこだわった肌着やウエアにくわえ、赤ちゃんの成長に合わせたワークショップなど、交流が生まれるプログラムも多数用意されています。
マスコットキャラクターのファミちゃんがお出迎え
レセプションパーティで目を引いたファミちゃんのカップケーキタワー
ベビーから上質に触れたいママたちに人気。トータルコーディネートが楽しめます。
パパもママも赤ちゃんも、みんなが成長・体験できる場所
その主軸ともいえる「TOUCHタッチ」は、いろいろな触れ合いを通じて赤ちゃんの成長をサポートするというもの。
たとえば赤ちゃんの人形を使った実践的な沐浴体験、食器に触れて質感や機能性を体感する体験、おしゃれに写真が撮れる撮影ゾーンの設置、プレママやベビー、キッズ向けのワークショップの開催など、ショップとショールームがひとつになった感じ。
お気に入りの洋服や小物を買う楽しみの他に、こうした素敵な楽しみもあるショップは、ついつい長居の予感。周囲にはステキなカフェやレストランも多く、平日はママ友と、そして週末はパパとデートがてら足を運んでみるのがおすすめです。勇気がもらえるような体験や一生の記念になるようなアイテムとの出会いが、きっと待っているはず♪
真上から赤ちゃんを撮影することができます
沐浴と肌着などの着用体験も
授乳やおむつ交換のためのケアラウンジ
●ファミリア代官山店
東京都渋谷区猿楽町24-7 代官山プラザ2F ☎03-3461-2888
営業 11:00~19:00
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。