全部実話!「携帯だと思って取り出したらテレビリモコン」「勘違いで他人の車に乗り込む」などなど。くすっと笑える!私のドジ伝説
「たまひよ」アプリユーザーに「あなたのドジ伝説を教えてください!独身時代や子どもの頃のことでもOKです!」と、大募集。くすっと笑えるエピソードが集まりました。これまでに数千人の母子のケアに携わられたベテラン助産師であり、お産や子育ての喜怒哀楽を楽しく伝える“お産楽語”の“産婆亭小さん馬”として活動する、濵脇文子先生に聞きました。
必死すぎて、何も考えてなくて、あぁ勘違いエピソード
「眠気に負けそうになりながら、寝かしつけで子どもの頭を撫でていると思ったら、飼い猫だった…」(うーこ)
「中学校がめちゃくちゃ礼儀作法に厳しく、職員室へ入る時は、ノック→『失礼します!!!』と、大声で言うのが慣例でした。声が小さいとやり直しさせられるので気合いを入れます。用事があったので職員室へ行きノック→『失礼します!!!』と入室。用事が済んで職員室から出る時になぜか、ノック→『失礼します!!!』と言ってしまい……。厳しい先生たちからスタンディングオベーションで笑われたことを、今でも鮮明に覚えています」(み)
「電車に間に合わないかも…と駅に向かって走っていて、『角を曲がったら駅だ!』と、曲がった瞬間建物に入ったら全然違う建物だった。高校生の時は毎日使っていた駅なのに……いろんな意味で凹みました」(かれまり)
「結婚して引っ越し、転職しました。職場に旧姓と同じ苗字の方が働いていて、何度かその方宛ての電話に間違えて出たり、書類を勝手に持っていってしまったことがあります」(かず)
「私のパンツ(下着)を夫の下着入れに収納。夫から『これ履けばいいの?』と、言われました」(りーしぉ)
「長女の保育所の持ち物に『水筒』とあったので水筒を持たせました。中はからっぽ。保育所でお茶を入れてくれると思い込んでいたのです。お茶を飲もうとした長女が『先生!お茶がない!』と、大騒ぎしたそう。次回のおたよりからは『お茶の入った水筒』と、書いてくださるようになりました……反省」(あみかか)
「折りたたみではないガラケーを使っていた時代のお話です。外出先で、携帯を取り出そうとしたらTVのリモコンがでてきました。恥ずかしくて、今まで誰にも話したことはありません。。。」(あーと)
「友人の結婚式に出席するため有休をとり、他県だったので朝早く出発。会場に着いても誰もいない。あれ? と、招待状を見直すと挙式は次の日!!!念のため仕事を連休にしておいたので翌日は出席できたけど、本当にあの時は焦った~」(eye)
意外と多い⁉「迎えの車と思い、他人の車に乗り込む」勘違い
「小学生の時、スイミングスクールに通っていた私は、終わった後、駐車場で待つ母の車に乗ると、全然違う人の車でびっくり!全く同じ車種と色、そして視力が悪いので勘違い。とても恥ずかしかったです…」(るーちゃんママ)
「友人とご飯に行くことになり、友人が車で迎えにきてくれることに。うちの前に車が停まり『ありがとー!!』と、ドアを開けて座ったら外国人2人。向こうもびっくり! 私もびっくり!!英語で何か言われたけれど『えええ、間違えました!!』と、外へ飛び出しました。多分、道に迷い、とりあえず停まったのが我が家の前だったよう。友人の車と似た車種だったので仕方ない…」(み)
痛い!でも笑ってほしい!漫画みたいにぶつかる編
「電車に間に合わないと、駅に向かって妹と一緒に走っていたら、抱っこ紐をしたママさん&赤ちゃんも走っていて、心配でそちらを見ながら走っていたら電柱に激突。真横にいた妹から『見事に、手と足が地面と平行になって浮いていた』と、笑われました」(まりもま)
「ドアが開ききる前に部屋に入ろうとして、ドアの角が顔面にぶち当たり。目の上下に大槻ケンヂみたいな線が入ったのは、高校時代の斬新な思い出です」(あ)
「新しいベッド・マットレスを買い、『ふかふかだー』と仰向けにダイブしたら、距離感間違ってベッドヘッドに後頭部を打ちました。泣いた…」(くまくま)
自転車、車は当たり前。我が子も…な、忘れ物エピソード
「車で行って駐車場に停めたのに、いつもの癖でバスで帰ってしまった」(ayanapple)
「車で出社したのに、電車で帰宅」(みっちゃん)
「自転車で病院に行こうとして、マスクを忘れて家に戻り、今度は自転車の鍵を忘れて家に戻り、鍵を取ってきたのはいいけど自転車に乗ることを忘れて、走って病院に行ったことがあります」(ほのママ)
「祖母の誕生日なのでプレゼントを渡すため、その日は朝、いつもより早く家を出て祖母の家に向かうことに。プレゼントを忘れないようにと、事前に玄関に置くも、それをまたいで家を出てしまい、取りに戻って結局遅刻」(Ebikiraimom)
「夕飯に必要な食材を買い忘れて、スーパーに買いに戻ったのにまた買い忘れ……夕飯を作り始めるまでに3回スーパーに行ったことがあります」(まほち)
「2歳の娘と生後5ヶ月の息子と児童館へ。息子はいつもベビーカーでニコニコご機嫌なので、児童館のスタッフさんが事務所でみてくれることに。娘のお友だち親子とたっぷり遊んで満足し、『さぁ帰ろう』と息子を忘れて靴を履いてしまいました。息子よ、すまん!」(おまめ)
あぁ、記憶がすっぽり抜け落ちて忘れてた編
「歯医者で麻酔を打って治療したあと、友人とカフェで待ち合わせ。麻酔の事をすっかり忘れて、コーヒー飲もうとして全て口からこぼれた」(aoakmama)
「大学時代、塾でバイトしていた時に内線#110をかけようとして、#を押し忘れて警察に電話してしまいました」(ソロ目ママ)
「ゴミ出ししようと袋を持って家をでて、そのまま出社」(ささみ)
このほかにも「冷蔵庫から謎に出てくるホッカイロ」(きぃ)、「三輪車でどこでも行くクセがあり、道路の真ん中で警察に確保される」(ヨモギ)、「携帯がない!と思ったら首にかけていた」(さきち)、「駅の改札で免許証をかざす」(りーしお)、「常にドジで覚えていない」(まる)など、短文ドジエピソードが届きました。
軽快な語り口で数多くの講演会を行い、“お産楽語”の“産婆亭 小さん馬”としても活動する、ベテラン助産師の濵脇文子先生に聞きました。
「人を傷つけないドジ話の笑いほど、ステキな笑いはない」と、濵脇先生
「皆さん、ステキです。ドジ話をネガティブではなくポジティブに変換して、周りを笑顔にしています。きっと周りから『一緒にいて楽しい』『話していると元気をもらえる』と、言われているのではないでしょうか。実は私もドジ話は数知れず(笑) よく上記の誉め言葉⁉を、いただいております。
昨今は、人を貶めて笑いをとるテレビ番組や動画があふれていますが、誰も傷つけないドジ話の笑いのほうがステキだと思いませんか?
私も人と話す機会が多いので『冗談でもきついなぁ』と、思うネガティブな言葉を浴びることがあります。そんな時はある言葉を思い出します。
私は居合の経験者です。居合は真剣を使う剣術で、防御が基本。先制で攻撃はしません。
居合の師匠に言われたのが『切れない刀は抜くだけ馬鹿』です(笑)
ネガティブな言葉は、切れない刀のようなもの。『この人は、切れない刀を振り回して楽しんでるんだな』と思うと、心に平穏が訪れてスルーできるので、是非皆さんもこの言葉を覚えてほしいと思います。
対してドジ話の笑いは誰も傷つけることなくその場の空気を明るくするし、凹んでいる人をなぐさめることもできる。人の役に立つ、とても平和な笑いです。
言葉によって『笑う』ことが出来るのは人間だけ。『幸せだなあ』と、感じることが出来る希少な時間です。
世のみんなを幸せにするためにも、恥じることなくドジ話を語り継いでいきましょう!」
濵脇文子(はまわき ふみこ)
助産師・保健師・看護師。大阪大学招聘准教授。星薬科大学非常勤講師。総合病院・クリニック・助産院など様々な場所に勤務。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで、数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。
(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。