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私たちは「笑い」で世を救う⁉憐れみはいらない、笑ってくれた方が救われる、最強ドジ話

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brizmaker/gettyimages

たまひアプリユーザーに「あなたのドジ伝説を教えてください!独身時代や子どもの頃のことでもOKです!」と、質問。くすっと笑えるものから、ほっこりするものまで、たくさんのエピソードが集まりました。これまでに数千人の母子のケアに携わられたベテラン助産師であり、お産や子育ての喜怒哀楽を楽しく伝える“お産楽語”の“産婆帝小さん馬”として活動する、浜脇文子先生に聞きました。

穴があったら入りたい、若かりし頃のドジ話

「車の上に財布を置いたまま走行してしまいました。交番に届けられていて、おまわりさんから『2回目はないですよ』と、言われましたが、実は3回目でした」(せりか)

「彼(現・夫)のアパートに先に到着し、バイク置き場で彼を待っていました。聞き慣れたバイクのエンジン音が近づいてきたので、彼を笑わせようとガニ股の変な走り方で面白おかしく駆け寄り『遅かったねー!さっきそこの道に変なおじさんいたよ』と話しかけたら、違う部屋の住民でした。変なのは私の方でした…」(あちゃも)

「朝目覚めたらゴキブリと目があいました。パジャマのまま家を飛び出して、殺虫剤を買いに走って鍵を落としました。発見できず鍵屋さんを呼んで開錠できたのは数時間後。ゴキブリは逃走したあとでした」(ゆん)

「本屋でバイトをしていた時に『セイジコーナーどこですか?』って聞かれて成人コーナーへ案内しました。政治コーナーでした。しかも、めっちゃイケメンのインテリな若い男性でした」(まーまま)。

無邪気ゆえに笑える、幼い頃のドジ話

「小学生のときにランドセルを忘れたまま登校。授業が始まって気が付きました。ちなみに集団登校です。通学路2kmあったのだから誰か声をかけてよ……」(のの)

「子どもの頃、親戚の結婚式に出席して途中トイレへ。間違えて隣の披露宴会場へ入り、同じ配置のテーブル席に座って知らないおじさんとドリンクを飲んでました。両親は必死に探してたらしい(笑)」(ちぃさん)

母っていっぱいいっぱいで、いろいろ大変なのよ、のドジ話

「母乳外来で子どもを母親に預けて自分だけ受診。『お子さんは?』と、言われて、慌てて家に戻り子どもを連れて再度受診しました」(雨だぞ)

「大好きな祖母に意気揚々と荷物を送ったら、宛名と発送元を間違えて自宅に届きました」(はゆん)

「あるあるだと思うのですが、駅まで自転車で行って、帰りは乗ってきたことを忘れて歩いて帰宅。しかも気が付いたのが1週間後。駐輪料金がすごいことになっていました」(ぱるこ)

「コンビニで会計中、トレイにお札を出したのにスマホも出して『PayPayで!』と、言っていました。店員さんの戸惑っている表情を見て気付きました」(ファインベア)

「デパートに車を停めるも何階に駐車したか忘れてしまい、1階から順番に鍵をピコピコ押しながら探したことあります」(ぴよ子)

母のドジ話の王道「スマホはどこ?」話

「ポイント付与も決済もスマホで済んで便利なんだけど、そのままレジカウンターに忘れます」(おまめ)

「スマホを置き忘れます。とくにトイレ。家でもスーパーでも。対策として肩から下げることにしましたが、汚れるからと外してやっぱり忘れる。なんでだ……」(Mさん)

「私なんてスマホが見つからなくて、思わずTwitterに【スマホがない】とツイートしようとしたことあります」(りな)

あの時はありがとう。人の優しさに救われたドジ話

「車でスーパーへ行きました。買い物が終わって車にキーを差し込みますが開きません。あれ? なんで? とガチャガチャ。それもそのはず、同じ車種の他人の車でした。持ち主が戻ってきて気が付きました。相手の方が優しくてすぐ理解してくれたのが幸いでした。車上荒らしと間違われて警察呼ばれなくてよかった」(こうちゃんママ)

「年末の帰省で、最終の新幹線を寝過ごして気がつけば博多。終電はすでに終わり、近所のホテルへ向かうがお金が足りない。お正月直前でATMもやってなくて『今あるお金を全額払います。足りない分は後日、必ず払います』と、頭を下げたら『ネット予約ってことにすれば今あるお金で足りますよ』と、言ってくださり無事に一泊できました。今でも心に残るドジ&感動話です」(ジェイ)

このほかにも「電車のドアに挟まる」(eri)、「自転車で川に落ちる」(はる)、「左右違うパンプスを履いて出掛ける」(みたん)、「逆方向の電車に乗りがち」(ぽこ)、「男性用トイレで用を足す。しかも同じ場所で2回」(コロン)と、妄想膨らむ短編ドジ話が届きました。

軽快な語り口で数多くの講演会を行い、“お産楽語”の“産婆帝小さん馬”としても活動する、ベテラン助産師の浜脇文子先生に聞きました。

「私たちは笑いで世界を救う“地球防衛隊”。誇りを持ちましょう」と、専門家

「ドジの経験ですか? 多すぎて多すぎて(笑) 馴れ馴れしく話しかけたら知らない人だった、なんて体験は数えきれず。
今回もエピソードを読んでウンウンと共感しかなく、みなさんと茶話会をしたいくらいです。

けれども自分のドジ話って、お笑いのネタとして最高と思いませんか?
アハハと笑ってもらえるとポジティブ思考になれるし、その場の空気を明るくするし、凹んでいる人をなぐさめることもできる。人を貶めることなく、誰も傷つけることなく、とても平和な笑いです。
なので私は、地球防衛隊のメンバーとして、皆に平和をもたらしていると信じています(笑)

真面目な人は『失態をおかした』『恥ずかしい』と凹んで隠すようですが、もったいない!と、感じてしまいます。だって不機嫌オーラを振りまく人や完璧主義でピリピリしている人よりも、ドジ話を笑いのネタとして披露する人のほうが、人間味があって魅力的と感じるからです。

みなさんも地球防衛隊のメンバーとして、世の平和のため、自信をもってドジを語り継いでほしいと思います」

浜脇文子(はまわき ふみこ)

助産師・保健師・看護師。大阪大学招聘准教授。星薬科大学非常勤講師。総合病院・クリニック・助産院など様々な場所に勤務。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで、数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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