子連れでもOK?★演劇のススメ
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【3月26日はカチューシャの唄の日】劇中歌が国民的大ヒット曲に!
1914年3月26日、芸術座が第3回公演としてトルストイの『復活』を上演しました。この演目の中で、看板女優だった松井須磨子が歌う『カチューシャの唄』が話題に。当時の日本ではまだそれほど蓄音機が普及していなかったにもかかわらず、レコードが発売されると2万枚もの売り上げを記憶したとも。これを記念して『カチューシャの唄の日』が記念日となったのです。
親子観劇ができる作品も気になるところ!
今の日本では演劇の劇中歌が大ヒットになるのは想像しづらいかもしれません。音楽のライブ・コンサートや映画と違って、エンターテイメントとして楽しむ人が限られている感もある演劇ですが、一度足を運んでみるとそのおもしろさにハマってしまう人も少なくありません。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちは観劇しているのでしょうか?
「宝塚歌劇「ポーの一族」観てきました!
約15年ぶりの立見でしたが、引き込まれ、原作を思いだしながらの観劇、全然疲れなかったです」
「子育てや仕事、夫に遠慮して、大好きなお芝居から遠のいていました。
子どもも高学年になり、仕事も休みやすくなって、10年ぶりに観劇したのが野田秀樹作、演出の『足跡姫』。席は前のほうだけど、端っこだから見えにくいかと思いきや、ラッキーなことに花道が作られていて迫力あるお芝居が観られました」
子どもも一緒に観られる作品を親子観劇もいいですよね。
「男の子でも女の子でも劇団四季の『ライオンキング』は楽しめると思います★
うちは娘が小5の時に観劇したんですが、結構小さなお子さんも来てました。
子連れで座れるファミリー席みたいなのがあるので、そこがおすすめです!
行く前にライオンキングの映画で予習して行きました」
「シルク・ドゥ・ソレイユ『OVO』のペアチケットが当たって、家族で観に行ったことがあります。
3歳まで膝上鑑賞オッケーだったので、子どもも見ることが出来ました。
あまりの凄さに夢中になって見入ってしまい、あっという間に時間が過ぎた感じです。
子どもは今でもたまに当時の話をするくらい、記憶に残っているようです」
これからはじめての観劇をする人に向けたアドバイスも。
「トイレだけは余裕を持って済ませておきたいですね。
新しい劇場なんかは女子トイレがものすごいたくさん用意されていたりしますが、それでも長蛇の列は珍しくないです」
「気を付けて欲しいのが、前屈みです!
よく観ようとつい前に乗り出したり、背中に大きな荷物を置いて妙に前に寄っていたりすると、後ろの人の視界が遮られます」
生身の人間が演じる姿を観るのは、格別の楽しさがありますよね!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。