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赤ちゃんの沐浴。家事のプロがベビーバスの使用法とお掃除のポイントを解説

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AND-ONE/gettyimages

ママ・パパが赤ちゃんと一緒に日常生活を行う中で最初に身構えてしまうのが沐浴ではないでしょうか。
赤ちゃんの沐浴の仕方、また沐浴に使うベビーバスのメンテナンスや大人一緒の浴槽に切替えるタイミングなど、気になるお悩みについて、二児の子どもたちを育ててきた経験もある家事のプロがお伝えします。

沐浴の基本的な方法と注意点

赤ちゃんが誕生して一番の大仕事ともいえるのが沐浴です。生まれたばかりの赤ちゃんは肌がとても弱くまだ抵抗力がないため感染症にも注意しなくてはいけません。沐浴で赤ちゃんの体を清潔に保ち、健康を守ることはとても重要なのです。きれいにしているつもりでもトラブルを招くことがありますので、赤ちゃんは大人とは別に沐浴させてあげる必要があります。

授乳直後や空腹時を避け、生活リズムを作るために出来るだけ毎日同じ時間帯に入れてあげましょう。慣れないうちは不安ですが、色々と便利なグッズがあるので活用するのもいいでしょう。沐浴は親子の楽しいスキンシップの時間でもあり、赤ちゃんの体の変化を観察することもできます。

まずは手を洗いベビーバスと顔を洗うための洗面器を用意して38度前後を目安にお湯を入れます。体を拭くタオルと洗うときに使うガーゼ、石鹸を用意し、湯冷めしないように沐浴後の着替えを用意したら入れてあげましょう。石鹸は泡タイプのものが便利です。しっかりと首と体を支え、赤ちゃんが落ち着くように沐浴布をかけてあげ、足から静かに入れてあげましょう。

赤ちゃんがリラックス出来るように声掛けをしながら洗っていきます。デリケートな肌です、優しく耳にお湯が入らないように気を付けて顔から頭、次に体を洗います。皮膚が重なっているところは汚れが残りやすいので注意して、のぼせないように10分を目安にしましょう。終わったらタオルで水分を拭き取り、しっかり保湿し乾燥を防ぎましょう。

ベビーバス・浴室掃除を行う際のポイント

ベビーバスは肌に優しい重曹で洗うと安心です。洗った後は菌が繁殖しないように、しっかりと乾燥させましょう。またその際には使用したスポンジやクロスもしっかり水気を取って乾燥させるようにしてください。なお重曹は赤ちゃんの皮脂汚れや湯垢を落とすのに有効なため、水垢や石鹸カスの汚れが残っている場合があります。その際はお酢やクエン酸を使ってみてください。
生後1カ月ほど経つとベビーバスを卒業し、ママ・パパと一緒に入ることができます。お風呂上がりのママの着替えも準備が必要になります。バスローブを準備しておくとすぐに赤ちゃんのお世話をしてあげることができます。温度や洗い方はベビーバスの時と同じです。

また大人と同じ浴槽を使い始める際には浴室全体くまなくお掃除してください。浴槽だけでなく、壁、床、扉など、浴室は湿気が多いことから常に菌が繁殖しやすい状態です。ドアのパッキンや壁と床の境目など、ヌメリからピンクカビ(赤カビ)、そして黒カビへと繁殖してしまいます。普段のお掃除だけでは目の届かない場所も注意深く観察し、赤ちゃんの身体にトラブルが無いよう徹底的にお掃除するように心がけてください。

PROFILE

西田 美保
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属。年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人教育・研修トレーナーも担当。プライベートでは二児の母親として、自身の妊娠時、育児中には「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を愛読。当時はまだネット情報も少なく、非常に重宝させてもらった経験がある。得意な家事は「ついで掃除」。時短も意識し、公私ともに「ゆとりある生活スタイル」を心がけている。

カジタク

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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