「ママ友づくりの場」夢を膨らませ臨んだ親子遠足、夢破れたり。~集中連載3
【8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟との育児絵日記! 出版記念に、WEBではこちらだけで公開の書き下ろしイラストで、全3話を出張連載をさせていただきます~!】
アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」のちゅいたんママ。
何もかも想定外!な3兄弟と、一徹な旦那さんと暮らしています。
「ママが死ぬほど好き」と言う長男と、美容室でママの上に馬乗りしちゃうやんちゃ次男、我が家の王様2歳児の三男......と、思い通りにはいかないけれど、それもよし!(笑)
爆笑必至の毎日を、おおらかなちゅいたんママが味あるイラストとエッセイで綴ります。
今回は、3人子育てしてわかった「親子遠足」のお話をご紹介。
チャオーーーーーーーー!!!
ほーちゃんが幼稚園に通い始めてから約1か月半。
ダブル幼稚園状態になってからというもの、
参観も、茶話会も、そして親子遠足もダブルなわけだけど。
色々行事がある中で、
親子遠足って最初の壁。
「親子」って銘打ってるわりには、
ママ同士の社交場っていうか、
ママ友づくりの場っていうか、
「母として皆さまとお近づきにならなくっちゃ!」
![](https://st.benesse.ne.jp/online/images/bakusyoIkuji_3_1.jpg)
的な裏テーマが含まれてる気がするのはきっと私だけではないはず。
まるでママ友遠足。
かつてちゅんたんが入園してすぐに行われた親子遠足。
越してきたばっかりでお友達が誰もいなかった私は、
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夢膨らませて出かけたわ。
しかし、
現実は甘くなかったわ。
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より一層 傷口に塩ぬって帰ってきたわ。
みんな、お友達がたくさんいるように見えて、
子ども同士も楽しく遊んでたりなんかして、
一方、私はというと、
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何これ。
ママ友作るどころか、大人と喋る時間すらないじゃないのよ。
いいなぁーーーー・・・。
楽しそうだなぁーーー。
親同士は木陰でおやつ食べながらおしゃべりしててさ、
子どもたちは仲良く遊んでてさ。
それに比べて私ときたら、
下手すりゃお弁当も一緒に食べる人いないよ!!
なーーんて落ち込んだ過去もある私だけど、
二人目、三人目を育てる中で自分も強くなっていき、
今の私だからこそ、
当時の私に言ってあげたいことがある。
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大丈夫!!!
今、あなたは周りのママたちがみんなお友達と仲良くしゃべっているように見えるかもしれないけれど、
よーく見てみて。
あなたと同じように一匹狼でいるママもいるし、
あなたと同じように当たり障りなくそのへんの人と喋ってるだけのママもいるわ。
あなただけがフワフワと漂ってる根無し草なわけじゃない。
惑わされないでー!
きっと今の時期、かつての私と同じようにママ界社交デビューがうまくいかずに落ち込んでる人も日本のどこかにいると思うのよね。
でも、大丈夫!!
私の経験でしかないけれど、
ひとつわかったことがあるのだけれど、
クラスの雰囲気によって全然違うから!!
これ、ほんとよ。
ちゅんたんの時のクラスは、
![](https://st.benesse.ne.jp/online/images/bakusyoIkuji_3_6.jpg)
何年も幼稚園に通っているママ軍団が大量にいた。
先輩たちを前に私ごときが話しかけづらいし、
向こうからしても、「若いから・・」って遠慮してたみたい。(のちに判明)
そして、こないだほーちゃんの親子遠足行ってきたけど、
2歳児クラスだからなのか、保育園部クラスだからなのか、
驚くほど、
さっぱりしていた!!
![](https://st.benesse.ne.jp/online/images/bakusyoIkuji_3_7.jpg)
何より驚いたのはシートを敷く距離の違い。
幼稚園ではみんなグループでくっつけて隙間なく敷くって感じだけど
(あくまで私の印象ね!)
保育園部では、各親子でそれぞれ座って、
親同士がしゃべるってことはほぼなかった。
みんなそれぞれ仕事持ってるし、
行事も全部出れるわけじゃないから、
旦那さんと交代したり、おばあちゃんが来てたり、
幼稚園に比べて格段にママ同士の「ママ友作ろう感」がない。
そして、先日、
ゆいたんの親子遠足に行ってきたんだけど。
ゆいたんのクラスは、
同年代~年下のママたち。第一子が多かったのかな?
今度は私より若いのかな・・・?同じ年くらいかな・・・?て感じ。
こちらも気負いなく喋れるので楽しかったけど、
今度は逆に私が第二子の母になるので、
当時の私のように第一子のママたちにとって話しかけづらい雰囲気になってなければいいなーって思う。
このように、
クラスによって雰囲気も年代も全然違ってたりするので、
ひとつ言えることは
「無理して馴染もうとしなくて大丈夫!」
ってこと。
慌てなくて大丈夫。
私の場合、在園時はなかなかお友達が出来なかったけど、
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今のほうが仲良しのお友達が出来ました。
子どもは小学校にあがったから、
子どもが学校行ってる間に集まったりしてる。
当時は、お友達がフェイスブックで
「幼稚園のお友達家族とみんなでピクニック!」
「今日もみんなでおうちパーティー!」
とかいうキラキラした投稿を見てはうらやましい気持ちで見ていたけれど、
今、思うことは、
ママ友は厳選したほうがいいです。
(言い方が悪いな・・・響きがいまいちだけど、要するに誰でもかれでも友達になればいいってもんじゃないってことが言いたいのです。)
どこに基準を置くかは人それぞれだと思う。
けど、私が求める
お友達になりたい人の条件。
これは、
あっさり、さっぱり!!
心の綺麗な人。
これに限ります。
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たとえば、遊びに誘って
「今日は○○があるからパス!。」
って言われたとしても
「はいよー!じゃ、またねー!」
ってあっさり返せたら万歳。
相手の時間を大切にできるように、
自分の時間もしっかりと大切にできる人がいいです。
あと、
「この人のこうゆうところ、真似したいなぁ~~」とか
「この人のこうゆうところ、素敵だな~~」とか、
尊敬できる部分を持っている友達が
心から仲良くできる秘訣だと思います。
そして、また、私自身も友達に何かしらギフトを与えられる人でありたいと思っています。
(ギフト=物じゃないよ。)
数じゃない!
仮に今あなたのそばにそこまでの関係の友達がいなかったとしても、
遠く離れていても自分のことを心から支えてくれる友達が一人でもいればそれで大丈夫。
そして、親子遠足に何度か出て学んだことは、
幻想を抱かない方がいいってこと!!
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親が思うようになんて絶対いかないんだから!!
ってそう自分に言い聞かせてるんだけどねw
今回の年中さんゆいたんの親子遠足も、
暑いのもあるし、
もともとややこしい子なのもあるしで、
途中、こんなんだったもんね。
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今日もコレか・・・チっ。
あっちでは子どもたちが楽しそうに遊んでいるというのに・・・・・。
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いつまで食べてんねん・・・はよ行け!!
遊びに行ったかと思ったら、
速攻戻ってきた。
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こんなもん!!
ほんっとこんなもんよ!笑
親子で公園に遊びに行ってる状態のところに、
たまにママと喋る時間がほんのりある。
こんなもんです。
こんなもんと思って挑んでおいたほうが、
良い遠足になった場合にラッキー感が増す!!(‐^▽^‐)
あ!!
あとね。
お弁当よ。お弁当。
遠足のお弁当って気合も入るかもしれないけれど、
経験値からいって、断言できる。
ずぇんずぇん食べないから!!!
よく動くし、きっとお腹すくだろうなって色々詰めたくなるんだけど、
ノンノンノン・・・!!!
いつもより少な目がいいと思う。
少な目っつーか極少でいいと思う。
ほんと。
大食いのほーちゃん、ちゅんたんをもってしても
遠足のお弁当はほとんど食べない。
ゆいたんなんてスズメぐらいの量にすればよかった!って心底思ったわい。
いいお天気の遠足。
おかげで、帰ってきてから気が付けば、ごはんを食べながら床の上で行き倒れて(眠り込んで)いた。
食べてる途中で寝てしまうとかお子ちゃまならでは。
おつかれ、ゆいたん。
![](https://st.benesse.ne.jp/online/images/bakusyoIkuji_matome.jpg)
ちゅいたんママ
アメーバブログにて子育てブログ「kosodatefulな毎日 ~我が家の3太。」を開始後、無理しない、あっけらかんとした明るさでじわじわと人気に! 2016年現在、男の子ママが「わかるわかる!」と激しく共感できるエピソードや、8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟が巻き起こす珍事件を爆笑絵日記として連載する。
ブログ「kosodatefulな毎日 ~我が家の3太。」
http://ameblo.jp/chunta-2011/
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※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。