【新生児のお世話】抱っこの3パターン、赤ちゃんが喜ぶ抱き方は?
生後まもなくの赤ちゃんは、首とおしりをしっかりと支え、両腕はママの体に沿わせる“横抱き”が抱っこの基本。でも、それに慣れ始める生後3週間ごろになると、ほかの抱っこのしかたも喜ぶようになります。どのような抱っこのしかたがあるのか、助産師の岡本登美子先生に解説してもらいました。
3パターンの抱き方をチェック!
抱っこは、「赤ちゃんの心のお世話」といわれています。抱っこで体を触れ合わせたり、話しかけることが、赤ちゃんの心を育てます。基本の横抱きに慣れたら、他の抱き方もマスターして、赤ちゃんの好きな抱き方を見つけてみましょう。
□基本の抱っこ 横抱き
月齢を問わずできる、スタンダードな抱き方。赤ちゃんの顔をしっかり見ながら、声かけがしやすい姿勢です。
□赤ちゃんが喜ぶ たて抱き
赤ちゃんをママの脚にまたがらせて、首をしっかり支えると、低月齢の赤ちゃんでも安定して抱っこできます。
□授乳がしやすい ラグビー抱き
クッションなどで高さや位置を調整し、乳房のところに赤ちゃんの頭を持ってきます。首すわり前におすすめの抱き方です。
産後まもなくは、赤ちゃんを抱き上げるのもドキドキですよね。でも、抱っこに慣れてきたら、触れ合い遊びの感覚でほかの抱き方をしてみては? 「首がグラグラしているのにたて抱きはコワイ…」と思うかもしれないですが、喜ぶ赤ちゃんは結構多いです。無理がなければ、ぜひ試してみて!(イラスト・石山綾子 文・ひよこクラブ編集部)
■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)