【医師監修】赤ちゃんの[便秘]受診のあとや長引くときのおうちケア4つのポイント
「赤ちゃんが便秘で苦しそう…」そんなとき、ママはおうちでどんなふうにお世話をしていますか? 受診したあとや、様子を見ている状態のときに実践してほしい“おうちケア”のやり方を、小児科医の山中龍宏先生に教えてもらいました。
“おうちケア”のポイントは4つ!
うんちが自然に出るように、ケアをしたりサポートをすることがポイントに。それぞれの“おうちケア”のコツをつかみましょう。
ポイント1:おなかを「の」の字にマッサージ
おへそのあたりにママの手のひらをあてて、「の」の字を書くようにマッサージします。腸が刺激されて、うんちが出やすくなります。
ポイント2:こまめに十分な水分補給を
おっぱいやミルクを十分に飲んでいるか、チェックしましょう。湯冷ましや麦茶などをこまめに与えることも、便秘解消に効果があります。
ポイント3:肛門をやさしく刺激する
綿棒の先にベビーオイルを1~2滴たらし、2cmほど肛門に入れて浣腸してみてください。綿棒を奥まで入れすぎないように気をつけて、肛門を広げるように、やさしく、ぐるっと回すのがコツ。
ポイント4:繊維豊富な食材を離乳食に取り入れる
さつまいもやりんご、バナナ、野菜など、食物繊維を豊富に含む食材を、メニューに積極的に取り入れてみましょう。また、できるだけ決まった時間に食べさせることも大切です。
便秘のおうちケアは、日ごろのスキンシップやお世話の延長でできそうですね。「なんとか便秘を解消させねば!」と怖い顔にならないように気をつけて。笑顔で「うんちでろでろ〜」などと楽しく声かけしながらケアすると、ママのリラックスが赤ちゃんにも伝わって、スッキリするかも!?(文・ひよこクラブ編集部)
■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
初回公開日 2018/08/23
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