離乳食に向けて用意しておきたいグッズと離乳食作りの時短テク
離乳食は、赤ちゃんが大人と同じ食品を食べられるようになるための大切なトレーニング。赤ちゃんが口にする食べ物なので、できるだけ体にいいものをできるだけおいしく...と力を入れがちですが、家事に育児に忙しいママにとって毎日離乳食を作るのはかなり負担が大きいもの。先輩ママたちによると、離乳食づくりに便利なグッズを使うなど工夫することによって、その負担を軽くしているようです。
またせっかく作った離乳食も、好き嫌いや気分がのらないなどで食べてくれないこともありますよね。どうにも食べてくれない時などは、無理に進めず、一度お休みすることもひとつの方法とのこと。マニュアル通りに進まなくても焦らずに、お子さんのペースで進めていけたらいいですね。それでは、先輩ママたちはどんな方法で離乳食を進めていったのか、役立つグッズや時短テクと合わせてご紹介していきましょう。
用意しておくと役立つ離乳食グッズって?
はじめての離乳食は、赤ちゃんにとってはまさに未知との遭遇。はじめてのスプーンの感触にイヤイヤすることもあるでしょうし、離乳食を口から吐き出してしまう赤ちゃんもいることでしょう。そんな離乳食ですが、みなさんいつ頃から食べさせ始めているのでしょうか?アンケートによると、5カ月頃に始めたママが40%、6カ月頃から始めたというママが42%となりました。では離乳食をスタートするにあたり、なにを用意すればよいのか悩むかたも多いようです。すり鉢とすりこぎ棒、フードプロセッサー、ほかにも離乳食を作るための専用グッズも多く出ていますよね。あったらあったでいいけれど、必ずしも離乳食用の調理器具でなくてもOKというのが、先輩ママの声のようです。
【炊飯器でお粥が炊ける道具】
いただいてものすごく重宝したのが、炊飯器でお粥が炊ける道具です。確かレンジ用もあるみたいですよ。あとは、ゴム製のエプロン。若干かさばりますが、持ち運びに便利ですよ。
【ブレンダーやフードプロセッサー】
出産祝いで離乳食セットをいただきましたが、実際に使ってみたところ、セットでは要らないかな?という感じです。ジュース絞り器も付いていましたが、使っていません。お粥はお鍋、すりおろしはフードプロセッサーで一気に行います。もしもブレンダーやフードプロセッサーをお持ちなら、それで十分だと思いますよ。
【専用のものは使わなかった】
用意したものといえば、フリージング容器と離乳食スプーンセットくらいなものです。すり鉢や茶こしは大人のものと併用しちゃっています。お粥も、湯のみがあればそれを使って炊飯器で一緒に作れますよ。
時短テク&ベビーフードの活用術
離乳食を開始したばかりの頃は、気合いを入れて作っていた離乳食でも、2回食・3回食と回数が増え、それも毎日のこととなるとママの負担も大きくなってきます。ここはひとつ、時短テクをマスターして、少しでもママの負担を減らす工夫を行ってみましょう。たとえば、まとめて数種類を作って小分けに冷凍しておいて、食事のたびに必要な分を解凍して使う方法は、かなり多くのママたちが実践しているようです。さらに、おかゆはごはんと一緒に炊飯器で炊いたり、大人用のおかずを味付け前に取り分けて使うなど、先輩ママたちのワザが参考になりそうです。また、ベビーフードや冷凍食品の野菜を上手に活用する手もありますよ。
【小分けフリージング】
7カ月の息子がいます。ニンジン、タマネギ、キャベツ、大根、白菜、ネギなどをみじん切りにして、昆布だしで煮たものを、1回分ずつ小分けにしてタッパーに入れ、フリージングしています。これは夕飯を作るときに一緒に作りますので、時短になると思いますよ。食べさせるときには解凍して、お粥などに混ぜています。
【2種類ほど常時ストックしておく】
11カ月の娘がいます。数種類の野菜とひき肉or魚を、出汁、ベビーコンソメ、粉ミルクと小麦粉のシチューでそれぞれ煮込んでおきます。これを1食分ずつ小分けにして冷凍しています。とりあえず、そのときにあるもので作れますので、2種類ほど常にストックできるよう、定期的にまとめて作っていまます。
【ベビーフード活用しています!】
ほぼ毎日、なにかしらのベビーフードを使っています。温めるだけのレトルトや、お湯で溶かすだけのあんかけも大活躍です。大人がお昼に外食するときには、お店が持ち込み可ならベビーフードを持って行きますよ。ママが無理なく続けられる方法がベスト!
食べてくれない時はどうしたらいいの?
離乳食を開始すると、多くのママたちはある壁にぶつかることが多いようです。それは、赤ちゃんが離乳食をなかなか食べてくれないという問題です。それがママの手作りであってもベビーフードであっても。ママはとても心配になってしまいますが、どんな赤ちゃんでも食べない時もある!大人もそうですが、赤ちゃんにもそのときのコンディションがありますので、神経質になりすぎないことも大切なようです。同じような壁にぶつかった先輩ママからも、離乳食を開始した頃に食べなかったがしばらくして再度挑戦したら食べたとか、順調に進んでいたと思ったらある時期からパッタリ食べなくなり、またある時期からは進んで食べるようになったなどの声が寄せられています。食べたがらない赤ちゃんには無理に食べさせようとするのではなく、ちょっとの間お休みしてみることも必要そうですね。
【お休みするのも一つの方法】
まずはパパやママが楽しそうに食べている姿を見せてあげること。そうしているうちに、次第に赤ちゃんも仲間に入りたいと思うようになるかもしれませんし。母から聞きましたが、私自身離乳食がなかなか進まなかったようです。ですが、その後は順調に離乳食が進み、1歳までに離乳食が完了したようです。
【1回止めました】
5カ月半から離乳食をスタートしましたが、ある時期からひと口も食べなくなりました。さすがにこれには悩みましたが、とりあえず、1回口に入れてダメだったら終了。7カ月、8カ月はそんなことの繰り返しでした。ですが、ある時期から自分から進んでよく食べるようになりましたよ。母乳やミルクをちゃんと飲んでいるのであれば栄養は取れているでしょうし、難しく考えなくてもいいのでは?
【本人が食べたがるのを待つ】
わが家の2番目の娘も、離乳食開始頃には全く食べようとしませんでした。ですが、「この子の開始時期はまだなんだ~」と呑気に構え、本人が食べたがるのを待ちました。焦ってもしかたがありませんよ、一生ミルクだけの子なんていないんですから!ただし、食事拒否が隠れた身体の疾患でないかどうか、その部分だけは注意する必要があるように思います。
離乳食に関する悩みは、赤ちゃんによってまちまちですが、最も目立ったのが赤ちゃんが食べてくれないという悩みのようです。なんの問題もなくスムーズに進むことのほうが珍しく、進み具合も赤ちゃんによってまちまちのようです。赤ちゃんのペースをみながら、食事の時間を楽しめるようになるといいですね。
※投稿内容は投稿者の個人的な見解・体験に基づくものですので、あくまでもアドバイスとして参考にしていただき、症状などについては医療機関にご確認ください。
※文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。