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お風呂のカビ対策はどうするのが簡単で確実?

シーラントの下で浴室のカビをきれいに掃除機
nastenkapeka/gettyimages

掃除をちゃんとしているのに、気が付けば発生しているお風呂のカビ。実はカビが発生しやすい条件を知れば、カビ対策はそう難しいことではありません。アレルギーの原因物質にもなるカビ対策が簡単にできる方法を知って、毎日気持ちよくお風呂に入れるようにしましょう。今回は、収納コンサルタントでハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんに、簡単で確実なお風呂のカビ対策法について聞きました。

有賀照枝
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
株式会社ハート・コード代表取締役。部屋磨きは自分磨きをモットーに家事代行サービス・整理収納事業を展開。著書に「片付けが苦手な子が驚くほど変わる本」(青春出版)

カビが生える条件を知ろう

カビは私たちがよく食べるキノコ・パン・ビールなどの酵母と同じ“真菌類”の仲間です。「えっ! カビは食べ物と同じ仲間なの?」と信じられない方もいらっしゃるかもしれないですが、どちらも胞子を飛ばして着床し、菌糸を伸ばして栄養を吸収しながら増殖していきます。カビの胞子は空気中のいたるところに存在していますので、周囲からカビをまったくなくすことは不可能なのです。

基本的に条件がそろえば、カビはどこにでも菌糸を伸ばして生育します。その条件とは、温度・湿度・カビのエサとなる栄養分。これらの3拍子がそろうとカビは目に見えてどんどん発生します。とくに、温度が20度以上でエサとなる栄養分があり、湿度はおよそ60%を超えるような環境からカビは発生しやすく、温度や湿度が高くなるほどカビにとっての好条件になります。

普段のお風呂の簡単カビ対策

普段から簡単にできるお風呂のカビ対策のポイントは、シャワーと換気です。目線から下の壁・床・小物などを、熱めの温度に設定したシャワーの湯でていねいに流しましょう。温度設定の目安は50℃以上。体や頭を洗ったときに、垢・髪の毛などを含んだ石鹸カス・泡・汚れなどが飛び散っています。これらはカビの栄養分となるため、熱いお湯に気を付けながら、ていねいに流して落としましょう。お風呂から出る直前に行えば簡単です。
目線あたりからシャワーをさっとかけても、下の壁には十分にシャワーのお湯が届かないので、上から下の壁全面をゆっくり、しっかり流すことがコツです。壁に小物がかけてある場合は、いちど外して壁にシャワーをかけ、のちに小物もしっかり流すとなおよいでしょう。そして、壁以外にも浴槽のエプロン(浴槽側面の化粧パネル)や扉もお忘れなく。よくカビが生える場所はとくに念入りにシャワーをかけましょう。
さらに上級編として、排水口にたまった髪の毛を取り除き、排水口のフタ裏までシャワーをかけて立てかけておけば、ヌルヌルしがちな排水口もキレイな状態が長く保ちやすいです。湯船のお湯も抜いてシャワーで流して軽く擦れば、洗剤もいらずに湯船のお掃除もらくらくです。いちばん最後にお風呂から出る人が行うとよいですね。

次に、湿度を下げお風呂場が乾燥するように換気をしっかり行いましょう。イスや風呂桶などお風呂で使う小物なども、床や壁などとの接地面を少なくして水切れをよくさせることが、乾燥を促進させるポイントです。スクイジー(水切りワイパー)などの水切れをよくするグッズを使うのも手です。私たちプロも水回りの掃除後は、ドライ仕上げという水気を拭き取る作業を必ず行います。24時間換気扇を回し続けられれば理想的です。
「どうしてもシャワーを壁などにしっかりかける時間がない!」というときは、水でもお湯でもシャワーで泡などをサッと流してしっかり換気すれば、それだけでもカビが目に見えて発生するまでの期間を長くすることができます。

普段のお手入れでもカビが生えてしまったら

もし普段からお手入れをしているのにもかかわらずカビが生えてしまったら、カビ取り剤を使ってカビを退治しましょう。カビめがけてカビ取り剤を吹き付けたら、そのまましばらく放置します。ブラシなどで泡をなじませるのはよいですが、ゴシゴシ力を入れてこするのはできるだけしないようにしましょう。カビが生えている材質が傷つくと、再びカビが生えたときにより取り除きにくくなります。壁面など液剤が流れやすい部分にはラップなどを使い、湿布する要領で貼り、液剤がカビに少しでも長くとどまるように工夫しましょう。薬剤はたっぷりの水で流し、十分な換気を行ってしっかり乾燥させます。
また、見えないところに繁殖したカビから胞子が飛び、目につく部分にカビが発生しやすくなる場合もあります。そのため定期的に、天井や浴槽のエプロンの内側、排水口も全部外してお掃除するようにしましょう。カビを取り除いたあとはカビ予防スプレーや天井に張り付けるカビ防止剤など種類もさまざまにありますので、定期的に使えばよりカビの発生を抑えやすくなります。

お風呂場などの水回りにカビが生えているとなんとなくイヤな感じがして、使うのも躊躇したくなりますが、カビのことを知ってちょっとしたコツを押さえれば、意外とお風呂のカビ対策は難しくありません。とくに換気に注意するだけでも、カビに悩まされることはずいぶん減ると思いますので、試してみてください。

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