針も糸も使わない!大反響かまわぬの「てぬぐいマスク」の作り方大公開
てぬぐいマスクの作り方
まずは、用意するものから紹介します。
用意するもの
・てぬぐい 1枚(ハンカチなどでも代用できます)
・平ゴム 約30cm×2本(もしくはストッキングを輪切りにしたもの)
作り方1
1. てぬぐいを半分にたたむ(はじめから半分にカットしてもOK)
作り方2
2. 中心に向かって上下をたたむ
作り方3
3. 中心をつまんで少し折り上げる(プリーツになる部分)
作り方4
4. 輪にした平ゴムを通して左右をたたむ (ヘアゴムでもOK)
作り方5
5.完成!
子ども用には、小さいサイズの子てぬぐいやハンカチで作ってもOK。
★ポイント:てぬぐい1枚で分厚く感じる方は半分にカットした方がおすすめです。
針も糸も使わない“縫わないマスク”のため、誰もが簡単にすぐ作れます!また、ご自身の顔に合わせてのサイズ調整も簡単です。
※ウイルスを完全にシャットアウトするものではありません。飛沫防止にお役立てください。
家で眠っているてぬぐいを有効活用!大反響をよんだかまわぬの「てぬぐいマスク」
誰でも簡単に作れる「てぬぐいマスク」の開発秘話やてぬぐい選びのコツを株式会社かまわぬの広報担当・佐藤さんに聞きました。
――「てぬぐいマスク」を広めるきっかけ・経緯について教えてください。
佐藤さん(以下敬称略) マスク不足が深刻になり始めていたころに、お客様から「てぬぐいで作れるマスクはありませんか」というお問い合わせが多かったことから、どなたでも簡単に作れる方法を考案しました。
――反響はありましたか?
佐藤 WEB媒体やテレビで取り上げて頂いたことにより、Facebookの動画再生回数は8.9万回を超え、この動画をきっかけにてぬぐいをお求めになるお客様も増えました。また「箪笥の肥やしになっていたてぬぐいを改めて使うきっかけになりました」というお声があったり、自分の好きな柄で作ることができるため、「ファッション感覚で楽しめる」というありがたいお声もありました。
――てぬぐいだからこそこんなマスクがつくれるよ、というようなネタがあれば教えてください。
佐藤 魔除けの意味がある古典柄などがおすすめです。例えば、古典柄のひとつでもある「麻の葉」は、魔除けや厄除けとして古くから赤ちゃんの産着などに使われてきた柄です。また、「菊の柄」も不老不死や延命長寿の意味があります。願掛けもかねた柄えらびをして頂くと、気持ちもぐっと上がるかと思います。
取材協力/かまわぬ 取材・文/女子部JAPAN(おぜきめぐみ)
ミシンを使う必要も手縫いの必要もないという、超簡単「てぬぐいマスク」。これなら忙しいお母さんも裁縫が苦手なお母さんも、すぐに挑戦できそうですね。お家に眠ったままのてぬぐいを有効活用してみましょう。てぬぐいがないという方も、ハンカチでも同じ手順で作れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
株式会社かまわぬ
てぬぐい専門店「かまわぬ」の名称には「特別に何のお構いも出来ませんが気軽にお立ち寄り下さい」という意味が込められている。「てぬぐいを売ること」だけが目的ではなく、てぬぐいをはじめとした古き良きものを新しい感覚で取り入れ提案。またてぬぐいや晒を使った和雑貨、遊びのある雑貨を展開し、人々が心地よく楽しい生活をおくるためのグッズも販売中。