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横峰沙弥香、外出先でのイヤイヤに心が折れそうに ドロドロな育児を描いた投稿への反響に助けられた過去

2020年6月に、5才になる息子のまめちゃん(愛称)との共作で絵本を出版したばかりの横峰沙弥香さん。現在、2人育児に奮闘しながらイラストレーターとして大活躍できるまでには、さまざまな葛藤や試練があった模様。パンク寸前だったイヤイヤ期の話、仕事人間で子どもが苦手だった夫との向き合い方などのあれこれを聞きました。

豆腐のようなメンタルで、つらさを理解してもらえず、A4コピー用紙が友だちでした

まめちゃんを出産した当時の横峰さんは、初めての育児でわからないこと、できないことが多く、ひとりでふさぎ込む日々だったのだそう。

「自分の心が整っていない状況で友だちに会うと、相手への気づかいができなくなってしまうし、そもそも私は、人づき合いが得意なほうではないのでママ友も作っていなくて。鉄壁ポジティブの夫に相談してみても、豆腐メンタルの私の弱音や悩みなんて理解してもらえず、本当にしんどい日々でした」(横峰さん)

どん底生活の中で、救いとなっていたのが、文字や絵を書くこと。

「まめのイヤイヤ期のころ、外出先で泣きわめかれては対応するのですが、何をやってもダメである時心が折れてしまって、“もう無理かも”“消えていなくなりたい”と思いつめた日も。そんな時、自分で自分を救う方法のひとつだったのが、絵や文章を書くこと。自分の中にあるドロドロとした感情や夫への不満なども書いていたので、一時期“デスノートを書いてるヤバい嫁”と言われていたほどでしたが(笑)、それをしたあとはスッキリしたして、気持ちも落ち着きました。

当時は、A4のコピー用紙が唯一のお友だちでしたね(笑)。もともと記録することが好きだったので、家計簿をつけたり、手帳に育児日記を書くことがいやしになっていて。
今のマイブームは、体重、体脂肪、トレーニングの記録。To doリストやネタを書く小さなノートも持ち歩いていて、ページが絵や文字でびっしり埋まっていくのが気持ちいいんです(笑)」(横峰さん)

回鍋肉のタレにまみれる息子の行動を投稿した内容が共感を呼び

インスタグラムに毎日投稿している家族の日常をつづった絵日記も、大変だったことを笑い話として昇華させているのが人気の理由に。

「まめが1才になったころ、冷蔵庫から回鍋肉のタレを取り出し、ふたを開けて中身を床にぶちまけ、そこに転がってキャッキャッと遊んでいたことがあって。そんな楽しそうな彼とは裏腹に、その時の私は、寝不足でストレスがたまっているは、部屋も散らかっているはでキレる寸前。一度冷静になって、ひと息つきました。
そして、怒りをグッとこらえて出た言葉が『なんで自分で下味つけてんのよ!!』。このことをインスタに投稿したら『うちの子は塩ダレでした』『うちはカレーだったので、タンドリー息子に』などのコメントが返ってきて、涙が出るくらい笑えて。共感に飢えていた時期でもあったので、そういったやりとりからも助けられていました」(横峰さん)

現在は、2人育児中の横峰さん。ゆめこちゃんのイヤイヤ期とまめちゃんのプチ反抗期が重なった時も、以前のようなどん底生活にはならかったそう。

「まめ1人だったら、初めてのことの連続でずっと緊張しながら育児をしていたかもしれません。ゆめこに関しては、経験があった分、流しどころがわかっていたので、いい意味で手抜きができるようになりました」(横峰さん)

まめちゃんが誕生した直後は、横峰さんの気持ちに応えることも、育児に関しても消極的だったという夫。横峰さんのインスタグラムを見ていると、そんなことがウソだったかのような子煩悩ぶりですが、なにか変わるきっかけがあったのでしょうか?

「私も夫も業務形態がフリーランスだったので、3年前に会社にしたんです。そうしたら、おたがいの仕事内容やスケジュールが見えて、夫が『ママ、予想以上に忙しかったんだね』といろいろ理解してくれるようになって。
会社をつぶすわけにもいかないので、私からも得意なこととできないこと、がまんしていたことなどをはっきり伝えたら、苦手なことに関して解決策を提案してくれるようになり、けんかもイライラが減り、心の負担も軽くなっていきました。育児にも積極的になってくれて、まめもゆめこも『パパ、かっこいい!』となつくようになったので、今はかなりでき愛しています(笑)」(横峰さん)

夫婦間のチーム育児はもちろん、九州在住のばあばとじいじとの連携もバッチリとれているようで。

「スカイプやZOOMなどを使って、子どもたちの話し相手になってもらったり、一緒に食事をしたりしています。実は私たち、駆け落ち結婚だったので、一度父から勘当されているのですが、その後とことんぶつかって話し合ったからこそ、今の関係性でいられると思っていて。この経験で“自分をさらけ出さないと伝えたいことも伝わらない”ことを学んだので、まめとゆめこにも、やりたいことや考えていることは口に出せる人になってもらいたいと思っています」(横峰さん)

いろんなことを乗り越え、「仕事も家族関係も、今がベストです」と言い切った横峰さん。せわしない日常の中でも、自分や大切な人たちときちんと向き合い、ひとさじの笑いをすくい上げ続けた結果なのかもしれません。

お話/横峰沙弥香さん 取材・文/三宅桃子、ひよこクラブ編集部

取材中、ゆめこちゃんと外出していた夫がが持ち帰ってきたのは、横峰さんが大好きなピエール マルコリーニのチョコレート! 「こうやって、私はまた踊らされるんです」と言いながら、最高の笑顔で締めくくってくれた横峰さんでした。

横峰沙弥香さん(よこみねさやか)
Profile
イラストレーター。1984年生まれ、長崎県出身。19才年上の編集者と結婚。2015年、長男のまめちゃん(愛称)誕生を機に、家族の日常を絵日記にしたインスタグラムをスタート。 2017年に長女「ゆめこちゃん(愛称)」が誕生。 著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』(かんき出版)などがある。最新作は、まめちゃんとの共作で完成した初絵本『ちんちんぼうずのだいぼうけん』(KADOKAWA)。

・公式ホームページ:http://sayakayokomine.com/
・インスタグラムアカウント:@sayakayokomine

『ちんちんぼうずのだいぼうけん』 さく:まめ え:よこみねさやか

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