子どもがもらったお金、どうするのがベスト?
お年玉を誕生日を始めとして、おじいちゃんおばあちゃんや親せきから子どもがおこづかいをもらうというシーンはよくあること。
小さいころなら両親が預かっておくというのがよくあることですが、子どもが成長してからはどうしているのでしょうか。そのまま渡す? 預かっておく? それとも……。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちはどのようにしているのでしょうか。意見を聞いてみました。
そのまま渡す
「高校生の娘がいますが、そのまま渡しています。お金をきちんと管理できる子になって欲しいので。自分でバイトしておこづかいを管理するようになったら稼ぐのも大変なのがわかったのか、無駄使いしないようになりました」
「悩みましたが、中学生からはそのまま渡しています。あっという間に使っちゃうんだろうなぁと思っていたんですが、本当に欲しい!と思うものが見つかるまでは大事にしまっていました」
「子供に貰うお金なので、3歳の時から子供の財布か貯金箱に入れて自分達で持っています。あまり使わず貯めているようです」
「毎月のおこづかいを決めて渡していないので、中学生になってからはお年玉は全て渡しています。小学生のうちは一部だけ渡して好きなものを買っていたようです」
パーッと使ってしまうかと思いきや大切に貯めておく子どもが多いようです。使ったらなくなってしまうという当たり前のことを理解するのは重要です。
親が管理(年齢による)
「うちは、まだ5年生ですが、口座を作っていて、赤ちゃんのころから貯めています。
『お年玉やおじいちゃんおばあちゃんから頂くおこづかいは、ここに入れようね』と幼稚園年長さんの時に、通帳を見せて説明しました。それからは頂く度に、ATMに一緒に行って自分で入金しています。金額が増えていくのが楽しいみたいです」
「子どもが3人いますが、生まれた時からずっと各自の通帳に貯金しています。中学の頃、少し不満げな時期があったので、通帳を見せて説明しました。
『大人になって独立したい、結婚したいという時に、まとまったお金がかかります。そういう時にこのお金が役に立つのだけど、今あなたにこのお金を渡してきちんと管理できますか?簡単にお金は貯まらないけど、くだらない事に使いますか?』と話したら、その後は欲しいとは言わないですね」
そのほか
「お祝い、お年玉含め、ほんとにささいな金額でしかないので、『おばあちゃんから貰ったお金でプレゼント買おう』と消費することが多かったです」
「同居の義父が甘々で、ちょっといい成績を取るとすぐご褒美だよ、とおこづかいを渡すのですが、大抵子どもの方から半分私に預けに来ます。預かったお金がまとまった額になったら口座に貯金し、そうでなければ、お小遣いが足りない時の補充用になっています」
お金を自分で管理するのも勉強のひとつと考えて、時期は違えどお子さんに渡す家庭が多いようです。自分で持っていると確かに「お金は使ったらなくなる」ということを実感できますよね。これもまた社会勉強のひとつなのかもしれません。
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。