家庭でも、会社でも、ペーパーレスが進行中!
●【12月16日は紙の記念日】現在にもつながる製紙工場が運転を開始
1875年12月16日、東京の王子に作られた「抄紙会社」の工場が営業運転を開始。「抄紙会社」は明治の実業家である渋沢栄一によって設立されたもので、現在の王子ホールディングスの前身にあたります。このことにちなんで、12月16日は「紙の記念日」となっています。
ペーパーレスによって、新たな心配も……
渋沢栄一が製紙事業を興したのは、近代化を進めるには、書籍や新聞などの印刷物を普及させることが必要だと考えたからだそうです。
そして現代は、むしろ近代化が進んだ結果「紙」を使わない「ペーパーレス」が進んでいます。
口コミサイト『ウィメンズパーク』で聞いてみると、「ペーパーレス」の波は、ママたちのところにも届いているようです。
「夫の会社は給与明細がペーパーレスで、毎月会社でプリントしたものを持ってきてくれます」
「私の夫の会社も給与明細はペーパーレスで会社のイントラネットでしか見れないようです。住民税決定通知書は紙でもらってきます」
給与明細のペーパーレス化は進行しているようで。
ついついたまりがちな明細、書類などをペーパーレスにしている人もいますよね。
「クレジット関連の明細、請求内容はすべてネット上のみ。ペーパーレスにしています」
「育休中で、復帰する際にタブレットPCを購入し、ペーパーレスを図ろうとしています。
(1)会議の紙の資料をデータにして保存
(2)そのデータを会議中ペンタブで補足
といったことを考えています」
エコで家も片づくペーパーレス。いいことばかりのような気もしますが、こんな心配も!
「今ってペーパーレスの時代でスマホもIDとかログインとか必要ですよね。ふと思ったんですが自分にもしもの事があった時、子どもたちや夫にも分かるようにしとかないと、月額お金がかかっちゃうな~と思いました」
確かにデータにはすべてカギがかかる時代……。
安全のためではありますが、いざというときは「紙」で残すのがよさそうな気もしますね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。