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沐浴におすすめのベビーバス選びは、赤ちゃんのお風呂デビューまで通して考えることが大事

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お母さんは、頭にタオルでお風呂の後彼女の小さなかわいい赤ちゃんを抱擁します。
NataliaDeriabina/gettyimages

新生児の沐浴に必要なベビーバス。両親学級や産院でも教わるため、ベビーバスの必要性や沐浴手順などは産前からしっかりと考えている人が多いのではないでしょうか。でも、沐浴期間はおおよそ生後1カ月。そのあとは、あっという間にお風呂デビューです。沐浴からお風呂デビューをスムーズに移行するためにも、出産前のベビーバス選びのときからその先のことまで、今から備えておくと安心!どんな方法がベストか一緒に考えてみましょう。

まずはベビーバス選びから!沐浴の場所に合わせて考えよう

お風呂の赤ちゃん
violet-blue/gettyimages

ベビーバスを選ぶとき大切になるのは、家の中のどこで沐浴をするのか、です。
ベビーバスにもさまざまなタイプがあり、沐浴の場所によりぴったりなものが変わります。沐浴の場所としては、空間が寒くないこと、沐浴後にすぐに赤ちゃんをタオルに寝かせてあげられるスペースがあること、何よりも落下の危険がない場所であることを基準に選んでください。よくあるのは、お風呂場・キッチンのシンク・リビング。
では、それぞれどんなベビーバスが合うのでしょうか?

広いお風呂場での沐浴なら、おすすめはプラスチックタイプ!

ベビーバスを置く場所がしっかりとれ、暖房などの設備が整っているお風呂場での沐浴なら、丈夫で準備もすぐにできるプラスチックタイプがおすすめです。さっと出してさっと使える準備のラクさと、使用後も立てかけておくだけでよいお手入れのカンタンさが魅力!裏面も含めて凸凹が少ないので、水や汚れがたまってしまいヌメリが発生…といった心配も少ないでしょう。安定感がある丈夫な作りで、赤ちゃんの頭を支えるヘッドサポートがついているものもあり、初心者ママ・パパには安心のタイプです。

キッチンのシンクで入れるなら、ベビーバスのサイズ感が重要!

最近の住宅では広さのあるシンクを備えたキッチンも多く、室内温度を整えやすいこと、赤ちゃんのお世話がしやすい点から、シンクでの沐浴もスタンダードになっています。
何より嬉しいのは、ママ・パパが屈まずに沐浴できるため、腰への負担が少ないこと。特に産後間もないママが沐浴する場合は大きなメリットと言えるでしょう。シンクで入れる場合には、マットタイプがぴったり。「広いシンク」といっても、蛇口の位置や形状によって使用可能な範囲は異なります。サイズを測ったうえでの購入が基本ではありますが、マットタイプなら、排水溝に蓋をしてお湯を張れるシンクであればどんなサイズでも対応可能!マット自体もコンパクトなものが多いので、沐浴後の収納場所にも困りません。

リビングでの沐浴なら、軽くて運びやすいベビーバスを選ぼう

リビングでの沐浴のメリットは、大きくは2つ。
沐浴前後の温度差がなく赤ちゃんの体が冷えないこと、広いスペースが使えることです。
お風呂場内・脱衣所が寒い場合や、キッチンの片付けなどスペース確保のための準備が大変な場合には特におすすめです。また、きょうだいがいる場合もおすすめ。きょうだいが見える場所で沐浴できるので、リビングを検討してみるのもよいのではないでしょうか。リビングで沐浴するときには、軽くて持ち運びしやすいエアータイプがおすすめ。ベビーバスそのものが軽いためお湯を入れても運びやすく、床に置いても安定感があります。あらかじめシートを敷いた上で沐浴すれば床が濡れる心配もなく、沐浴後にはベビーバスとシートをさっと拭くだけでラクに後片付けが完了するのも嬉しいポイントです。

ベビーバスを選ぶ際は、沐浴をする場所はどこか、メインで沐浴を担当するのは誰で、どのような方法であれば負担が少ないのかを考えると、ぴったりのタイプが見つけやすくなります。赤ちゃんの安全や体への負担を考慮して、産前にママ・パパで話し合っておくと安心ですね。

沐浴はいつまで?意外とすぐにやってくる大人と一緒のお風呂デビュー!

母は、バスが新生児、小児用
pookpiik/gettyimages

出産後、恐々だった沐浴にも少し慣れて楽しくなったころには、次の難関「大人と一緒のお風呂デビュー」がやってきます。産後の慌ただしい毎日の中では、手順を考えたり、準備をするのが難しいため、産前のタイミングから、ベビーバス卒業のことまで想定しておきましょう!

大人と一緒のお風呂はいつから?お風呂デビューのタイミング

ベビーバスを卒業し大人と一緒のお風呂に入っても良いとされるのは、多くが生後1カ月ごろ。1カ月健診で赤ちゃんのおへその乾きを確認し、問題がなければお風呂デビューOKとなることが多いようです。そもそも、それまで大人と一緒のお風呂に入れないのは、雑菌が多いお湯につかることで免疫力の低い赤ちゃんが感染症になるのを防ぐため。お風呂デビューOKになったからといって、必ずベビーバスを卒業しなくてはいけないということではありません。でも、多くのベビーバスの使用期限は生後3カ月ごろまでのため、それまでに卒業を考えることがほとんど。産後の慣れない毎日にバタバタしている間に、あっという間にお風呂デビューがやってきます。

お風呂デビューを産前から考えておくメリット

ベビーバスを検討する段階の今、「お風呂デビューのことなんてまだ想像できない…」という人も多いかもしれません。でも、産後はそれまでの生活はがらりと変わり、新しい経験が次々と始まります。昼夜を問わずやってくる授乳やおむつ替え、寝かしつけなど赤ちゃんのお世話をしていると、毎日はあっという間に過ぎていきます。そんな中、初めての赤ちゃんとの外出になることも多い1カ月健診で、お風呂デビューを考えるタイミングがやってきます。ベビーバス卒業は、赤ちゃんのお風呂の入れ方が変わるだけでなく、入浴の時間帯や手順も変わるため、生活ペースをもう一度考えることにもなります。そのときにパパや家族に協力してもらいたいことや、必要になるアイテムがでてきてもすぐには整えることが難しいかもしれません。だからこそ、産前から想定し、パパや協力してもらう人ともしっかりすりあわせし準備をしておくことが、ママの負担を減らすことにもつながっていくでしょう。

ワンオペおふろも怖くない!お風呂は入る前の準備が大切

笑顔の母親と赤ちゃんのバス
Ghislain & Marie David de Lossy/gettyimages

両親学級や産院で沐浴を教わったとき、初めての方法に緊張するという声が多く聞かれます。慣れない手つきで赤ちゃんを洗うことを考え、「一緒のお風呂に入れればラクなのに!」と思う人もいるのではないでしょうか?でも、実際に赤ちゃんと一緒にお風呂に入ることを想像したとき、ふと、「あれ?この場合どうするの…?」と疑問に思うことがたくさんでてきます。安心のお風呂デビューをするために、その解決方法を想定しておきましょう。

まずは確認しよう!お風呂デビューに向けた協力体制

大人と一緒のお風呂の場合、大人も服を脱ぎ髪や体を洗い、拭き、着替えなければなりません。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ではその間、赤ちゃんはどこにどのように寝かしておくのでしょうか?
まず確認したいのが、ワンオペおふろなのか誰かに協力をしてもらえるのかということ。たとえば、パパが帰る時間に合わせて入浴時間を設定できれば、入浴はパパ→入浴後の赤ちゃんの受取・着替えはママといった連携体制が考えられます。一方で、ワンオペおふろであれば、それに必要なグッズを準備しなければなりません。ただ、協力体制がとれることを想定していても急な予定変更などが起きることもあるため、基本的には一人での入浴時でも困らない用意をしておくことがおすすめです。

ワンオペおふろをスムーズにするポイント

ひとりでも、安全にかつ、赤ちゃんが冷えないように迅速にお風呂に入れられるよう考えたいポイントは2つです。

・お風呂の中で大人が髪や体を洗っている間の居場所
・お風呂から出て脱衣所で大人が体を拭いている間の居場所

どちらも、大切なのは大人が赤ちゃんから目を離している時間がないこと。大人が髪や体を洗っている間も脱衣所で体を拭いている間も、必ず大人の目に入る安全な場所に赤ちゃんを寝かせてあげることが大前提です。そのため、入浴方法としてベストなのは以下の手順。


  • 1 脱衣所に赤ちゃんをベビーラックなどに寝かせ、見えるようにしたうえで大人がお風呂で体や髪を洗う(あらかじめ服のボタンなどは外しておくか、裸にして寒くないようタオルにくるんでおくとスムーズ)

  • 2 大人が洗い終わってから赤ちゃんの服を脱がせ、一緒に浴室へ

  • 3 赤ちゃんの体を洗って、一緒に湯船に入り体を温める

  • 4 脱衣所に出て赤ちゃんをタオルに寝かせ、赤ちゃんの体を拭き、服を着せ安全な場所に寝かせる(大人はサッとはおれるバスローブなどがあると便利です)

  • 5 大人が体を拭き、着替える

お風呂デビューをスムーズに進めるためには、この手順を想定したときに、自宅の環境であればどのような事前準備をしておくとよいのか、どんなアイテムがあると便利なのかを考えることが必要です。

大人と一緒のお風呂で必要になる、事前の準備

先にご紹介した手順を考えたとき、安全かつ赤ちゃんへの負担なく入浴をするために事前にしておきたい準備があります。

まずは、脱衣所の環境を整えること。
最初は寝ているだけの赤ちゃんも次第にさまざまなものに興味を示し、手を伸ばすようになります。また脱衣所には、洗面台がついていることも多く、赤ちゃんには危ないアイテムが揃っています。赤ちゃんを寝かせる場所に、落ちてきて危ないものはないか、手を伸ばして届いてしまうものはないかしっかりと確認してください。また、脱衣所の室温を調整できる準備も必要です。空調が付いていれば安心ですが、付いていない場合も多くあります。その場合はヒーターを用意するのか、そのヒーターは倒れたりする心配がないものか、事前に安全性を確かめてください。

次に、赤ちゃんを寝かせる場所についてです。
まだ寝返りもできないころの赤ちゃんであれば、バスマットやバスタオルを重ねて敷き、寝かせておくことができますが、寝返りするようになったり、お座りやたっちをするようになると、興味のままに移動してしまうことも。動いて危なくならないよう、小型のベビーサークルやバウンサーを用意して安全を確保しておきましょう。

大人が体を洗っている間、脱衣所に寝かせておくのが難しい場合は、バスマットを敷いて一緒に浴室に入るのもよいでしょう。赤ちゃんが触れて危険なものは取り除き、動き回っても安全な空間を作ってあげてください。お座りやたっちをするようになった赤ちゃんと一緒に浴室に入るときは、転んでけがをしないよう、クッションマットだけでなくコーナーガードなどの対策もしっかりとるようにしてください。

このように、赤ちゃんと一緒のお風呂を想像してみると、必要になる準備やアイテムがでてきます。いざ必要になったときにすぐに手に入れることが難しい場合もあるため、備えあれば憂いなし!早めに用意しておくことがポイントです。

一緒にお風呂に入る時間を、親子の触れあいタイムに

お母さんは生まれたばかりの赤ちゃんと笑顔を抱擁します。
maki_shmaki/gettyimages

手順や準備のことを考えると「お風呂デビューって大変そう…」と思ってしまうかもしれませんが、沐浴ではできなかった、肌と肌の触れあいはとても幸せなコミュニケーションのひとつです。体を洗うとき、湯船に一緒につかるとき、赤ちゃんの肌に触れながら話をしたり、歌を歌ったり、手遊びや体を使った遊びをするのもよいでしょう。安全第一であることは変わりませんが、入浴の手順や方法に決まりはありません。赤ちゃんの機嫌が悪い時などは、無理をせずさっと済ませてしまってもOKです。何より大切なのは、それぞれのママ・パパがやりやすい方法を考え、赤ちゃんとのスキンシップタイムを余裕をもって楽しむこと。そのために、今から幸せな時間を想像しながら、楽しみながら準備をしておけるといいですね。

監修/山中龍宏先生 文・構成/吉田比路子(メディアハウスクリエーション)、たまひよメディア編集部

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