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「男性アナウンサー初!? 3ヶ月間の育児休暇取得への道」テレ東アナウンサー原田のパパ育休日記 第1回

更新

2021年4月、27歳で一児の父となったテレビ東京アナウンサー原田修佑さん。テレビ東京男性アナウンサーで初めて3か月間の育児休業を取得。この連載では3ヶ月間の育休で感じたことなどを自身の言葉で綴ってもらいます。

連載第1回は、テレビ東京でアナウンサーとして日々奮闘していた原田アナが、育休を3ヶ月間を取ろう!と決意することになったいきさつをお話しいただきました。

上司が口をそろえて言ったこと

「父親の育児への関わり方次第で、夫婦関係の一生が決まるよ。」

妻の妊娠を上司に報告した時、既婚男性上司のほとんどが口を揃えて放ったこのような言葉。

たしかに、僕の父親もほとんど家事、育児をしていませんでした。(自営業だったため仕事が忙しかったのだと大人になってから理解したが)それを、20年以上前の話なのに今でも母親が愚痴愚痴言っているのをよく耳にします。

待望の我が子が生まれるというワクワク感に浸っていた僕に、突然襲ってきた大きな不安。

もちろん育児には全力で関わるつもりだし、家事も積極的にやって妻を労い優しくする。

ただ、

「初めて子どもを持つ妻がどんな心境で育児をして、夫にどうして欲しいものなのか本当に僕はわかっているのだろうか…」

そんな疑問が生まれました。

妻を誰よりも理解するために、調査が必要だと感じた僕はすぐに動きました。

幸いにも僕の所属はアナウンス部で、半数以上を女性さらにその半数ほどをママさんが占めています。とても親切でハートフルな先輩方に話を聞く中で主に3つのことがわかりました。

その1:夫がどれだけ仕事を頑張り収入を得ていても、経済面で感謝はするが、育児家事への貢献度を測る上では全く別の話。

その2:手伝うというマインドはNG。二人の子どもなのだからやって当然。

その3:妊娠、出産、授乳など、どの過程も想像を絶するほど過酷。


経験に基づくママさん達のお話を聞き、言われてみたら当たり前なことだけど、わかったつもりでいただけの自分に改めて気が付くことができました。

そして、

「よし!僕は妻を全力で理解し労い支え合い、なんなら育児を通して今まで以上に妻に好かれてみせる!!」

と決意を新たに、それを実現するベストな方法は何か考えた結果、

「育児休業を取ろう!!」

という決意に至りました。

突然の一本の電話…

そんな矢先、上司からかかってきた一本の電話。

上司「4月からWBS(ワールドビジネスサテライト)※を担当してもらいます」

なんと!WBS(ワールドビジネスサテライト)は僕がずっと担当したかった番組でした。

「とっても嬉しい!でも待てよ、我が子の出産予定日は4月…育休どうしよう…」

嬉しさ半面、僕は頭を抱えました。

出産直後の妻の負担や不安を考慮して4月から育休を取る予定でした。きっと妻もそのつもりで期待をしているはず…。(実際は全く期待していなかったそう)

でも、仕事も大切で、新たに担当する番組をいきなり休むわけにはいかない…。

出産前ではありましたが、父親として初めて直面した大問題でした。

この大問題をどう解決するか。妻と話し合いを重ね、まずは妻の実家近くへ引っ越しをし、義父母の手厚いサポートが受けられる体制を作ることにしました。

そして、4月から9月までは出産直後ではあるが新番組就任を受け、育児と仕事の両立を行い、改めて10月から3ヶ月間の育休を取るという結論に至りました。

ついに!テレ東初!男性アナウンサーの育休取得へ

僕の知る限り、テレビ東京の男性アナウンサーで、それも3ヶ月間の育児休業の前例はありませんでした。(調べた限りでは、キー局でも3か月という期間は前例がないようでした。)

育休を取ることで仕事が減ってしまうのではないか?戻る場所が無くなってしまうのではないか?など不安が正直とてもありました。

そんな中、WBSの佐々木・大江キャスターは「素敵だね。いい時間を過ごしてね。戻ってくるの待ってるよ」と笑顔で温かい言葉をかけてくださったり、番組スタッフや後輩の角谷・田中アナも「私たちのことは気にしないでください。育児楽しんでくださいね」と背中を押してくれたりしました。

他にも、スポーツ実況など多くの業務をアナウンス部の皆さんがカバーしてくださるなど、(あまりの温かさに書いていたら涙が出てきました・・・)本当に多くの方の理解、サポート、後押しのおかげでこの形に落ち着くこととなりました。

少々長くなってしまいましたが、以上が僕が育休取得に至った経緯です。

最後に一つ。

しがない父親になりたてのいちサラリーマンではありますが、世の中のパパ予備軍の皆さんに一言言わせてください。

「父親の育児への関わり方次第で、夫婦関係の一生が決まるそうですよ。」


※WBS(ワールドビジネスサテライト)テレビ東京月曜~木曜よる10時、金曜よる11時スタート。「あなたと世界を経済でつなぐ」経済ニュース

プロフィール

原田修佑(はらだしゅうすけ)
1993年生まれ。愛知県豊橋市出身。2016年、テレビ東京にアナウンサーとして入社。
担当番組は「WBS(ワールドビジネスサテライト)」「シナぷしゅ」スポーツ実況など。
趣味は焚き火とバスケットボール。15歳までに骨折を6回経験したこともあり、モットーは粉骨砕身。Twitter/@shusuke_harada

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