コンビ肌着?カバーオール?何が違うの?赤ちゃんの肌着&ウエアの基本【専門家】
ベビー服は、赤ちゃんが生まれてから毎日着せるものなので、妊娠中に必ず用意したいアイテム。まずはどんなものがあるのか、超基本を保健師、助産師、看護師の中村真奈美さんに聞きました。 ベビー用品の買い物を始める前に把握しておきましょう。
ベビー服にはどんな違いがあるの?
まず、赤ちゃんに着せるものは「肌着」と「ウエア」の大きく2種類に分かれます。
「肌着」は、大人にとっての“下着”にあたるもの。赤ちゃんのデリケートな肌に直接触れるものなので、肌にやさしい素材であることや、通気性のよさが重要です。
「ウエア」は、大人の“洋服”にあたるもの。新生児期~生後3カ月ごろまでの赤ちゃんは、首がすわっていなくて体がふにゃふにゃ。前開きタイプのウエアが着替えさせやすくて便利です。
肌着の種類を知ろう
肌着にも、さまざまな種類があります。肌着はセット売りになっているものが人気ですが、どんな種類が入っているのか、セット内容を確認してから購入しましょう。
短肌着
着丈が短く、おむつ替えがしやすいのが特徴。短いので重ね着がしやすいのもポイントです。
コンビ肌着
着丈が長く、二股に分かれています。股下にスナップボタンがついていて、留めるとはだけにくくなります。
ボディ肌着
股下をスナップボタンで留めて着せるタイプ。すそがなく、太ももが出る形状。夏は1枚で着せてもOK。ウエアと兼用で使えるものもあります。
長肌着
着丈が長く、足元まで暖かいので、秋冬生まれに特におすすめ。股下にスナップボタンがないので、おむつ替えが頻繁な時期にも◎。
ウエアの種類を知ろう
生まれてすぐの赤ちゃんにおすすめのウエアは、上下が分かれていないつなぎタイプ。股下のスナップボタンの留め方で、「ツーウェイオール」、「カバーオール」の2種類に分かれます。
ツーウェイオール
股下のスナップボタンの留め方を変えることができ、ワンピース型とズボン型の2通りの着せ方が可能。おむつ替えが頻繫な時期はボタンの留め外しが不要なワンピース型、脚をバタバタさせるようになったらはだけにくいズボン型、と成長に合わせて着せられるので、まずは押させておきたいアイテム。
カバーオール
股下のスナップボタンを留めて、二股に分かれるズボン型。新生児期を過ぎると、脚を活発に動かすようになる赤ちゃんが多いので、はだけにくくて安心。70㎝など、比較的大きめサイズの展開が多いので、サイズを必ず確認しましょう。
監修/中村真奈美さん 取材・文/たまごクラブ編集部
赤ちゃんの肌着・ウエアにはさまざまな種類があって、とくに初産の妊婦さんは何を買おうか迷いやすいもの。どんなものがあるのか把握して、出産準備に役立ててくださいね!
参考/『後期のたまごクラブ』2022年春号「赤ちゃんの肌着ウエア、何を何枚?」
※掲載している情報は2022年4月現在のものです。
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『後期のたまごクラブ』2022年春号には、「赤ちゃんの肌着ウエア」特集があります。