SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 体のトラブル
  4. つわり
  5. つわりを悪化させてる原因かも!?夏の妊婦は水分のとり方に注意!

つわりを悪化させてる原因かも!?夏の妊婦は水分のとり方に注意!

更新


ただでさえ夏は暑いのに、妊娠しておなかが大きくなると、ちょっと動いただけでも暑さを感じやすくなるもの。「暑くてジュースをガブガブ飲んじゃう」「つわりがつらいから、冷たい飲み物しか飲めない...」という人はちょっと待って! 夏の妊婦さんは、水分のとり方に注意が必要です。

冷たい物の飲み過ぎは、つわりを悪化させる原因のひとつ

冷たい物を飲み過ぎると、胃腸を冷やしてしまい、消化機能が弱まります。また、水分のとりすぎは、胃液を薄めることになり、食べ物の消化を阻害することに。その結果胃腸に負担がかかり、つわりや夏バテを悪化させてしまう原因にもなるのです。「冷たい物しか飲めないから…」と、キンキンに冷えた飲み物ばかり飲んでいると、つわりを長引かせる悪循環に陥りかねません。

水分補給は水かお茶を1日1.5~2L

冷たい物の飲み過ぎは禁物とはいえ、ほてりやすくて熱中症に注意が必要な妊婦さん。正しく水分補給することが大切です。
1日あたりの水分摂取の目安量は、1.5~2Lほど。ジュースは水分補給に適さないので、お茶などでとるようにしましょう。
1回あたりに飲む量は、コップ1杯程度。多くの量を一度に飲んでも、体が吸収しきれないので、こまめに飲むのがポイントです。
温度は、冷蔵庫で冷やした5~15℃程度のものならOK。胃腸に負担をかけないように、一気飲みせず、少しずつ飲むようにしましょう。氷を入れると冷えすぎてしまうので、控えるのがベターです。

番外編:カフェイン入りの飲み物はどれぐらいなら飲んでもいいの?

カフェインは、中枢神経を刺激して眠気や疲れをとるメリットがある一方、めまいや不眠、消化機能の低下などを引き起こすこともあります。直接の因果関係ははっきりしていませんが、摂取しすぎると胎児の発達を阻害したり、流・早産の確率が高くなったりするという報告もあり、注意が必要です。
カフェインが必ずおなかの赤ちゃんに影響を与えるというわけではなく、摂取量を控えれば大丈夫。
妊娠中のカフェイン摂取上限量の目安は、1日あたり200mgとされています※。コーヒーなら、1日にカップ1杯=150ml程度ならOK。カフェインが入った飲み物が好きで「我慢するのがつらい…」という人は、1日1杯をじっくり楽しむのがおすすめです。

※参考/「カフェインの安全性に関する科学的意見書」(欧州食品安全機関)

カフェインの含有量(抽出液100gあたり)

・コーヒー……60mg
・紅茶……30mg
・緑茶(玉露)……160mg
・緑茶(煎茶)……20mg
・ウーロン茶……20mg
・麦茶……0mg

参考/日本食品標準成分表2015年版(七訂)文部科学省

つわりにいいと思って、冷たい物ばかり飲んでいませんでしたか? 熱中症にならないためにも、正しい水分補給の仕方を習慣にしましょう。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/管理栄養士 星麻衣子さん

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

妊娠・出産の人気記事ランキング
関連記事
妊娠・出産の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。