ワーキング妊婦の妊娠初期に考える「これからの仕事」のこと【専門家に聞く】
妊娠すると、仕事をしている妊婦さんは考えなければいけないことがたくさんあります。妊娠初期にまず直面する「仕事をどうするか」について、女性のキャリア・働き方の専門家・毛利優子先生と一緒に考えてみます。
仕事続ける・辞める メリット・デメリット
働く妊婦さんは、仕事を続けるか辞めるかを決めて、早めに勤め先に伝える必要があります。まずは、仕事を続けるにしても、辞めるにしても、メリット・デメリットをチェックしてみましょう。
【続けるメリット】
□収入がキープできる
□ママ以外の役割・仕事があることで精神的に安定する
【続けるデメリット】
□子どもとの時間が少ない
□パートナーの理解や両親のサポートがないと仕事と育児の両立が大変
【辞めるメリット】
□育児に専念すれば子どもとの時間がゆったり取れる
□仕事を辞めて育児が落ち着けば、資格取得など自分磨きの時間もできる
【辞めるデメリット】
□仕事を辞めると社会との接点が少なくなる恐れも
□もう一度働きたいときにスムーズに社会復帰できない場合も
仕事を続けるか辞めるかの判断材料
次に仕事を続けるか辞めるかの判断材料を紹介します。
会社の制度
自分の雇用条件で産休や育休が取れるかを確認。そのほか、リモート勤務ができるか、産後の時短制度など気になることを確認して。
家庭の経済状況
会社を辞めて、パパの収入だけで現実的に暮らしていけるのかどうかをシミュレートしてみましょう。教育費についても考慮が必要。
地域の保育園状況
地域によって待機児童が多くて保育園に入れない場合も。調べてみて、続けるならどれくらい育休を取るのがベストか考えておく必要が。
サポート態勢
働き続けた場合、双方の両親にどれくらい頼れるのか、ファミリーサポートセンターなど地域のサービスなども調べてみましょう。
勢いで辞めてしまうのは禁物。辞める場合もその先のビジョンを持って
仕事を続けるか辞めるかは、パパとよく話し合って、先輩ママの意見も聞いてみて。勢いで辞めてしまうのではなく、よく調べて冷静に判断しましょう。辞める場合でも、その先のビジョンを考えることが大切です。
再び働くときのビジョン
・業務委託や在宅ワーク
・産後に再就職
・自営業を始める
・育児に重きを置き、パート・アルバイト
など
監修/毛利優子先生 取材・文/たまごクラブ編集部
仕事を続ける場合は、「出産手当金、育児休業給付金などのもらえるお金」のメリットも見逃せません。いろいろ考えて決めてくださいね。
参考/『初めてのたまごクラブ』2022年夏号「ワーキング妊婦の問題解決マニュアル」
●掲載している情報は2022年6月現在のものです。
『初めてのたまごクラブ」2022年夏号
では「ワーキング妊婦の問題解決マニュアル」特集があります。
毛利優子先生
PROFILE
Flexible Career代表・Piece to Peace取締役CMO。育児と両立しながら転職・起業を経験。現在は4人の子育て中。