診察室への長〜い道のり【にんぷぐらし!#27】
こんにちは、やまくらです。
2021年6月に男の子を出産しました。
子との日々の記録をInstagramで綴っています。
たまひよONLINEでは私の妊娠から出産、育児のエピソードを綴っていきます。
実際の妊娠中は何が起こるかわからず不安で、発信することができませんでした。今だから言えるあれこれを、当時を振り返りながら描いていきたいと思います。
本格的な陣痛が始まり、あまりの痛みに吐いてしまったわたし。
その後は吐かずになんとか耐えていましたが、痛みも強く、間隔も短くなってきました。
入院患者用の診察室は同じ階にありましたが、歩いていく間も陣痛は止まりません。
おなかの痛みに耐えながら、陣痛の合間を縫って診察室を目指しました。
診察が終わると、助産師さんと看護師さんは部屋を出ていってしまいました。
(夜中ですし、他の患者さんもいるし、つきっきりというわけにはいきませんよね、、、)
夫の付き添いもないため、診察台の上でひとり孤独に過ごすことになりました。
そうしている間にも陣痛は襲ってくるわけで。
先の見通しも立たず、今すべきこともわからず、そしてスマホを忘れてしまったために誰からの励ましもなく、ひとり陣痛に耐えました。とにかく不安な時間でした。
※コロナ禍での出産だったため、本来は各所でマスクを着用しておりますが、作中では省略させていただきます。