先輩ママが激白!【つわり】つらかったこと&食べられた「神食」
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妊娠初期の症状として、まず思い浮かぶのが「つわり」。実際に、妊婦さんたちはどんな症状で、どうやって乗り越えていたのでしょうか? 今回は、口コミサイト『ウィメンズパーク』の先輩ママに、「つわり体験」について聞きました。
2017年8月3日~2017年8月6日、全国のウィメンズパーク会員3,535名に実施した「つわりはあった?どんな症状だった?」というアンケートを元に、妊娠したことがある方の回答を再集計しています
妊娠期に「つわり」はあった?
第1位 あった 2947名(85%)
第2位 なかった 423名(12%)
第3位 わからない 64名(1.8%)
8割以上のママが「つわりはあった」と回答。でも100%ではなく、「なかった」という人もいるのです。
「何となくはあったような記憶もありますが、ほぼ無くて、体重増加に磨きがかかりました。 苦笑」
「母がひどかったので、覚悟していたのですが、気分悪いかな~?ぐらいで済みました」
つわりに悩まされたママにはうらやましい限りですが、このほか「わからない」と答えた方のなかには、
「1人目のときはひどかった。2人目は、ほぼなし」
など、妊娠する度に症状が変わったという声も多数。
では、「つわり」に悩まされたママは、いつ頃から始まり、いつまで悩まされたのでしょうか?
つわりはいつから? いつ頃まで続いた?
つわりの「始まり」と「終わり」については、かなり個人差があるようです。
「妊娠がわかってから1カ月後から約1カ月間。起きてても、寝てても、食べても、お腹が空いても、何をしても、だるくて、辛かった。最後の方は戻したりしてました」
「4週目からと早くてひどかったです」
「5週くらいからムカムカして吐き気はある。でも吐いたりはしないので、一日中気持ちが悪い日が続いている。頭痛と胃痛もあり、つらい」
「妊娠に気付いた頃はずっと食べてないと気持ち悪くて、初期は吐きづわり、中期以降は眠かったり、常にムカムカしたり、後期は胃がおされるのか気持ち悪く、喉に違和感がありずっとのど飴をなめていました」
「産むまで悪阻で陣痛の合間でさえ吐いてました(^_^;)」
出産まで続く人もいるなんて! さらに、期間だけでなく、つわりの症状も人によって様々です。
あなたのつわりはどんな症状だった?
第1位 吐きつわり 1572名(51%)
第2位 においつわり 1393名(45%)
第3位 食べつわり 1272名(41%)
第4位 眠りつわり 606名(20%)
第5位 よだれつわり 192名(6.2%)
2人に1人が「吐きつわり」の症状に。ただ、2〜3種類の症状を選択した人も多数。妊娠週数によって、また1人目と2人目で症状が変わった、という声も多くありました。それぞれの症状について、リアルなママたちの声を聞いてみましょう。
「吐きづわり」これがつらい!
「1日10回以上吐く日が2カ月以上続いた。終いには血まで吐いた」
「全く食欲が出ず、わずかに食べてもそれ以上戻してしまう。臨月でも2キロしか体重が増えなかった」
「妊娠初期は乗り物酔い。安定期あたりから、食べると吐くようになり。吐きすぎて、目の下の血管が切れて内出血」
「吐きすぎて精神的におかしくなった。眠れなくなって、入院した」
「何も食べられず水も飲めず、体重が8キロも減り、脱水症状にもなり、入院しました。症状の軽減は、産婦人科での点滴でした」
「においつわり」これがつらい!
「食べるときには、水枕のような生ゴム臭を感じ、食器用洗剤の特にマスカットの香りに撃沈し、肉などを燻した香りもアウトだった」
「寝るときもいろんなにおいが気になるのでレモンを握りしめて横になっていました。人工の香りはきつすぎてどんな香りもダメでした」
「急に匂いに敏感になり、スーパーの惣菜売り場やパン屋に行けなくなり、大好きだったご飯やコーヒーがダメになりました」
「ごはんの炊けるにおいが極端に嫌いになりました」
「食べつわり」これがつらい!
「空腹になると気持ち悪くなるタイプだったので、体重増加が悩みでした」
「食べつわりで、今までにない食欲に戸惑いました。なるべくカロリーの低いものをチョイスしてました」
「食べづわりだったけど、たくさん食べるとそれも気持ち悪くなるので、少しだけを何度も食べていた」
「眠りつわり」これがつらい!
「吐いたりは無かった。とにかく眠くて昼も夜も寝ていた」
「夜8時間以上寝ても昼間に眠気があった。仕事中に居眠りしてしまうこともあった」
「臨月まで職場でデスクワークをしていたので、眠気に襲われたときは社内を歩き回ったり、資料室で軽い体操をしたりしてしのいでいました」
「よだれつわり」これがつらい!
「3~4週目あたりから唾を飲み込めなくなっていた。ずっとよだれが口の中にたまってくる感じ。出産が終わるまで」
「よだれつわりに泣かされました。鍼灸に通って、8カ月くらいに飴で少し収まりましたが、結局出産後も続きました。辛かった…」
「つわり」どうやって乗り切った?
とにかく「何も食べられない」「食欲がなかった」という、つわりまっただ中のときも、「これだけは食べられた!」という「神食」。最も多かったのは「トマト」でした。
「トマトが食べられたので,ひたすらトマトを食べました。初めて箱買いしました」
「水を飲んでも吐いてしまうほどひどかったですが、トマトだけは食べられました」
「トマトとかっぱ巻きとペリエ」
かっぱ巻き、納豆巻きなどの「おすし」は「温かいごはんがダメ」な人の救いになったよう。コンビニの「冷たいおにぎり」も同様でした。
一方で、「ジャンク系」も健在。
「某ファストフードのポテトが異様に食べたかった」
「のり塩味のポテトチップスだけ食べられました」
「フライドポテト、ポテチ、レモン味のすっぱいグミやチューイングキャンディ」
「塩辛いポテト+炭酸飲料+酸味のあるフルーツ、飴」という組み合わせも多数。なかでも「炭酸水」は「何も食べられない」ママの必須アイテム。
「吐けないので、炭酸水でげっぷを出すと少しすっきりした」
「ひどい症状の時でも摂取できたのは、ノンカフェインのコーラ、炭酸水」
「食べられたもの…ありません、、でも、炭酸飲料はとても飲みたくなりました」
このほか、季節を問わず「アイス」も神食。とくに『アイスの実』『ガリガリ君』に助けられたという声が目立ちました。
つらい時期を乗り越えるには、気持ちを楽にすることも大事ですよね。「つわりは赤ちゃんがいる証拠と受け入れ、気にしないようにした」というママの言葉も参考に。(文・たまひよONLINE編集部)