マタハラ被害。座るな休むな歩けと言われて[噛みしめ育児スルメ日記#10]
こんにちは。2人の男子を育てている今じんこです。
この[噛みしめ育児スルメ日記]では、噛めば噛むほど味がでるスルメのような育児の話や、妊娠出産の時の話を描いていこうと思います。
今回は私が初めての妊娠中、会社で直属の上司からマタハラにあっていた時の話です。
もともと嫌味な上司ではあったのですが、妊娠してからは嫌味を超えてマタハラになっていました。
ストレスからお腹の張りを頻繁に感じるようになりました。
産休に入るまではあと4ヶ月あったし、これ以上我慢してお腹の子にもしものことがあったら?と不安に…。
ちなみに社長にマタハラの相談をしましたが、社長もマタハラ加害者側だったので敵を増やしただけでした。
産院のお医者さんに相談すると、切迫早産気味ということですぐに診断書を書いてくれて、その翌日からすぐ休職することができました。
妊娠トラブルでの休職ということで傷病手当金も受け取れたので、とても助かりました!
会社を休んでからはみるみる体調が良くなって、お腹の張りもほとんどなくなったんです。
あの時無理して働き続けてお腹の子に何かあったら、上司のことを恨んでも恨みきれませんでした。
お医者さんに相談して本当によかった…!!
もしマタハラでストレスを抱えている方、マタハラを受けてなくても体力的に働き続けることが困難な方は、無理せずお医者さんに相談してみてください。
マタハラの相談窓口に行く場合や万一の時の訴訟に備えるために、いつどこで何を言われたかをメモに残すようにしていたので、もしもの時はこのメモがある!と少し心強くいられました。
家族や友人や職場の仲間に寄り添ってもらえたことも心のケアになりました。
本当はこんな会社辞めたいと思いましたが、出産間近の妊婦、ましてや産後乳児をかかえた保育園も決まってないママが転職は困難だと思ったので、会社を辞めたり訴える事は結局ありませんでした。妊婦って立場が弱いなと痛感しました…。
マタハラの撲滅はもちろん、被害者が泣き寝入りせずに済む労働行政が整うよう祈るばかりです。
【今じんこ】 2013年うまれの長男、2015年年うまれの次男を子育て中。 フリーのグラフィックデザイナーで夫はコーヒー豆屋。 インスタグラム(@imagineko)で絵日記描いてます。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。