妊娠2ヶ月 妊娠かも!?初期症状・初診のタイミングと服装・お金の話
妊娠2ヶ月目は多くの人が妊娠の兆候を感じ始める時期。「生理がこないし、なんだか熱っぽい...」など、ふとした体調の変化から妊娠が発覚するケースが多いようです。ただし、個人差があるため、なかにはまったく気づかなかった...という人も。妊娠発覚はとてもうれしく幸せな瞬間でもありますが、同時にこれからのことを考えて不安を感じることもありますよね。特に初産の場合、「初診はいつ行ったらいいの?」「出産に向けて、費用はどのくらい必要になるの?」など、わからないことがたくさん。いざというときに不安にならないためにも、妊娠2ヶ月目の妊婦さんが感じる妊娠初期症状や、妊娠検査薬で陽性が出た場合の初診タイミング、また妊娠~出産に向けてのお金事情について今からしっかりチェックしておきましょう!
生理予定日ごろにあらわれる妊娠初期症状
生理予定日ごろから少しずつあらわれる妊娠の“初期症状”。生理前の体調変化と似ていることや、初期段階はたとえ妊娠していても検査薬が陰性になるケースも少なくないため、「生理だと思っていたら、実は妊娠していた!」なんて人もいるようです。
具体的な妊娠初期の症状として、ウィメンズパークで実施したアンケートによると、「眠気」「吐き気・胃のムカつき」と答えた人が、それぞれ6割程度となりました。なかには「赤ちゃんを抱っこしている夢を見た」「夏バテのような食欲減退やだるさがあった」「妊娠してすぐに直感で確信した」という声があるなど、人によってさまざまです。妊娠に気づかない状態で、激しい運動をしたり強めの薬を飲んだりして、おなかの赤ちゃんに負担がかかってしまうことのないよう、初期症状について知っておきましょう。
【生理予定日前に猛烈な眠気に襲われた】
生理予定日の1週間ほど前から猛烈な眠気が。ふだんの生理前もイライラ、ほてり、眠気があったのですが、いつにも増して眠気がひどい。隣のデスクで同僚が忙しく仕事をしているにもかかわらず、うとうとしてしまいました…。
【生理のおくれと体調不良】
2人目が卒乳してから定期的にきていた生理がかなりおくれていたのでモヤモヤ。食べ物を見るとムカムカ。眠気や腹痛が続いていて、検査薬を使ったらうっすら陽性だったので数日後に産婦人科へ行きました!
産婦人科への初診のタイミングと服装・持ちもの
妊娠の兆候を感じたら、まずは薬局などで手軽に購入できる妊娠検査薬で確認をし、陽性反応が出てから5〜6週目前後に初めて産婦人科に行ってみるという人が多いようです。ただし、行くのが早すぎて心拍確認ができず、1〜2週間後に再度受診することになったというケースも。
また、初産の人は初診のとき、まず何を持って行けばいいか、どんな服装で行けばいいかなど迷ってしまいますよね。受診する産婦人科が決まったら、あらかじめホームページや電話などで、診察予約の可否や、持ちものの確認をしておくと安心です。また、受診時は服を脱ぐケースもあるため、着脱しやすい服を選ぶのがよさそうですよ。
【5週目、ちょっと早すぎたかも】
5週目に産婦人科に行ったのですが、行くのが早すぎたようで心拍確認できず…。次の健診までの2週間がかなり長く感じました。6週に入ってから行けばよかったなと思いました。
【6週目に産婦人科へ】
生理予定日から2週間がすぎ、つわりの症状が出たので検査薬を試してみたら陽性。夫へ報告し、数日後に受診、エコーで子宮内に2つの胎のうを確認しました。心拍確認は8週くらいだったかな?クリニックでは双子のリスクに備えられないため、その時点で大きな病院を紹介されました。
【服装は楽な格好で!最終月経のメモを持って】
初診での持ち物は、保険証と基礎体温をつけているなら基礎体温表ぐらいですね。あと、問診票に生理周期や生理の日数、最終月経の日にちなどをメモしておくといいと思います。内診のときは下を脱ぐので、スカートでもズボンでも楽な格好で行けばいいと思いますよ♪
出産前に知っておきたい、健診費用と出産費用
妊娠・出産は健康保険が適用されないため、全額自己負担となります。健診費用は、助成券として一部を負担してくれる自治体もあるので、こうした制度はぜひ活用したいのですが、先輩ママからは、助成券だけでは足りずに不足分を合わせて支払ったとの声も。出産費用は病院によりますが、45万~60万円くらいが多いようです。健康保険に加入していれば、出産育児一時金がもらえます。事前に申請しておくと不足分のみの支払いですむので便利です。手続きは病院によって異なりますので、出産予定の病院で手続き方法を確認しておきましょう。
健診費用も出産費用も、病院によってかなり差があるのが実情。初診に行ったときなどに、聞いてみるといいですね。
【健診費用:毎回2,000円を自費】
私が暮らす地域では、妊婦健診5,000円から補助券分の3,000円が引かれて、毎回2,000円を自費で支払っています。また、初期と中期に2回血液検査がありましたが、そのときは補助券を使ってもそれぞれ1万円弱の支払いがありました。
【出産費用:友だちは38万円、私は55万円】
病院によって出産費用はさまざま。私の友だちは都内の総合病院で38万円、私は都内の個人病院で55万円(42万円の一時金が出たので出費は13万円)。住んでいる地域にもよるだろうし、病院のサービスによっても異なると思います。
【出産費用+準備費用:30万円くらいか、もっと少ないかも】
入院費が60万円くらい。そのうち42万円(出産育児一時金)&健保からお祝い金が9万円で、51万が浮いたので、自費で9万円ほどでした。そのほかにチャイルドシートやベビーカーなどに20万円も使っていないので、トータルで30万円以下に抑えられました。
おなかのなかの赤ちゃんが成長するにつれ、妊婦さんの体にあらわれるさまざまな兆候。妊娠に気づくタイミングは人それぞれですが、小さなサインを感じたら、産婦人科で診てもらうなど、早めに行動したいですね。妊娠2ヶ月目前後は体調の変化に不安を感じることも多い時期ですが、できるだけ心穏やかにすごしてください。
※投稿内容は投稿者の個人的な見解・体験に基づくものですので、あくまでもアドバイスとして参考にしていただき、症状などについては医療機関にご確認ください。
※文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※出産育児一時金は、2023年4月より、50万円に引き上げられました。