選べる出産祝いカタログギフト導入院をご紹介!横浜労災病院
今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市にある「横浜労災病院」の産婦人科。産婦人科部長の松永竜也先生と看護師長の笠井こずゑ師長に話を聞きました。
何より「安心・安全」を心がけています。 24時間体制でほかの診療科とも密に連携
地域周産期母子医療センターとして、妊娠中から出産、産後まで、ママと赤ちゃんに高度な医療の提供を目指している横浜労災病院。
「例えば、妊娠糖尿病を発症した場合、産科の医師だけでなく、血糖管理のエキスパートである内分泌内科の医師とも連携して治療にあたっています」
その上、24時間体制で医師が常駐しているので、妊娠中に何らかのトラブルが起きたとしても、いつでも迷わず駆け込むことができます。
「麻酔医も24時間常駐しているので、夜間や土日でも、すぐに手術に対応できます。日頃から麻酔科、小児科などと連携して緊急帝王切開手術のシミュレーションを行っているので、安心しておまかせください。また、当院にあるNICU(新生児集中治療室)では、妊娠26週から対応可能です」
ピーク時よりは落ち着いたとはいえ、新型コロナウイルスにかかった場合も気になるところ。
「もちろん、新型コロナウイルスに感染した妊婦さんの受入れも行いますし、治療経験もしっかり積んできています」
希望のお産スタイル、快適な入院生活、多様なニーズにできる限り応えます
「私たちは、できる限り妊婦さん方のニーズにお応えし、選ばれる病院をめざしています。妊婦健診は自宅や職場近くのクリニックで受診し、出産は当院で行うこともできるセミオープンシステムを採用しているのも、ニーズに沿った結果です」
分娩法に関しても柔軟に対応。その1つが、TOLAC(トーラック)と呼ばれる、帝王切開を経験した人の経腟分娩です。過去に帝王切開をしたことがあると、子宮破裂のリスクなどを考慮して、次の出産は最初から予定帝王切開に決まる産院が多い中、横浜労災病院は、妊婦さん自身の希望をできるだけ尊重する姿勢です。
「もちろん、母子の安全が第一。当院はそのための医療体制でサポートしていきます。ただし、“過去の帝王切開は1度だけ”など、妊婦さん側がいくつかの条件をクリアしている必要があります」
さらに、産後入院の食事や部屋にも気配りが。
「できるだけ快適に過ごせるように、数年前に入院室を改装しました。食事の内容や器もリニューアル。入院中に1度、お祝い膳もご用意しています」
マンツーマンでたっぷり時間をかける、助産師指導で細やかなケア
「当院は子育て中の女医が多いのも特徴です。ママの気持ちがよくわかるので、妊婦さんも悩みを相談しやすいのはないでしょうか」
また、妊娠18週、28週、36週には、助産師さんがマンツーマンで面談。
「面談の時間は30分~1時間。安産に向けての生活指導や、マイナートラブルなどのお悩みに応じています。乳頭の形などで授乳に苦労しそうな方には、健診のたびに助産師が診ることもあります」
妊娠中の体調管理はもちろんのこと、お産や産後の育児に対する不安など、ママたちの心のケアも重視。
「当院には、リエゾンナース(精神科看護に特化した知識・技術を持つ看護師)のチームもあり、お産や育児に対する不安の大きいママや、産後うつの心配があるママをサポートする体制が整っています」
退院後、育児で困らないために。産後ママの育児をしっかりサポート
産後入院は母子同室。入院中は助産師・看護師さんが、24時間体制でママの育児を見守ります。
「当院は母乳育児を推奨しています。最初はなかなか大変かもしれませんが、ベテラン助産師が多いので、豊富な経験を駆使しながら、ママたちが育児のコツをつかむお手伝いをします」
近年は、実家などの支援を受けることが難しく、夫婦二人きりの育児で苦労するケースも増えています。その対策の1つとして、入院中に育児に慣れておくことはとても大事です。産後健診の際、「入院中に育児を頑張れたおかげで、今は落ち着いて子育てができています」などと話すママも多いそうです。
「退院後も、赤ちゃんの体調不良など困ったことがあれば、夜中でも電話してください。当院は新生児内科も24時間体制です」
小児科・新生児内科・小児外科もあるので、家族みんなが長く頼れる病院です。
産院情報
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構成/たまひよ選べる出産祝い 編集部