第1子妊娠中の北原里英、元AKBの頼れる先輩ママたちやNGT48の後輩たちのおかげで充実したマタニティライフを満喫中
2024年の冬に第1子の出産を予定している元AKB48、NGT48で女優の北原里英さん。10月15日発売『中期のたまごクラブ秋号』の表紙とカバーインタビューに登場してくれます。ポジティブで楽観的と自称する北原さんですが、妊娠初期には不安を感じた出来事もあったとか。それでも今は、夫や周囲の友人・先輩に囲まれ、充実した妊娠生活を送っているそう。そんな現在の様子を教えてくれました。
楽観的な私と、心配性な夫。夫婦二人三脚で赤ちゃんを迎える準備中
――妊娠おめでとうございます。妊娠してから、ご自身についてや、夫婦の関係性で変化はありましたか?
北原さん(以下敬称略) 私はもともと、わりと楽観的なタイプなんです。今も妊娠生活をポジティブに楽しんでいるんですが、そんな私でも妊娠初期のころは、健診に行くのを毎回不安に感じていました。あるとき、エコー検査で子宮に影が映ったことがあって。お医者さんには「とりあえず様子を見ましょう」と言われたんですが、帰宅してからネットでいろいろな情報を検索しまくって、怖くなってしまったことがありました。妊娠生活の中で、あのころがいちばん不安でしたね。でも、後日の健診にいったとき、影は自然となくなっていて、赤ちゃんの心拍が確認できたんです。胎動を感じられるようになってからは、安心して妊婦生活を楽しめるようになりました。
それでもやっぱり妊娠は初めてのことなので、日々新しく知ることだらけ。一喜一憂したり、知らないことを勉強したりの毎日です。たとえば、つわりって安定期前にピークを迎えることが多いですが、そういう知識もなくて。まだまわりに報告できない時期に、人知れずつわりでつらい思いをしている妊婦さんがたくさんいるんですよね。そう思うと、世のお母さんたちはみんな本当にすごいなぁって、改めて思います。
夫婦の関係でいうと、楽観的な私と比べて、夫のヒデさん(俳優の笠原秀幸さん)は心配性なタイプで。たとえば、私がソファにドンって座ったりすると、すごくあせって注意してくれます(笑)。もともと心配性なので、妊娠したから変わったというわけではなく、いい意味で夫婦の関係性は変わっていないですね。幸い大きなトラブルは今のところないのですが、最近はよく足がつるようになったかな。今はまだ自分でマッサージして解消していますが、もっとおなかが大きくなって、足まで手が届かなくなったら、ぜひヒデさんにやってもらおうともくろんでいます(笑)。
――胎動を初めて感じたときに思ったことを教えてください。
北原 妊娠中期になってそろそろ胎動がわかる時期になっても、私は正直まったくわからなくて不安でした。友人の先輩ママに聞いたら、「最初は魚が泳いでいる感じだよ」と教えてくれて。それを聞いて、やっと「これが胎動か~!」と感覚がわかって、すごくうれしかったことを覚えています。今は外から見てもわかるくらいダイナミックに動くので、よく話しかけています。ヒデさんはタイミングが合わず、まだ感じられていないのですが(笑)、そう遠くない未来に夫婦で共有できることを楽しみにしています。
頼れる先輩夫婦や先輩ママのおかげで楽しいマタニティライフ
――思い描いているバースプランはありますか?
北原 いちばんは、出産時にヒデさんに立ち会ってほしいということ。計画無痛分娩の予定なので、「ぜひ立ち会ってね!」と伝えています。本人は血が苦手なので不安そうではありましたが。でも実はヒデさん、過去に出産に立ち会ったことがあるんですよ! 仲のいい先輩夫婦の出産のとき、夫が仕事でどうしても抜けないといけなくて、ヒデさんが途中を引き継いだらしく…(笑)。まさに出産!という瞬間までは立ち会っていないのですが「あのときは、つらそうで見ていられなかったよ…」って。いわば出産現場の経験者で、出産は命がけということを知っているからか、すごく協力的。先輩夫婦には、とっても感謝しています。
先日、自治体の妊婦面接に2人で参加してきたので、次は両親学級にも夫婦で参加予定です。私はおむつを替えた経験もないので、しっかり指導を受けてこようと思っているのですが、ヒデさんは先輩の赤ちゃんのおむつ替えもしたことがあるらしく、ここでも経験者でした(笑)
――そのエピソードにはびっくりですが、身近に先輩夫婦がいると心強いですよね。
北原 ありがたいことに、私の周囲には頼れる先輩ママが多いんです。最近は、出産したばかりのみぃちゃん(峯岸みなみさん)と赤ちゃんに会いに行ってきました。ヒデさんもタイミングよく都合がついたので、一緒に行けて赤ちゃんを抱っこさせてもらったりもしましたね。
また、2児のママでもあるあきちゃん(高城亜樹さん)は、会陰(えいん)マッサージ用のオイルをプレゼントしてくれました。妊娠中に会陰をやわらかく、しなやかにしておくことで、切開や裂傷を予防してお産をスムーズにしたり、産後の負担をやわらげる効果があるそうですね。頼れる先輩ママがまわりにいてくれるので、初めてのマタニティライフですが、あまり不安はなく、楽しく過ごせています。
――出産までに、これはしておきたいということはありますか?
北原 今のうちに映画館には行っておきたいかな。あとやっぱり夫婦2人きりで過ごす時間は出産したら圧倒的に減ってしまうと思うので、近場の温泉に行けたらいいなと思っています。それに、いろんな人とも会っておきたいですね。最近うれしかったのは、 NGT48の後輩たちが、ベビーシャワー(妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんの幸せを願い祝福するパーティー)を準備してくれたこと! “ドレスコードは赤”ということ以外は何も知らされず、家まで迎えに来てくれて、サプライズでお祝いをしてくれたんです。みんなも妊婦さんのお祝いなんてきっと初めてのことだったのに、たくさん調べて準備してくれて…。すごく幸せな時間でした。
あとは家の片づけかな。そろそろ“断捨離”を始めて、動くことが大変になる前に赤ちゃんのためのスペースを作らないと、というのがリアルに切羽詰まっている問題です(笑)。
妊婦期はユニセックスで着られる服選びを楽しんでいます
――おしゃれな北原さんですが、妊娠されてからファッションの傾向は変わりましたか?
北原 妊娠前から変わらずカラフルな服が好きなのですが、結構早い段階からおなかが出ていたので、着られないものが多くなってしまって。最近はAMBERGLEAMっていう、ジェンダーフリーにファッションを楽しめるブランドを愛用しています。私のYouTube“きたりえチャンネル”でも紹介しているのですが、夫婦でデザイナーをされているブランドで、奥さんが妊娠したときに着たいマタニティウエアがないということで立ち上げたという経緯もあり、大きいおなかでも着られるデザインが充実しているんです。
ユニセックスで着られるアイテムも多いから、パートナーとシェアできるところが魅力的ですね。今日私服で履いてきたピンクのパンツも、ウエストがゴムで調節できるので、すごくラク! もともと夫用として購入したのですが、断然私のほうが履いています(笑)。
人見知りしない子になるように、いろんな世界を見せてあげたい
――赤ちゃんにはどんなふうに育ってほしい?どんな家族になりたいですか?
北原 人見知りをしない愛される子に育ってほしいので、子どもにはいろんな世界を見せてあげたいなって思います。いろんなところに連れて行って、いろんな人に会わせてあげたい!私もヒデさんも本当におしゃべりで、2人でいてもずっとしゃべっているので、子どもともいろんな話ができる家族でありたいな。なんでも話す必要はないけれど、会話を大事にできる明るい家族になれたらいいなって思います。
撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリング/柴田一宏(DRAGON FRUIT) ヘア&メイク/堀田ゆう 取材・文/叶野 愛、たまごクラブ編集部
初めてのマタニティライフを、リラックスして楽しんでいる様子の北原さん。夫婦のすてきな関係性が伝わってくる話を聞いている現場も、終始幸せなオーラに包まれていました。まもなく待望の赤ちゃんに会える、その日が楽しみですね。
北原里英(きたはらりえ)
PROFILE
1991年6月生まれ。愛知県出身。AKB48の第5期生。キャプテンとしてNGT48に移籍し、2018年に卒業。その後、俳優としてドラマや映画、舞台に数多く出演。プライベートでは2021年に俳優の笠原秀幸さんと結婚。現在第1子を妊娠中で、今冬出産予定。
●掲載している情報は2024年9月現在のものです。