先輩ママ約500人へのアンケートで判明! お産入院に「絶対に忘れちゃダメ!」なものTOP6
人生初めての入院になる人も多い「お産入院」。通常5日〜1 週間といわれている入院生活と、生まれてすぐの赤ちゃんのお世話のために、何が必要なのでしょうか? 先輩ママの声からわかった「絶対に忘れちゃいけないもの」をチェックしておきましょう。
お産入院に「絶対に忘れちゃダメ!」なもの TOP6って?
普通分娩、無痛分娩、帝王切開で出産した先輩ママ516人に、お産入院に必要だったもののアンケートを実施したところ、普段の生活ではなじみがないものがあがってきました。とくに、必要という声が多かったグッズをランキング形式でご紹介します。
※この記事のデータは、0 カ月〜1 年11カ月の赤ちゃんを持つママ516人にインターネットで調査を行い、アンケート結果をまとめたものです。(2020年12月実施)
6位:円座クッション
中央に穴が開いたクッション(ざぶとん)。経腟分娩で会陰切開をした人や会陰が裂けた人など、傷口が痛む人の救世主。これなしでは椅子に座れないという人も多数。(帝王切開での出産の場合は不要な場合も。)
5位:ペットボトル用ストローつきキ ャップ
ペットボトルの飲み口に装着することで、中身をストローで飲め、キャップにもなる。寝たまま飲み物が飲めるので、陣痛中や産後の授乳中などに重宝。ペットボトルの飲み口はメーカーによって大きさや形が異なることもあるので、飲みたいものに合うかどうか確認しておくことが大事! どんな体勢でも飲みやすいやわらかいストローのものが便利。
4位:産褥パッド
産後に腟から出る悪露を受け止める、生理用ナプキンのようなパッド。産褥ショーツにつけて使用。状況に応じてサイズを選ぶ。
3位:授乳用ブラジャー
すぐに授乳できるよう、着用したまま乳房を出しやすい構造になっているブラジャー。締めつけがなくソフトな着けごこちのものが多い。
2位:授乳クッション
赤ちゃんの体と、抱っこする人の腕の両方を支えつつ、授乳しやすい高さに調節するのに役立つクッション。授乳時の腕への負担が軽減する便利グッズ。腰にスポッとはめられるものや、抱き枕として使えるものもある。
1位:産褥ショーツ
股の部分だけがペロンと開閉できる産後用ショーツ。ベッドに横になったまま、ショーツを脱がずに会陰の診察を受けたり&産褥パッドを交換してもらえたりできる。帝王切開を予定している人は、おなか回りも開く全開タイプをチョイス。
先輩ママはどうしてた⁉ 入院バッグの中身を見~せて!
お産入院用グッズを、どのようにパッキングしたか? 2人目を出産した先輩ママ・大歳さんが中身を見せてくれました。産院到着後、陣痛乗りきり→出産→入院生活→退院という流れのなかで、スムーズにものが出し入れできるよう考えられ工夫は、参考になります。
グッズは、口が大きく開く大容量バッグ2つに分けて
グッズは、出産までに使うものを入れた「陣痛バッグ」と、産後に使うもの(産後入院中に使うものと、退院時に使うもの)を入れた「入院バッグ」の2つに分けたそう。出し入れがしやすく、開けたときに中身がすぐにわかるよう、口が大きく開く大きめサイズのバッグが◎。
産院で用意されているものを最大限に活用
大歳さんが出産した産院は、産後に使うものの多くが用意されていたことや、「最悪、たりないときは、産院で買えばいい」と割りきったことで、1人で持てるくらいの荷物で済んだそうです。荷物を減らすためにも、産院で何を用意してくれるかのリサーチは、早めにしておきましょう。また、赤ちゃんのウエアや、ママの服やメイク道具など退院時に必要なものは、ひとまとめにしてポーチに入れておきました。おかげで退院準備がスムーズだったと言います。
取材・文/秋葉樹代子、たまごクラブ編集部
急な体調変化で、出産が早まる可能性もありますし、おなかが大きくなってからの準備はたいへん! 出産予定日の2カ月前にはお産入院用のバッグを作っておくのがベストです。
参考/後期のたまごクラブ2025年冬号「お産入院『あって助かった!!』グッズ大調査」
●記事の内容は2024年10月の情報で、現在と異なる場合があります。
『後期のたまごクラブ』2025年冬号では、「11・12・1・2・3・4月生まれベビー専用 赤ちゃんの肌着・ウエアは何を何枚?」などがあります。