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選べる出産祝いカタログギフト導入院をご紹介!よしかた産婦人科

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今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市にある「よしかた産婦人科」。院長の善方裕美先生に話を聞きました。

ママと赤ちゃんに無理のない「待つお産」で、 心地よいお産を目指します

よしかた産婦人科は「待つお産」をモットーに自然分娩を行っています。待つお産とは、自然の陣痛が来るのを待つ。赤ちゃんとママに無理のないペースでお産が進行するように待つ、ということです。

過度な医療介入をしなくても、母体が本来持っている「生む力」を引き出すことができれば、お産はとても心地よいものになります。そのカギとなるのが、ママの体の中で分泌されるホルモンの連携です。

「お産が始まると、ママの脳内からはオキシトシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは陣痛を起こす働きがあり、赤ちゃんのおしりを押し出してくれるパワーとなります。そして、オキシトシンは、お産をサポートするほかのホルモンの分泌も促します。例えば、セロトニンは、陣痛の合い間にママがゆったり休めるように作用し、リラキシンというホルモンは、ママの体をゆるませて、会陰がやわらかく伸びるように働きかけます」

ところが、ホルモンの分泌はママの感情にも大きく左右されます。例えば、不安が強いとアドレナリンというホルモンが分泌されてしまい、筋肉も硬くなり、お産の進行を妨げることも…。

「私たち医療スタッフがやるべきことは、お産をサポートする良いホルモンがしっかり出るように、ママが安心できる環境を整えることです」

出産直後の家族と産院スタッフ。「ホルモンの連携がうまくいくと、お産は心地よいものになります。ニコニコ笑顔で、“あ~気持ちよかった”と話すママたちも多いですよ」

その人その人に合ったサポートをする。 ホルモンの連携を促すのは「助産力」!

良いホルモン分泌の連携を促すために、よしかた産婦人科が行っている取り組みとは?

「当院のお産のスタイルはアクティブバースです。産婦さんにできるだけ制限を与えずに、産婦さん自身がラクだと思える体位が基本です。技術的な面でいえば、ツボ押しやマッサージなどによるサポート。とくに、オキシトシンの分泌を促すアタッチメントを大切にしています」

アタッチメントは「愛着」と訳され、アタッチメントによって、オキシトシンの分泌が増えることはすでに実証されています。

「オキシトシンがお産のパワーとなるためには、上手なアタッチメントが必要です。具体的には、産婦さんが安心できる相手に、つらいところを押してもらったり、さすってもらったり、抱きしめてもらったり。助産師がその役割を担うここともありますが、パパやご家族も大歓迎です」

そして、それぞれの産婦さんに合ったサポートを見極めて、環境を整えるのは、助産師の腕の見せどころ。

「陣痛に対する感受性は一人ひとり違います。だから、その人がラクになるアタッチメントや声かけも千差万別。そこを素早く察知して、その方に合わせたアプローチをするのが、“助産力”だと考えています」

「待つお産」が実施できるのは、 安全面のサポート体制があってこそ!

実は「待つお産」が実施できるのは、安全面の確保を目指したサポート体制があってこそ。ママや赤ちゃんが少しでも危ない状態になったときには、すぐに医療が介入できるよう、体制を整えています。

「例えば、赤ちゃんが苦しがっているなど、待てない状況になったときは、すぐに赤ちゃんが出てこられる処置を行います。その点の切り替えは早いです」

救命救急技術への意識の高さは、善方院長自らが、母体救命法と新生児蘇生法のインストラクターであることからもうかがえます。

「当院は365日24時間緊急帝王切開に対応しています。また、スタッフは全員、新生児蘇生法(NCPR)のAコース認定取得、お産に関わるスタッフは全員、母体救命法(J-CIMELS)の認定を取得しています」

このような安全面の土台があるからこそ、お産の進行をゆったりと見守ることができる快適さが実現できるのです。

スタッフ対象の新生児蘇生法(NCPR)講習会の風景。ママと赤ちゃんの安全を守るために、常に技術の向上をめざしています。

ママがラクになることが大切! 助産師とマンツーマンの母乳育児支援

母乳育児支援もよしかた産婦人科の大きな特徴です。注目すべきは「指導」ではなく「支援」だということ。

「産後、赤ちゃんの首はすわっていなくてふにゃふにゃ、そのうえ、ママの乳頭が硬くて飲ませにくかったりすると、赤ちゃんにおっぱいをあげるのもひと苦労。なのに、おっぱいは張るし、赤ちゃんは泣くし、ママはとっても大変です。この大変な状態をどうにかしたい!という思いで行っているのが、私たちの母乳育児支援です」

母乳育児支援は妊娠中からスタート。助産師がママの胸の様子を見て、飲ませやすいおっぱいを作っていきます。そして、産後入院中は助産師がマンツーマンで。

「100人いれば100通りのママのおっぱいの形があるし、赤ちゃんの大きさも飲み方もそれぞれ違う。だから、マンツーマン以外の方法なんてありえないですよね」

ママと赤ちゃん、みんな個性が違うから、それぞれの母子に合わせた母乳育児支援をマンツーマンで行います。

気軽に集える「よしかたハウス」で 産後の家族みんなを支援します

2021年には、妊婦さんや産後のママとその家族が交流できる「よしかたハウス」をオープンしました。

「とくに産後の赤ちゃんが小さいうちは、外出もままならないですよね。でも、妊娠時から慣れてる場所で、同じように子育て中のみんなと会える場所なら安心して来てもらえると思い、よしかたハウスを作りました。ママ、パパ、赤ちゃんが楽しめるいろいろな企画をご用意しています」

現在はNPO法人とコラボして、ママのためのデイケアも行っています。

「ご利用中は保育士が赤ちゃんをみていてくれるので、ママは体を休めたり、のんびり過ごしたりできます。その間は育休中のパパも自分の時間を持てますしね」

ママかパパ、どちらかが頑張らなくちゃいけない状況ではなく、産院も加わって、みんなで赤ちゃんを育てていこう!という想いの強い産院です。

ベビーマッサージ教室、アフタービクス(ママと赤ちゃんのエクササイズ)、離乳食セミナーなど、産後のママをサポートしてくれる企画も盛りだくさん。

よしかた産婦人科の詳しい情報はこちらから


構成/たまひよ選べる出産祝い 編集部

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