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陣痛の壮絶なつらさ、乗りきるために大切な「4つのこと」とは?

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tatyana_tomsickova/gettyimages

出産を控えた妊婦さんにとって、陣痛の痛みやつらさは不安ですよね。でも、不安がってばかりいても、何も進みません。出産当日は、痛みやいきみ感を逃がしながら、陣痛とうまくつき合いつつ、お産を進めるように乗りきらなければなりません。そのために、知っておきたいポイントを東京フェリシアレディースクリニックの院長・小林 肇先生、師長・岸由佳利さんに伺いました。
ポイントはたった4つ。4つだけなら、陣痛中で心に余裕がなくなっても、忘れずに実践できますね。

こちらもおすすめ→お産の始まりは、陣痛より破水からの方が多い!? 破水したときのNG行動は?

覚えておきたいこと【1】動く

陣痛の始まりは、「猛烈に痛い!」というものではありません。そのため、陣痛が始まっても、動けるうちはとにかく動いて。体を動かすと全身に血流が促されるのでお産が進みやすくなるほか、立ち上がると腹圧がかかることによってもお産が進むことになります。
産院なら、廊下を歩いたり階段を上り下りしたり、家なら掃除をしたりしてみましょう。気も紛れるので、おすすめです。

※ただし、血圧が高い人、破水して羊水量がたくさん出ている人は動くことを制限される場合があります。動く場合は自己判断せず、医師や助産師に確認し、指示に従ってからにしましょう。

覚えておきたいこと【2】息を吐く

痛みが強まってくると、ついやってしまいがちなのが、呼吸を止めて痛みを我慢すること。しかし、これは体に力が入っているので、お産の進みが悪くなります。痛いときこそ、息を吐き、体の力を抜きましょう。息を吐くことに集中すれば、自然と呼吸ができ、赤ちゃんにも酸素を送ることができます。息を吸うことに一生懸命になってしまうと、過呼吸になって息苦しくなり、パニックになることがあるので、「息を吐く」がポイントです。

覚えておきたいこと【3】温める

体を温めると、血行がよくなり、筋肉の緊張がほぐれて子宮が収縮しやすくなるため、お産が進みやすくなります。また、温まると痛みが軽減するというメリットも。フットバスに足をつけたり、靴下を履いたりして足元から温めるほか、温タオルをビニールに入れたもので腰回りを温めるのもおすすめ。付き添いの人に痛いところをさすってもらうのも温め効果があります。破水していなければ入浴して全身を温めてもOKです。

覚えておきたいこと【4】力を抜く

お産が進んでくると、うんちをしたいような感覚(いきみ感)が出てきます。しかし、子宮口が全開になり赤ちゃんが出てくる準備が整うまでは、体に力を入れていきむのはNG。手を握り締めない、肩をストンと落とすなどを意識して、ムダな力を入れないように、とにかく力を抜きましょう。音楽やアロマオイルなどリラックスできるアイテムを使うのも手です。力を抜けば、余計な体力を消耗するのも防げます。

関連:約4割のママが使用して出産!「陣痛促進剤」知っておきたい3つのこと

いかがでしたか? 「動く」「息を吐く」「温める」「力を抜く」、どれも日常生活なら難しいことではありませんが、陣痛時は、意識しないとできなくなる人も多いようです。お産が始まるまでに、ぜひこの4つを頭に入れておいて、お産がうまく進むようにしましょう。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/東京フェリシアレディースクリニック 院長 小林 肇先生、師長 岸 由佳利さん
■参考/『たまごクラブ』2018年4月号「陣痛を乗りきるために覚えておくべきたった4つのこと」

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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