選べる出産祝いカタログギフト導入院をご紹介！ヤナセクリニック

今回ご紹介するのは、三重県津市にある「ヤナセクリニック」。院長の柳瀬幸子先生に話を聞きました。

家族で新しい命を迎える“ファミリーバース”

ヤナセクリニックのモットーは「良いお産、楽しく子育て‼」です。ところで、「良いお産」とは、どのようなお産なのでしょうか？

「良いお産というのは、ママはもちろん、パパや家族みんなが満足できる出産だと考えています。当院は、家族で新しい命の誕生を迎えるファミリーバースを推奨しています。パパや上のお子さんの立ち会いは大歓迎。パパが立ち会えないときは、ご実家のお母さまなどが立ち会われることもあります。『赤ちゃん、この世に出てきてくれてありがとう！』といった気持ちを家族みんなで共有できると幸せですよね」

分娩方法としては、必要に応じて、医療介入も行いますが、自然分娩がメインです。

「お産のときは、助産師が心をこめて産婦さんお一人おひとりに合ったサポートをしています。大切なのは、産婦さん自身の頑張れる力を引き出すようなサポートだと考えています」

良いお産を実現するには、ママ自身が妊娠中から体を整えることと、夫婦で心の準備をすることも大切です。そのためのサポート体制も充実しています。

「健診では女医である私も、看護師、助産師も、常に妊婦さんの気持ちに寄り添うことを心がけています。どんなお産にしたいか、バースプランも書いていただいているので、できるだけそれに沿ったお産になるようサポートをしています」

産前・産後クラスは充実のプログラム

産前・産後クラスは、さまざまなクラスがあります。「ストロベリークラブ（産前クラス）」では、パパママクラス、おっぱい教室、安産教室、マタニティヨガ、マタニティストレッチ、マタニティアロマを開催。「ラビングクラブ（産後クラス）」では、ラビングクラス、ベビーマッサージ、離乳食クラス、育児サークル、ママベビヨガ、ママベビストレッチを開催しています。

「産前のクラスでは、ママやおなかの赤ちゃんの健康を守る上で大切なことや、ママやパパになるために必要な知識を伝えることが多いので、できるだけ皆さんに参加していただきたいと願っています。また、産後のクラスは、孤独にならず楽しい子育て生活を送ってほしいという想いで実施しています」

子育ての自信につなげる産後の入院生活

院長の柳瀬先生は、国際ボンディング協会の理事長でもあります。

「ボンディングというのは“親子の絆”という意味です。親子の絆づくりには、抱っこしたり、おっぱいを飲ませたり、たくさん触れ合うことが大切だと考えています。産後の入院中から赤ちゃんとの触れ合いを楽しんで、絆を深めてほしいと願っています」

そうした考えのもと、産後の入院中は出産翌日から母子同室が基本です。また、パパや上のお子さんが一緒に泊まることも可能です。

「ママが少しでも育児に自信を持てる状態で退院していただくのが目標です。入院中はできるだけママお一人おひとりに応じた育児指導をしています。入院中、保育士がお部屋を回って、抱っこの仕方を教えるのも、その一環です」

また、入院中の食事にも柳瀬院長の考えが現れています。
「おいしくて、目でも楽しめるのはもちろんですが、何よりも栄養面を重視しています。当院の食事は、ホテルのような豪華さを求めるのではなく、退院後の食事作りのヒントになるような食事を心がけています。旬を意識した身近な食材を使って、栄養バランスのよい食事を提供しているので、ぜひ、退院後の家族の食事に活かしてください」

産後もずっと子育てを応援します！

ヤナセクリニックには、看護師、助産師だけでなく、保育士も常勤しているのが、大きな特徴です。

「赤ちゃんの抱っこの仕方や、赤ちゃんのあやし方、子どもの発達にあわせた遊び方などは、保育士の専門分野です。当院は産後ケアサービスも行っていますが、赤ちゃんの夜泣きが大きなストレスになっているママは多く見受けられます。そんなとき、保育士のアドバイスは大きな力になると思います」

産科医、看護師、助産師、保育士のチームが、妊娠中から産後まで支えてくれる体制が、心強い産院です。

「出産がゴールではありません。その後に始まる子育ても看護師、助産師、保育士が連携して、楽しく子育てできるサポートをしていきたいと思っています」

何でも気軽に相談できる一生涯のかかりつけ医

産婦人科は、妊娠・出産のためだけの施設ではありません。女性の健康全般を相談できる、女性のためのかかりつけ医です。

「私が女医なので相談しやすいということもあってか、小学生のころからずっと来てくれている女性も多くいます。若いときには生理のトラブル、高齢になってからは骨粗しょう症や子宮脱など。病気と言うほどではないけど、不快でつらい…そんなお悩みも気軽に相談していただきたいと思っています」

地域に何でも気軽に相談できるかかりつけ医がいることは、とても心強いことですね。

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構成/たまひよ選べる出産祝い 編集部