第1子妊娠の横山由依。おなかの赤ちゃんの呼び名は「ぽんちゃん」。夫・後上翔太はおなかに耳を当て、胎動の音を聞く
AKB48グループで2代目総監督を務め、卒業後は俳優・タレントとして活躍する横山由依さん。2024年12月に純烈の後上翔太さんと結婚、2026年6月に第1子の妊娠を発表しました。妊娠後期に入った横山さんに、妊娠初期のころからの経過や夫・後上さんのサポートなどについて聞きました。
全2回のインタビューの前編です。
舞台上でおなかの赤ちゃんが「ぽこぽこ」動いていた
――横山さんは、6月に夫の後上翔太さんと連名で妊娠を発表しました。最近の体調はいかがですか?
横山さん(以下敬称略) 妊娠8カ月に入ったところで、今は体調も落ち着いています。最近は暑い日が続いているので、日中はできるだけ外出しないようにして…。運動も、外を散歩するのはちょっと不安があるので、夜に少し涼しくなってからジムに行って、ランニングマシンを使ってウォーキングをしたりしています。
――妊娠を発表する少し前まで舞台に出演されていましたが、体調的には大丈夫でしたか?
横山 はい、『お久文七恋元結(おひさぶんしちこいのもっとい)』という落語から生まれた歌舞伎の舞台のヒロインを演じさせていただきました。舞台の練習中はつわりがかなりしんどく、不安もありましたが、舞台中は安定期に入り、気持ち的にはだいぶ落ち着いていました。
時代劇の舞台で、衣装は着物。衣装スタッフさんには妊娠のことを伝え、帯を少しゆるめに結んでいただいたり、詰め物を工夫したりして、影響しないように着付けをしていただきました。
ちょうど胎動を感じ始めた時期でもあったので、舞台上で「ぽこぽこ」と動いているのを感じることもありました。三つ指をついておじぎをする動作があったんですが、そのときに毎回動いていて。何かを感じていたのかは赤ちゃんに聞けないからわからないですけど、「あ、動いてる。かわいいな」って。今しかできない特別な経験だったなと思いますし、おなかの赤ちゃんも一緒に舞台を乗りきってくれたという気持ちですね。
――つわりの時期や症状はどのような感じでしたか。
横山 妊娠2〜4カ月くらいの時期がしんどかったです。最初は食べづわりで、何か食べていないと気持ち悪くなってしまうのでグミなどをこまめに口にしていました。そのうちに吐きづわりも始まってしまって。食べないと気持ち悪いけれど、食べても気持ち悪いという状態で、両方重なった時期は本当に大変でした。
食べられるものも、毎週のように変わるんです。ある週は冷麺にお酢をかけたさっぱりしたものが食べたくてしかたなかったのに、翌週にはもう冷麺は見たくもないという状態になったり。うどんなら食べられるけれど、そばは食べられないとか。受けつけられるものがこまかく変わっていったのはすごく不思議でした。
私が「今日はこれが食べたい」と言えば、夫がそれに合わせて一緒に同じものを食べてくれたり、SNSでつわりのときに食べやすい食材の情報を見つけて買ってきてくれたりもしました。やさしく支えてくれて、ありがたかったです。
夫は思いやりと自律心のある人
――後上さんとは2023年の舞台共演をきっかけに交際が始まったそうです。どんなところにひかれましたか?
横山 誠実で、まっすぐに仕事に向き合う方だなという印象がありました。とくにすてきだなと思ったのは、夫がだれに対しても平等に接するところです。スタッフさんにも共演者にもメンバーにも、本当に分けへだてなくやさしく接していて、その姿が印象的でした。
本番期間中のお食事会で純烈のみなさんや共演者の方々とお話しするなかで、夫のちょっとしたひと言がすごくやさしかったり、メンバー同士の会話の中でも自然にフォローを入れたりしていて、「思いやりのある人なんだな」と感じました。その上、お酒を飲む場でまったく態度が変わらないのを見て、自分をきちんと律することができる人なんだなと感じたことも大きいです。よく話してみるとフィーリングが合って、自然に「この人だ」と感じた気がします。
――夫婦で共通の趣味はありますか?
横山 夫がプロ野球の読売ジャイアンツの大ファンで、おつき合いするようになってから一緒に野球観戦するようになりました。実は婚姻届も夫の希望でジャイアンツのオリジナルデザインのものを提出したんです。その婚姻届は、ジャイアンツタウンスタジアムで毎年6月にだけ期間限定で配布されるんですよ。
今年7月には夫が東京ドームでの始球式に参加することになり、AKB48時代からの親友のしーちゃん(大家志津香さん)と一緒に見に行きました。子ども時代からジャイアンツファンの夫が、東京ドームの始球式で投球するなんて、特別な瞬間を見ることができてよかったです。
――お休みの日は夫婦でどのように過ごしていますか?
横山 ランチに行ったり、カフェに行ったり。カフェでは夫が読書をして、私は映画やドラマを見ることが多いです。同じ場所にいるけれど、それぞれの時間を過ごすスタイルですね。ジムにも一緒に行って、夫はトレーニング、私は今は、ウォーキングをしています。
夫は地方公演などで家をあけることも多いので、一緒にいられる時間はできるだけ共有することを大切にしています。
妊婦健診は毎回夫婦一緒に
――交際中や結婚後、お子さんをもつことについて夫婦でどんなふうに話し合っていましたか?
横山 おつき合いしている段階で、家族の計画については話していました。私は2人姉妹の妹で、夫は1人っ子なんですが、お互いに家族という存在をとても大切に思っているところが似ていたんです。「2人の宝ものが増えたらいいね」という意味で、子どもは2人くらい授かれたらいいね、という話をしていました。
――妊娠がわかったときはどんなお気持ちでしたか?
横山 本当にうれしかったです。おなかがチクチクするような体調の変化を感じて、早朝に自宅で妊娠検査薬で確認したら、陽性反応だったんです。すぐに夫を起こしました。夫は普段は朝が弱くてなかなか起きない人なんですが、そのときは声をかけたら飛び起きて、一緒に喜んでくれました。
妊婦健診は初回から夫が一緒に来てくれました。受診後に次の健診の予約をするんですが、「この日なら行けそう」とすぐにスケジュールを調べて教えてくれるんです。健診に付き添うことを当たり前のように考えてくれていて、今までほぼ毎回一緒に行ってくれています。
――妊娠中、不安な気持ちになることはありましたか?
横山 やっぱりつわりの時期ですね。赤ちゃんが無事に育ってくれているからだとわかりつつも、やっぱり身体的にはしんどかったです。一体いつまで続くのか、終わりの見えないつらさがありました。マネージャーさんには妊娠のことを伝えていたので、お仕事のペースも少し落としてもらって、家にいるときはずっとベッドで横になっていました。
体調がつらいときは夫に「今ちょっと気持ち悪くなっちゃった」と日常的に報告していたので、夫は私の体調の変化をかなりこまかく把握してくれていました。
これまで友だちやAKBのメンバーが妊娠・出産していく姿を見てきましたが、実際に体調がこんなにつらいとか、不安な気持ちになるとか、自分が経験したことで初めてわかることもたくさんあるんだなと感じています。
おなかの赤ちゃんの呼び名は「ぽんちゃん」
――胎動を感じたのはいつごろからでしたか?
横山 安定期に入ったころだったと思います。小さなポコッという動きだったから「これが胎動かな?」って、ネットでたくさん調べたりして。そのうち、どんどん胎動が大きくなってきました。
夫に「今、動いてるよ!」と伝えて触ってもらったら、夫もすぐに感じたみたいで、「動いてる!」と喜んでいました。早い段階から一緒に共有できたのはよかったなと思います。夫はよく、私のおなかに耳を当てて胎動を聞いたりしています。
――耳を当てて聞こえるんですか?
横山 ぽこぽこしてる音が聞こえるみたいです。私のおなかが鳴ってる音かもしれないですけど(笑)。胎動は私にしかわからない感覚だけど、おなかに耳を当てて音を聞くのは夫にしかできないので、そういう形で一緒にコミュニケーションを楽しんでいます。
妊婦健診もほぼ毎回付き添ってくれているので、2人で一緒に赤ちゃんを迎える準備をしているという感覚です。最近になってさらに元気よくぽんぽん蹴ってくるので、おなかの子を「ぽんちゃん」と呼んでいます。
――赤ちゃんの性別は聞きましたか?ジェンダーリビールなどのイベントはしましたか?
横山 はい。性別は聞いて、もう名前も考えています。ジェンダーリビールは、YouTubeなどを見て、楽しそうだな〜ってあこがれていたんですけど、夫は一緒に妊婦健診に来てくれるので、秘密にはできなくて(笑)。赤ちゃんの性別は健診のときに夫と一緒に聞きました。
お話・写真提供/横山由依さん 取材・文/早川奈緒子 編集・構成/仲村教子(entente)、たまひよONLINE編集部
「何が起こるかわからないから、やっぱり不安もあります」と話す横山さん。出産が近づく今、横山さんが感じている率直な思いとは――。
後編では、横山さんが考えているバースプランや、夫婦で話している産後の子育てについて聞きます。
横山由依さん(よこやまゆい)
1992年12月8日生まれ、京都府出身。AKB48の9期生で、2015年から約3年4カ月にわたり2代目総監督を務め、2021年にグループを卒業。現在は俳優・タレントとして幅広く活躍中。
●記事の内容は2026年8月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


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