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「水も飲めない!」ときの処方箋★飲み方の工夫でラクになる!? みんなのつわり対策#2 

更新

gpointstudio/gettyimages

なんとか乗りきりたい「つわり」。先輩ママ達はどうやって乗りきってきたの? そんな疑問にお答えして、今回は先輩ママが「実際につわりを乗りきった飲み方の工夫」を集めて、そのポイントについて産婦人科医の小川隆吉先生に解説していただきました。

関連:【医師に聞く】食べ方の工夫でラクになる!?みんなのつわり対策#1

先輩ママたちの「つわりがラクになる」飲み方の工夫7

先輩ママがつわり中に試して、効果があったという「飲み方の工夫」について、ラクになる理由、どんな症状の人に向くか、取り入れるときのポイントなどを、小川先生に伺いました。

【飲み方1】水分も取りにくいときはストローを使う

「飲み物のにおいで気持ち悪くなったり、水の味が苦手になった人は、ストローを使うと舌で味を感じにくくなります。一気に飲むと気持ち悪くなるので、少しずつ飲みましょう」(小川先生・以下同)

【飲み方2】ジュースを薄めて飲む

「市販の清涼飲料水は糖分が多め。ジュースなど、甘みのあるものしか飲めない人は、水で薄めて飲むといいでしょう。無糖のジュースや、果実酢を少量加えた水もおすすめです」

【飲み方3】ハーブティーなどでリフレッシュ

「ハーブティーは気分転換に最適。ただし、中には子宮収縮作用のあるハーブもあるため、注意しましょう。吐きけがある人は、ノンカフェインタイプのお茶を」

【飲み方4】ちょこちょこ飲みで十分に取れる

「水分が取れなくなると、脱水症状になって体が衰弱する『妊娠悪阻(にんしんおそ)』を招く心配があります。吐きけが強い人は一度に飲むと吐きやすいため、少量ずつ小まめに水分補給しましょう」

【飲み方5】無糖の炭酸飲料でスッキリ

「炭酸水には、胃のむかつきをスッキリさせ、食欲を増進させる効果があります。ただし、冷たいものを一気に飲むと、胃腸に負担がかかります。糖分を取りすぎないために、無糖タイプを選びましょう」

【飲み方6】氷を口に含みじっくり溶かす

「口の中をさっぱりさせたいときは、氷をなめるのがおすすめ。水の味が苦手な人は、レモン汁入りの氷を作っても。体を冷やさないように、少しずつゆっくりと口に含みましょう」

【飲み方7】消化を助けるしょうがを使う

「しょうがには、吐きけをやわらげ、消化を助ける作用があります。紅茶に入れたり、お湯とはちみつで割る『しょうが湯』がおすすめ。すりおろしたしょうがを冷凍保存すると、すぐに使えて便利」

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炭酸水・ジュース・フルーツジュースは糖分が多く含まれるので、飲み過ぎに注意しましょう。水分が取れなくなり、脱水になると余計に症状が強くなります。今回紹介した7つの方法をうまく取り入れて、水分を取るように心がけ、水分を取れなくなった場合は医師に相談しましょう。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生
1975年日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。セックスカウンセラーセラピスト協会会員、日本不妊学会会員。

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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