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いよいよ出産のとき。痛みも喜びも想像以上でした![押切もえのHAPPYマタニティLife #4]

更新


押切もえさんの短期連載・第4回。今回は、いよいよ出産のお話です。想像以上の喜びを、自らつづってくれました。

連載第3回はこちら→妊娠中の美容とファッション。大切にしたことは…[押切もえのHAPPYマタニティLife#3]

お産に向けて準備万全!でもお産の兆候はなくて…

初めての出産は、痛みも喜びも感動も、それまでの想像をはるかに超える経験でした。

出産予定日の何日も前から、入院や産後の生活に向けた準備は万全。臆病な私は、少しでも安産になることを願ってスクワットをしたり、長いときには10㎞のウォーキングをしたりして、今か今かと陣痛を待っていました。けれど予定日になってもお産の兆候は見られず、それから3日、4日と時間だけが流れて…。友人たちから「もう生まれた?」と尋ねられるたびに、母から聞いた、私自身も2週間ほど遅れて生まれたという話を思い出しました。

ようやくそのときが訪れたのは、40週6日。さまざまな出産話を見聞きしてイメージトレーニングを重ねたつもりだったけれど、実際に味わう陣痛は…かなり痛かった!

初めのうちこそ余裕があったものの、間隔が短くなるにつれて腰が砕けるかと思うほどの強い痛みが(これから出産をされる皆さん、安心してください! 本当に、痛みは産んだ瞬間に忘れます!)。

それから、陣痛を逃すときのために用意していたグッズを試す間もなく赤ちゃんが下りてきているサインがあり、先生から「もう産みましょう」という指示が。

息をしっかり吐いて、「上手、上手!」という助産師さんたちの声に合わせて三度ほどいきむと、元気な産声(うぶごえ)とともにわが子の姿が。

わが子のかわいさは想像以上。家族への感謝がこみ上げました

この世に誕生したばかりの赤ちゃんを見て、あふれる涙を止めることができなかった私。生命力に満ちた高らかな声で泣く赤ちゃんの顔が目の前にやって来ると、自然と「ありがとう」という言葉がこぼれました。中もずっと支えてくれた夫へも感謝の気持ちがこみ上げ、胸がいっぱいになりました。

3190g。思っていた以上に大きい赤ちゃんでしたが、胸の上にやって来たわが子は驚くほど軽くて、やわらかくて。伝わってくる体温や鼓動、ふにゃふにゃした体と声、甘いにおいに小さな動きの一つ一つ…すべてがいとおしく感じられました。

駆けつけた夫はやさしく赤ちゃんを抱き、何か語りかけるようにその目を見つめ続けていました。2人の横顔を眺めながら、今日の喜びと感謝の気持ちをずっと大切にしよう、と強く心に誓いました。

関連:出産の恐怖に打ち勝つ! 先輩ママたちからの励ましの言葉

「たまごクラブ」には、押切さんのマタニティライフが伺えるすてきな写真とリポートも掲載。最新情報は雑誌でチェックを。(構成・たまごクラブ編集部)

■文・押切もえ
「CanCam」「AneCan」の専属モデルとして活躍。現在はテレビやラジオ、執筆活動など活動の場を広げる。2016年にプロ野球選手・涌井秀章さんと結婚。pearl所属

■「たまごクラブ」2018年6月号より転載

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