[赤ちゃんの名づけ]最新トレンド・注目キーワードはユニセックス・海外・家族〇〇
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赤ちゃんの名前には、時代が反映されるものです。そこで、名づけにまつわる最新トレンドを、ランキングで発表。まだ、名前を考えていない人や何から始めたらいいかわからない人は、今の流行を知ることで、名前のヒントが見つかるかも。
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名づけの「こだわり」ランキング
先輩ママ・パパたちに、赤ちゃんの名前を考える際こだわったポイントを教えてもらいました。その結果をランキングで発表します。
※2017年1月1日より2017年10月31日までに生まれた赤ちゃんのお名前をまとめています。たまひよ直販商品をご利用のお客さまからお寄せいただいたお子さまの名前を集計しています。集計にあたっては、お子さまの名前の部分のみを統計的に使用しました。調査母数1万8438件(男の子8900件、女の子9538件)
【こだわり第1位】“読み方・音の響き”から名前をつける
アンケートで、80%以上のママ・パパが「こだわった」と答えたのは、“読み方と音の響き”(複数回答)。名前は毎日何度も耳にするものだから、重要なポイントですよね。
「妊娠する前から、読み方は決めていた」という人もいました。男女それぞれ、人気の名前の読み方も紹介します。
★2017年生まれ:男の子の名前・読み方ランキング
1位 はると
2位 そうた
3位 ゆうと
4位 はるき
5位 ゆいと
★2017年生まれ:女の子の名前・読み方ランキング
1位 ゆい
2位 こはる
3位 あかり
4位 ひまり
5位 あおい
【こだわり第2位】”画数がいい漢字”を選ぶ
「赤ちゃんの幸せのために、運勢のいい画数にしたい!」と、全体の約60%の人が画数にこだわっていました。
「気に入った漢字の画数がよくなかったから、名前を決めるのが難航した」という人も多いよう。名前の読みやすさも考えると、バランスをとるのに苦労するポイントかもしれませんね。
【こだわり第3位】”キラキラネーム”を避ける
2000年代ごろから聞かれるようになった“キラキラネーム”というワード。今は、それを避けたい人が増えているみたい。
「子どもが大人になったときのことを考えて」という声が目立ちました。「明らかなあて字」や、「斬新な読み方」をキラキラネームだと感じるという意見が大半を占めました。人によって感じ方の個人差があるので、キラキラネームを避けたいと思っている人は、名前を決定する前に候補の印象を周囲に聞いてみても。
名づけのトレンド、注目キーワード
2017年生まれ赤ちゃんの名前から、名づけの注目キーワードを紹介。赤ちゃんが将来活躍する、次世代を見据えた名づけのトレンドが見えてきました。
ユニセックスな名前
これからは男女の垣根がなくなっていく時代。また、性別についての考え方も多様化してきています。そんな理由もあってか、「あおい」「ひなた」など、男女どちらでもOKな読み方の名前が人気上昇中!
海外で通用する名前
次世代では、今よりもっとグローバル化が進んでいくでしょう。赤ちゃんが将来、海外で活躍できるように、外国人にもわかりやすい名前を考える人も。「ケン」「アン」などの、外国でも日本でも通用する名前に、漢字をあてている人が目立ちました。
家族でリンクした名前
近年は、周囲の人との“絆”が見直されてきています。ママやパパと同じ字を使ったり、きょうだいでイメージをそろえたりして、家族でリンクした名前もトレンドです。
ランキングを分析すると、名前を決めるプロセスとして、好きな読み方・音の響きを挙げることからスタート。その次に、いろいろな角度から将来への願いを込めて、漢字を選んでいくパターンが多いよう。名前は、一生使うものだから、今だけではなく先の世界にも目を向けて、考えてあげたいですね。(文・たまごクラブ編集部)