産前・産後のヘア ”短くする”VS”伸ばす”あなたはどっち派?
産後のヘアスタイル、妊娠中に悩むママも多いはず。産後すぐには美容院に行く時間がなさそうだから、妊婦のうちに短くした方がいい? それとも結べる方がラクだから伸ばした方がいい? 先輩ママたちの意見から、それぞれのメリット、デメリットをご紹介!
“短くする”派のメリット・デメリット
ショートにしたママたちの理由は、
「赤ちゃんに髪を引っ張られると困るから」
「ドライヤー時間を短縮したくて」「一ヵ月以上入院することになり、手入れをラクにしたかった」
など。産後を見越して、妊娠前は長かった髪をばっさり切ったママも多くいました。
ショートやボブといった肩にかからない長さなら、シャンプーやドライヤー、スタイリング時間の大幅な短縮になり、産後は慣れない育児でとにかく時間がないママにとって、大きなメリットになります。妊娠中から短くしておけば、お産のときも髪が邪魔になりません。ただし、
「出産後はホルモンの影響で髪がごっそり抜けてしまい、しばらくはトップの薄毛が目立ってしまった…」
という意見も。産後に起こりやすいヘアトラブルを考えて、短くし過ぎない、短くしてもトップのボリュームは残すなどの工夫をしておくと無難かも。また、
「産後、髪を乾かす時間がないと思ったから短くしたけど、自分がお風呂に入るのは子どもが寝てからだったので別に切らなくても良かったかも(笑)」
という意見もあるので、産後の生活をイメージしておくことも大切です。
“短くする”派、美容院でのオーダーポイントをチェック!
短く切るなら、ショート~ボブがおすすめ。トップをふんわりとさせれば、産後の脱毛時期、寂しい印象になるのを防げます。また、しばらく美容院に行かなくてもいいように、伸びてもなじみやすいカラーをチョイスしましょう。
☑ 頭を下げても赤ちゃんにかからない
☑ トップはふんわりめに
☑ カラーは暗めに
☑ 伸びてもセットしやすい
“伸ばす”派のメリット&デメリット
長い髪は、一見お手入れが大変そう。だけど、、
「慣れない髪型になるのは逆に大変かも」
「産後に挙式を予定していたので、長さをキープしたかった」
「結べば切る必要はないと思った」
など、理由はさまざまですが、切らずに長めヘアをキープしているママも多数。ロングヘアは、一つにくくれば髪が顔にかからないから、中途半端に切るよりもラクという考え方も。簡単に華やかさをプラスするヘアアレンジを覚えておくと、産後の来客やお出かけのとき、キレイに見えて◎。不器用さんでもパーマをかければ、結ぶだけで様になって女性らしさがアップします。
ただし、キレイなロングヘアをキープするには、しっかりヘアケアをすることがマスト。
「ずっとロングだったけど、産後赤ちゃんのお世話に忙しくてドライヤーをかける時間がない!」
という声もあるように、産後すぐはとくに、家事と育児で自分のヘアケアまで手が回らない可能性が高いです。「妊娠中はロングだったけど、産後結局短く切った」というママも多いのが、その証拠。産後もロングヘアで乗り切る場合は、少しでも時短できるヘアケアやスタイリング方法を身につけておきましょう。
“伸ばす”派、美容院でのオーダーポイントをチェック!
ミディアム~ロングスタイルなら、華やかな雰囲気に。家事や育児の邪魔にならないように、一つ結びができる長さにしましょう。パーマをかけておけば、スタイリング時間の短縮にもなります。カラーはプリンが目立ちにくいグラデがおすすめ。
☑ 毛先を軽く巻けるくらいの長さをキープ
☑ 伸びても自然なグラデーションカラーに
☑ パーマをかければスタイリングがラクに
☑ 後ろで一つ結びにできる長さに
“短くする”、“伸ばす”どちらにしても、赤ちゃんのお世話がしやすいことを最優先にしながらも、ほどよく美しさもキープしたいのがママの本音。産後の生活スタイルをイメージして、自分に合ったヘアスタイルを選びましょう!(文・たまごクラブ編集部)
■参考文献:たまごクラブ2017年6月号「産前・産後ヘア“切る派”“伸ばす派”どっちがいいの?」