とにかく無事に生まれますようにって。 女優・中越典子さん 出産前インタビュー
11月22日に無事第2子を出産された女優の中越典子さん。生まれてくる赤ちゃんへの思い、そして1人目の出産の振り返りや育児について、妊娠中にお話をうかがった貴重なインタビューです。
1人目のときは、出産後10日間、 気持ちが高ぶったままでした
昨年、上の子を出産。初めてのお産は、あれよあれよという間に進んでいきました。
分娩台で「もうすぐ生まれる!」って、あわててだんなさんに電話したくらい(笑)。
そのとき、だんなさんは海外でお仕事中でした。産院へ向かうときにメールはしたのですが、それっきりだったので、きっと驚いたはず。
お産直後は、息子が誕生した感動と興奮から、いわゆるハイな状態に。息子がいとおしくて、毎日泣きました(笑)。でも、10日くらいたって、授乳からの寝不足もあり、心身共に疲れが出てきましたね。そんなとき、だんなさんの言葉に助けられました。
母乳の出が悪く、神経質になっていた私に「プレッシャーを感じる必要はないし、ミルクでも赤ちゃんは育つから、無理せず切り替えてもいいんじゃない」って。それですっと気持ちがラクになりました。
とにかく無事に生まれますようにって
妊娠8カ月に入り(取材当時)、おなかの子の性別がわかった今は、だんなさんと名前の候補を挙げている最中。
おなかが大きくなって、脚もむくみやすく、寝苦しくなってきました。1人目のときよりも、今回は胎動が激しくて激しくて…。ばんばん動くし、蹴けるし。
もう私のエネルギーを、おなかの中の子に吸い取られているような気がするんですよね(笑)。赤ちゃんに早く会いたい気持ちも相まって、胎動を感じると「もう産みたい!」と思うときもありますが、「おなかの中できちんと育って、無事に生まれますように」
と願っています。
PROFILE
1979年生まれ、佐賀県出身。女優。NHK連続テレビ小説『こころ』での主演ほか、数々のドラマや映画に出演。NHK Eテレ『趣味の園芸 バラと暮らす12か月』にレギュラー出演中。2014年、俳優の永井 大さんと結婚。
2017年5 月に第1子男児を出産。2018年11月22日に無事第2子の女児を出産。
『たまごクラブ』1月号では、プライベート写真とともに妊娠中に思い切ってバッサリショートカットに変身した理由についてもご紹介。
(文・たまごクラブ編集部)
撮影/伊藤大作(The VOICE)