絵本と保育付き講座が頼り! 長女との時間を乗りきった第2子のつわり体験記
2人姉妹を育てるママライターの“愛華”です。私が次女を妊娠したのは33才の時、長女が2才4ヶ月の頃でした。つわりのピークは夏の暑さが厳しい頃で、夏バテなのか、つわりなのか、判断がつかない状態。今思えばダブルパンチだったのでしょうね。
つわりのピーク時間帯が変化。長女は午前、次女は夕方
長女のときは、吐けなくてずっと気持ち悪い状態が続くつわりでしたが、次女のときもまったく同じ。ただ、気持ち悪さのピークを迎える時間帯はまったく違っていました。長女の時は、午前中がピークでしたが、次女の時は夕方がピーク。
「1人目と2人目で、つわりも違う」とは、よく耳にしていましたが、私の場合も本当でした。長女の時は夕方が元気で、むしろここからという感じだったのに、次女の時には夕方はグッタリで、「もう動けない」と思う状態でした。
長女は保育園には通っておらず、ずっと一緒にいる状態でした。つわりの時期にも長女の世話をしなくてはいけないのは、長女を妊娠していたときとの大きな違いでした。
救世主は絵本。長女とゴロゴロ遊びタイムに
つわりの1番つらい時間帯、私を救ってくれたのが絵本でした。壁に寄りかかったり、長女と一緒に寝ころんだりしながら、読んで遊べる絵本は非常に役に立ちました。そのため、たくさん絵本を用意して、1時間以上ひたすら絵本を読んでいました。今思えば「長女もよく付き合ってくれたな~」と、感謝いっぱい。
長女は歩き始めたのがちょっと遅めで1才3ヶ月の頃。私のつわりの時期には、まだ歩き始めてそんなにたっておらず、おしゃべりもそんなにできませんでした。それゆえ、「公園、公園」とせがまれたり、走りまわったりする頃ではなかったからこそできた対応かもしれませんが、本当に“絵本様様”という感じでした。
この頃の影響かなとも思っているのですが、長女は今でも絵本が大好き。まだ小さな次女やママにも、覚えている限りで一生懸命読んでくれます。
保育付き講座で一休憩。見つけては申し込む日々
私の住む地域は保育園激戦区で、一時保育も使えない状態だったので、代わりに保育付き講座をしばしば利用していました。バスや電車に乗って連れて行く道中は大変でしたが、それでも数時間手が離れるだけでも気が楽でしたし、体力的にも救われました。
もちろん講座を受講しなくてはいけないので寝ることはできませんが…、ゆっくりイスに座れるだけでも全然違います。保育でいつもと違う遊びを経験したり、お友だちからの刺激を受けたりした長女は、預けた後には昼寝も長くしてくれたので大助かり。
長女と遊ぶのは、つわりピーク時は本当にきつかったので5時過ぎに夕食、7時には就寝する生活スタイルにしていました。とにかく早く寝てもらって、1日を早く終わらせようという作戦です。その分、朝は早くなりましたが、朝は家族に早起きしてもらい対応しました。
次女を妊娠したときのつわりの経験は、私にとって子育てをする上で、“手を抜くこと”、“便利なものを活用すること”、“無理をしないこと”を考えるきっかけになりました。自分一人であれば、「食べなくてもいいか」と思える食事も、長女には用意しないといけません。長女が遊びたい様子なのに、放っておくわけにもいきません。食事も状況的に難しいときは、レトルトなどを利用するのだっていいと思います。“ママが手作りした食事を食べ、ママと遊ぶ”のがベストだったかもしれません。けれど、視点を変えて現代の便利なものを活用することでグンと楽に乗り切れると思います。
[愛華 * プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。