エコー画像で赤ちゃんを感じ、不安も乗り越えた【初めてのマタニティライフ】
現在、2人の男の子を育てながら在宅ライターをしている“ベビオママ”です。28歳で初めて妊娠、そして出産しました。妊娠中はいろいろな不安もありましたが、エコー画像を通して、いつも赤ちゃんを感じることができた気がします。今回は当時のエコー画像とともに、私のマタニティライフを振り返りたいと思います。
〈妊娠初期〉妊娠5週~12週。つわりとともにマタニティライフスタート
妊娠5週目のエコー写真 妊娠判明
GS=19.4㎜
生理が遅れ、ときどき吐き気を感じたことから市販の妊娠検査薬で確認したところ、陽性反応だったため、病院へ。エコー画像の真ん中に、赤ちゃんのいる袋(胎嚢)が写っていました。新しい命を授かった嬉しさで胸がいっぱい。しかし、ひどいつわりと眠気に悩まされる日々が始まりました。その頃はあまり食事がとれなくて、イオン飲料やゼリー飲料を飲みながら、どうにか栄養摂取している状態でした。
妊娠8週目のエコー写真 予定日が確定!
CRL=17㎜
真ん中の胎嚢の中に、小さな赤ちゃんが写っています。エコーで初めて赤ちゃんが手足をちょこちょこ動かしているところを見ることができ、とってもかわいかったです。ゴールデンウィークの間、体を休めて横になっていることが多かったので少し太りました。休みが終わって仕事を再開すると、気持ちが悪くて吐いてしまうことが増え、特に忙しい時に体調が悪化しやすいようでした。母の日に、夫がピンクのカーネーションをくれました。思いがけないサプライズで嬉しかったです。
妊娠12週目のエコー写真 毎日吐いて体重減少
CRL=63.5㎜
画面の左側を向き、頭を上にした赤ちゃんが写っています。背骨とへその緒が見えました。くるくる動いてとってもかわいかったです。自分と赤ちゃんがつながっているのだと思うと、よい栄養を送ってあげなくちゃと思い、気が引き締まりました。
〈妊娠中期〉妊娠16週~26週。かわいい胎動
妊娠16週目のエコー写真 初めておなかでエコー
CRL=96.3㎜
赤ちゃんが横向きに写っています。頭は右側で左側がお尻です。赤ちゃんの心臓の動きが、ものすごく早くて驚きました。大人の2倍くらい速い動きだと聞きました。初めて胃と膀胱が確認できました。骨も太くなり、順調に成長していてほっとしました。次の日に初めて胎動を感じました。赤ちゃんが動くと、グニャ、ポコ、グリというような動きが感じられてビックリ! 自分のおなかも大きくなってきて、おへそが横長になってしまいました。
妊娠20週目のエコー写真 初めての助産師外来
BPD=50.9㎜
赤ちゃんの頭のエコー写真です。私が通っていた産院では助産師外来があり、食事の指導や体の変化や不調に対する相談をすることができました。自分では自覚がなかったのですが、おなかが張りやすいと言われました。立ち仕事が多かったせいかもしれません。
妊娠26週目のエコー写真 性別判明
毎日おなかの中で活発に動くようになってきました。今週のエコーで男の子だと判明しました。エコー画像の上側に足があり、その下の小さく丸く写っているのが男の子のシンボルです。胎児ネームを「ベビオ」にして、呼びかけることにしました。夫と一緒に、市が主催しているパパママ教室に行きました。10㎏の重りをつけた夫は、「妊婦さんって大変だな~」と感じたようでした。
〈妊娠後期〉妊娠34週
妊娠34週目のエコー写真 胎児が初めて2kg超え
一番白くはっきり写っているのは赤ちゃんの足の骨です。かなり太く、しっかりしてきました。小さく丸く写っているものがあったので、男の子であることも再確認できました。産院主催のお産の勉強会に参加して、いよいよ出産が近づいてきたと感じました。この時期には、夜中におなかが張ることが多くて、よく起きてしまいました。
妊娠39週目のとき、身長51cm、体重3303gで無事出産。エコー診断通り、男の子でした。前駆陣痛で出産が長引いて、3日3晩、病院と自宅を行ったり来たりして大変でしたが、どうにか自然分娩で生まれました。初めて直接顔を見ることができて、家族が増えた喜びがじんわり心に満ちてきました。
出産まで、毎回の妊婦検診のエコー画像は本当に楽しみでした。第1子の妊娠中は分からないことばかりで不安もありましたが、私以外のもう1つの命が自分の中にあるという喜びをしっかり丁寧に感じることができた貴重な時間だったと思います。不安の多い妊婦の期間も、エコー画像などで、おなかの赤ちゃんの存在をしっかり感じて赤ちゃんをイメージすることで、不安も軽減されていくと感じます。
[ ベビオママ * プロフィール]
39週、身長51cm、体重3303gで長男が生まれました。あんなに小さいベビオだったのに今はやんちゃに成長しています。在宅で仕事をしながら子どもの成長を間近に見守ることができる幸せをかみしめています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。