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湿布を貼るのはNG?妊娠中の薬&サプリメント★気になるQに産婦人科医が回答

更新

puhhha/gettyimages

妊娠中に気になる、薬の服用、使い方について、産婦人科医の小川隆吉先生が、妊婦さんからよく寄せられるちょっとした疑問に答えます。個人差や体調によっても違うので、不安なことや心配なことは、主治医にも相談しましょう。

関連:妊娠中に気になる薬・サプリメントの使い方NG例3つ

Q 目薬や点鼻薬なども注意が必要ですか?

A
目薬や点鼻薬は、使用する量もごくわずか。薬が直接おなかの赤ちゃんに影響を及ぼすようなことはまずありませんが、使用する前に主治医に相談しておくと安心です。

Q ダイエット系のサプリメントは飲み続けていい?

A
胎児の成長には、バランスのいい食生活が必要です。自己判断でのダイエットは厳禁。成分によっては、体に悪影響をおよぼすものを含んでいる心配もあるので、飲むのはやめましょう。

Q 湿布は使わないほうがいい?

A
インドメタシンなど、消炎鎮痛剤の成分によっては、妊娠後期の使用で赤ちゃんに影響を及ぼす心配のあるものも。使用する前に、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

Q 不妊治療の薬を5週まで飲んでいましたが大丈夫でしょうか?

A
不妊治療の薬は妊娠するためのホルモン剤なので、そもそも妊娠に影響するものはあり得ません。不妊治療後に妊娠した赤ちゃんが、薬の影響を受けることはまずないでしょう。

Q 歯科の麻酔や痛み止めは大丈夫?

A
妊娠を告げた上で処方された薬なら、問題はないはずです。自己判断で市販の鎮痛剤などは飲まないようにしてください。また、麻酔が胎児に直接影響を及ぼすことはまずありません。

Q サプリメント以外の栄養補助食品はとっていいもの?

A
栄養補助食品は、食事でとれていない栄養を補うためのもの。本当に必要なものなのか、どんな成分が含まれているものなのか、主治医に相談してからとるようにしましょう。

Q ぜんそくの持病が悪化し、妊娠中も薬を使っています。赤ちゃんへの影響が心配…

A 
吸入ステロイド薬は患部に直接作用するので用法・用量を守れば問題なし。妊娠中に発作が起きないよう、専門医と相談しながらコントロールするようにしましょう。

関連:妊娠中こそ予防接種は必須!インフルエンザから赤ちゃんを守るための生活術

妊娠中に薬を処方されたら、説明をしっかり聞き、勝手に内服を中止したりせず、用法用量を守って使用しましょう。万が一、薬が合わないと感じたり、飲まなかったりした場合は、医師に正直に伝えて。また、自己判断で市販薬を安易に飲むのはやめましょう。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生
日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。セックスカウンセラーセラピスト協会会員、日本不妊学会会員。

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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