近所のママが思わぬ援軍に! 少しずつ仕事復帰し4月入園で保育園に!
ママライターのJUNKOです。20代後半で結婚、29歳で第1子、31歳で第2子を出産しました。長女が7ヶ月のときに時短で仕事に復帰し、1歳8ヶ月より、公立保育園に入れることが叶いました。もう20年ほど前のことですが、私が仕事に復帰できたのは、実は思わぬバックアップのおかげでした。
出産前と出産後の生活の劇的変化
実家が経営する会社には、子ども連れで顔を出してはいましたが、あくまでもメインは子育ての毎日。産休・育休社員の実績はなく、育児休業給付金はあったものの給料はなし。それでも私は、いつから仕事復帰するかの計画もはっきりしないまま、漠然と仕事に戻ることをイメージしていました。
結婚して初めてこの地に引っ越してきた私は、地元の知り合いがいません。知り合いが欲しくて、うろうろと偶然を装って話しかけられるのを待つこともしばしば…。その甲斐があったのか、赤ちゃん連れだと話しかけられやすいことも功を奏して、マンションの先輩ママたちともあいさつを交わすようになりました。
仕事場への復帰は、なんと思わぬきっかけで
そんなある日、同じマンションのママから「お仕事しているなら、同じマンション内で赤ちゃんをみてあげてもいいという方がいるんだけど」との申し出をいただきました。
その預かってくれるという方は、小学生2人の女の子がいて、私より2~3歳上くらいの先輩ママ。そして、幼稚園の先生の資格をお持ちの専業主婦でした。「週に2度、自分の都合の良い日に合わせて預かるので、その時にお仕事に行ってはどうかしら」とのことで、夫も含め何度かお伺いした後、長女が生後7ヶ月ごろから預かっていただくことになりました。
幸い長女は人見知りしないタイプ。先輩ママは毎回伝言ノートにて報告をくださり、安心して預けることができました。
仕事と育児の程よい距離がメリハリのある生活に
そのおかげで、車で30分の職場に週2回、9時から15時半までで、仕事復帰しました。その時間は目の前のことに集中できます。
生地をカットしてプレゼンボードを作ったり、サンプルを作成して送付したり、「営業に出ていたころには手薄になっていたデザイン提案機能も充実させたい」と、やるべきことはいくらでもありました。
仕事をしていると、こんな私でも“お客様や社員から少なからずあてにされている”という自負もでき、生活の張り合いになりました。さらに、夕方迎えに行くときに、子どもに会える嬉しさを改めて実感。四六時中一緒だった時よりも愛しさを強く感じる自分に驚きました。
お世話になっている先輩ママから、ときには「夕飯作ったから一緒にどう?」などとお声がけいただき、自分の仕事の説明や、子育てのアドバイスをいただく貴重な時間を得ることもありました。
保育園への申請、そして預けていた実績が許可
長女が1歳を過ぎた頃、そのママから、「次の4月からは保育園を検討しては?」と、保活のアドバイスをいただきました。また、「そろそろ次の子を考えては?」との提案もあり、「保育園に入ることができれば、第2児出産後も仕事に復帰しやすい」と思い、年明けに申し込みをすることにしました。
初めて保育園へ入るための申請をしに市役所へ。本人もベビーカーに乗せて3度ほど窓口に連れて行きました。また、徒歩15分程度の保育園の見学にも行きました。
そして、先輩ママに預けて仕事をしていた実績のおかげもあって、晴れて入園許可が出たのです。
1歳半で保育園に入園することができた長女。あと半年で妹ができるタイミングだったので、生活のリズムを整えるにもちょうど良いタイミングでした。
実際、入園してから大変なことも多くありました。仕事の責任が増すと、子どもの予期せぬハプニングには対応がより難しくなります。しかし、思った以上に保育園のメリットも実感しました。この時はまだ、次女誕生と仕事へのめりこんでいく怒涛の変化については、まだ予期していませんでした。
[JUNKO*プロフィール]
20代後半で結婚、29歳で第1子、31歳で第2子、2人とも異なる方法で出産。仕事を続けながら出産・育児を経て、現在は仕事の傍ら、駆け出しライターとして奮闘中。子どもの成長は本当にあっという間でもったいないとさえ感じる昨今です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。