妊娠を周囲に知らせていない妊娠初期、辛いつわりをどうしたらいいのか 夫も理解を

つわり症状に悩まされる人が多い妊娠初期。まだ妊娠を周囲に知らせていない場合も多く、悟られないようつい無理をしてしまう人が多くいます。しかもまだおなかが目立たないこともあり、家族ですらその苦しさに気づいてあげられないことも。
そこでたまひよONLINEでは、なるべくラクに乗りきるためのコツを、自身も重いつわりに苦しんだ経験を持つベテラン助産師さんに教えてもらいました。
とにかく体を休めることが最優先! そのためのコツ8
つわり中の妊婦さんにとっていちばん大切なのは、体を休めること。とはいえ妊娠初期はまだ周囲に妊娠を告げるのがはばかられると、妊娠前と同じように仕事をしている人も多く、忙しいもの。つい家事もしてしまいがちですが、せめて家では夫など家族に頼って、自分はしないくらいの気持ちで。
その上で、なるべく体がラクになるためのコツを紹介します。
【コツ1】大きめクッションを使ってラクな姿勢をキープ
家では、自分がいちばんラクだと思う姿勢でゆったり過ごしましょう。抱き枕や大きめのクッションにもたれかかるように座るのがおすすめ!
【コツ2】締めつけない下着や服でリラックス
下着や衣類で体を締めつけると血行が悪くなり、気持ち悪くなることが。とくに下着はマタニティ用や、締めつけがソフトなタイプにチェンジを。
【コツ3】においが気になる人は換気を心がけて、マスクも
まず換気をして空気の入れ替えを習慣に。また、調理中や外出時はマスクをして、においを防ぎましょう。
【コツ4】スマホやパソコンの画面を見すぎない
ブルーライトの画面を見すぎると、自律神経のバランスが崩れ、つわり悪化の一因に。妊娠に関する情報収集も、不安になりがちなのでほどほどにしましょう。
【コツ5】仕事では、なるべく疲れない状況づくりを
働いている妊婦さんは、信頼できる上司だけにでも妊娠初期であることを告げて、可能な範囲で体の負担を減らせるよう相談を。
【コツ6】歯のケアはできる範囲でOK
つわり中は歯磨きがしにくいもの。低刺激の液体歯磨きを使う、デンタルフロスやつまようじを使う、うがいをするなど、できる範囲のケアでOK。
【コツ7】家事は必要最低限に。人を頼って
買い物も料理もできなければ、パパや家族に弁当や総菜を買ってきてもらいましょう。家事代行サービス、ネット宅配などの利用も検討して。
【コツ8】ストレッチ、深呼吸も効果的
激しい運動はNGですが、血液循環をよくするストレッチはおすすめ。深呼吸で交感神経が活性化し、つわりがラクになる人も。
つわりの時期は、とことんわがままになってOK! 体がしんどいことを夫など家族もぜひ理解を。妊婦さんはできるだけラクになる方法を見つけて乗りきりましょう!
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■出典/「初めてのたまごクラブ」2019年秋号
■監修/NTT東日本関東病院 母性看護専門看護師、看護学博士 長坂桂子さん
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